■スポンサードリンク
天使のナイフ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
天使のナイフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上記の抱える問題点や実際に起こっていそうな被害者感情がリアルに描かれている。また物語も読みやすく、面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良い内容なんだけど感動まではいかなかった。それは恐らく著者の筆力によるものかなと。 小説家を目指した頃に書いた作品らしく、文章がやはり稚拙。頭の良い高校生が書いたような文章が個人的に受け付けなかった。 ただ、著者が伝えたかったことはよくわかった。 いろんなことが絡み合いすぎな気はするけれど、少年犯罪について考えさせられる内容になっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筋書きが 複雑過ぎて 付いて 行けない、作者のいとが 今一つ分からない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生後5ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ3人は、13歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。4年後、犯人の1人が殺され、桧山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年法を扱いつつ、事件の真相を多重構造にしているのが作品の魅力。 そして喪失感を時間軸の中で味合わせることに成功しているのも◎ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年法絡みの小説はやたらと社会性を全面に出すことが多いけど、本書は見事にエンタメ性重視してるなぁと感じる。 この著者の表現したいことは至ってシンプルでわかりやすく、おそらく誰もが感じていることで、 罪を犯した人間を更正させる過程の中では、心からの反省と償いの気持ちを持たせるよう導いていかなければならないということ。 人を殺しても「反省している態度をみせなさい、罪が軽くなるから」そう弁護士に諭され、裁判官は「更正の余地あり、反省の色がうかがえる」と甘い判決。 その後はちょっと厳しい学校のような集団生活。 かつて自分の知人は少年鑑別所から帰ってきて開口一番「ハクがついた!」と得意げに言っていた。 国が法律で定めたこのシステム自体に欠陥がある。 許しを得るのは誠心誠意謝ってから、、でもまず犯した罪の重さを学ぶ機会すら国は与えない。 簡単に許されたらそりゃ自覚もくそもない。 色々な立場から加害者と被害者、贖罪、を描いた小説ではあるが、やっぱりリアリティに欠けてしまい、おもしろおかしい推理ものになっちゃった印象。 東野圭吾の『さまよう刃』の方が少ない登場人物の一人一人に説得力があったと思う。 けど一気読みできるくらいのテンポの良さはあった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマゾンのレビュアーさんの意見は概ね安心して読めますね。 某ショップサイトとは大違いです。やはり、「レビューを書くとおまけプレゼント!」とかやらないから良いんでしょうね。 と、脱線はおいておいて。 何名かの方がご指摘の通り ・登場人物が薄い ・詰め込みすぎ この2点は私も引っかかりました。 ミステリーは確かにどんでん返しの良し悪しが作品評価のかなりのウェイトを占めますが、それ以外の部分もやはり大事な訳です。 登場人物のキャラが薄く、何か物語に引き込まれないんです。魅力的な人物がいるわけでもないし、うーん・・・。 その分、本のページ数は他のミステリーと同様ぐらいありますので、即ち、話の展開がそれを補いすぎているという感じです。 話の中で、警察も無能すぎますね。ネタバレになるから書きませんが、現実感の無さに少し醒めたのも事実。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理仕立て、思ったより少年犯罪の闇に切り込んではいないし、犯罪被害者の心の動きを追っているものの、宮部みゆきの作品のように、心をつかまれるような深さも無い、 色々な要素を詰め込んでいるが、全てが中途半端で終わってしまった、意外な犯人を持って来ているが、少し無理がある設定で、現実感も無い、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
常々問題になる少年犯罪について、被害者側の面からみたサスペンスといったところでしょうか。少年たちにより、妻を殺害された主人公。その犯人である少年たちが殺されていくことにより、事件の謎が明らかになっていきます。 物語としてはちょっと偶然に偶然が重なりすぎて、ご都合主義な部分もあり冷めてしまう部分もありましたが、少年犯罪がかかえる問題を知るという意味でもこの本を読むことの意味はあると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1時間程度でさらっと読めて、まあまあ面白かったけど、 なによりとにかく未成年で犯罪犯した人多すぎ。 んなことあるかいと思わず突っ込みを入れたくなるほど。 あと、貫井さんのキャラがありがちなのが気になった。 総評として、エンタメとしては非常によい出来では。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の人も述べている通り、物語が先行していて、登場人物が紙切れのように薄いです。娘を放ったらかしにして、やたらと事件に首を突っ込む主人公には辟易しました。物語を作るためだけに、登場人物を動かしたことがうかがえます。意外性を求めた結果、登場人物はただの駒となったのでしょう。人間らしいと思える人物が非常に少ないです。 ただ、少年法についての描写は素晴らしいので、社会問題を取り扱った作品として読むことは良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーが気になって、一気に読ませてしまうという点ではもっと高く評価してよいのだろう。そこまで読者を引っ張るということは、並大抵のことではない。 序盤から中盤は、描写もうまく、心に響くストーリーが展開していく。しかし隠されていた真相が見え始めると、その意外性がすごいのだが、 あり得ないほどの偶然が重なっていく。少年犯罪にしても、それが珍しいからこそニュースになるのであって、ここまでの連鎖は不自然だろう。 盛りだくさんのごちそうのような脚色なので、もう少しシンプルにすれば自然な作品になったのではないだろうか。 ただ、一気に読んでしまったのだから、そのような作品が賞を受けることは納得すべきことなのだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題材に興味をもって読みました。 が、少年犯罪の加害者、被害者のてんこ盛りにゲップがでそうに。 やりすぎと感じました。 第51回江戸川乱歩賞を圧倒的な強さで勝ち取ったと解説に...。 少年法への憤りがテーマなんでしょうか? 第37回江戸川乱歩賞受賞受賞作家の真保裕一が少年犯罪を題材にした「繋がれた明日」を読んだときは なんともいえない哀切を感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このレビューにはネタバレを含みます。 描きたいことを書いたため現実感が薄れてしまっています。 未成年によって殺人が行われるのは現実でそんなに多いことではありません。 この小説の中では、未成年3(〜5)名(そのうち1(〜3)名が14歳未満、15歳が2名)が殺人を犯し主人公に関わります。 連鎖的に起こった部分はあるにせよ、現実感がありません。 またその被害者の娘が海外に手術にいくほどの重度の病になります。 ちょっと御都合主義過ぎて終盤になるにつれああ小説なんだと現実に引き戻されます。 途中までは楽しく読めましたが、終盤になり真相が判明するにつれげんなりしてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人読書履歴。一般文学通算410作品目の読書完。2012/08/06 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの内容そのものはいい。 題材そのものは良いものを取り上げていると思う。 とてもいい小説だと思う。 しかし唯一、この作品の「大きな減点」は、エンディングも近くなるころに、「あっさりと真実暴露される」シーンだ。 まるで火曜サスペンス・ドラマのエンディングのような安っぽさに幻滅した。 警察に包囲されている人間が、相手を殺そうとする寸前に、相手に全ての経緯を説明して白状するものだろうか? 今にも警察官たちが流れ込んでくる緊縛した状況下で、人間は本当に殺そうとしてる相手に経緯説明、白状、真実暴露するか? そんな時間と余裕があるか? どうせ殺すつもりなのだから、普通ならあっさりと殺すよね? それなのに、長々と最初から最後まで順序良く経緯説明、真実暴露を繰り広げるシーンが、茶番な火曜サスペンス・ドラマと全く同じ。 あのドン臭いシーンが非常に惜しい。 作者はもう少しマシな展開を思いつかなかったのだろうか? 読者が真相を知るまでの流れを、あんな衝撃的なシーンでまとめないほうが良かったと思う。 茶番劇的シーンで、あっさりと数ページで全てが暴露されると、そこまでのストーリーの流れがとても良い感じで動いていたので残念だ。 題材そのものは素晴らしいのに、「手抜きの手法」でエンディングをあっさりとまとめてしまった事が、惜しいなぁ。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ご存知第51回乱歩賞受賞作品。少年犯罪をテーマにしたミステリーの快作。ラストの処は大人で実社会を分かっている人々にはナンセンスです。これが無ければ星4っでした。ただし、練りに練った作品なのは事実で読み応えのある良質な作品でお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年犯罪が題材なので重苦しいかと思いきや展開が速いので読み易かった。 司法では裁けない少年犯罪の歯痒さ、そして“本当の更生”とは何なのか。 中盤の主人公の行動は読んでいるこっちがハラハラし、 思わず「そっち行っちゃダメだって・・・」と声がでた。 ラストに近づく程 ドミノ倒しのように沢山の真実が明らかになるが・・・ 設定が少し強引でどんでん返しも数が多すぎて一つ一つが薄味に感じる。 読み終えた後 頭にはハインリッヒの法則が浮かんだ。 推理のヒントとなる伏線があまりないので犯人を突き止めたいと思う人よりも 単純にどんでん返しを楽しみたい人向けの本だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年法をテーマとしたミステリーは数多くあります。 しかしこの作品は、その全体的に流れる悪意と諦念は出色です。 あらゆる登場人物が根底で不信があり、また長年の恨みを持ち続けているというのは、寒気がするほどです。 少し考えさせられるテーマです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年犯罪を題材にしていますが、、ちょっと期待がはずれました。 作品としては結構おもしろかったのですが、不満点も結構ありました。(下記参照) ・三人の少年に対してあまり憎しみというか、憤りを感じる事ができなかった。 →だから少年達が殺害されていってもスカッとしたカタルシスを感じる事が出来ない。 ・各人の犯罪、行動に対する理由付けがあまりにも丁寧にされすぎていて綺麗事に思えた。 →少年達が妻を殺した理由が突発的な動機では無く脅迫されていた事。 →黒幕的な少女も非常に暗く耐えがたい過去をもっていた事。 →その原因が妻であった事。 ・最後の弁護士のくだりも不必要な感じがした。 とにかく、綺麗にまとめ過ぎた感じがします。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!