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瞬間移動死体
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瞬間移動死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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とにかく話がだらだら長く、そしてくどい。 話が全く先にすすまず読んでてイライラ。 なんとか1/3までは読んだが、もう限界が来て捨てた。 ここまで読んでも殺人も何もおこらない。 つまらなかった、とか以前のゴミ本。 | ||||
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以下、ネタバレを含みます。 全体の30パーセントくらい読み進めて初めて主人公の特異体質の話が出てくる。それまでも匂わせてはいたが、ちょっと引っ張りすぎな感も。全体を通してあまり感情移入はできずのっぺりした印象を受けた。あっちの死体がこっちにきてー、の部分は何となく感づいてしまった。全体を通して好印象です。 | ||||
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お馴染みSFミステリー! タイトルからわかる通り、今回のメインテーマはテレポーテーションです。 瞬間移動能力を利用して殺人に臨む主人公、だけど殺人を犯す前にもう別の殺人事件が起こっていて?という摩訶不思議な序盤から一気に引き込まれます。 相変わらずコントのように笑いを交えてテンポよく進む展開、一癖も二癖もあるキャラ造形、ミステリー小説でこう言うのもなんですが事件が発生しなくとも読んでいて充分面白いです。 しかし人物の感情的な面でもトリック的な面でも、少し強引というか「そんな偶然あり?(笑)」と苦笑いしてしまう力業が目立ったのはちょっと残念。「七回死んだ男」や「人格転移の殺人」で得られたなるほど!という感覚は本作では弱かったかな。 ミステリーの面だけで評価すると☆2~3が妥当という感じもしますが、瞬間移動能力のルールや登場人物たちの喜劇じみたやり取りなど、ミステリー以外の部分では小説として大変楽しめたので☆4。 | ||||
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西澤氏ならではの、自信の体をテレポーテーションできる男が日本からアメリカにいる妻を殺害しようとしたことから起こるドタバタ劇を描いた作品。 大陸を隔てた完璧なアルバイトリックを瞬間移動という設定でやるという破格の作品だが、テレポート能力に色々と制限があるということがうまくストーリーに絡められている。 ストーリーとしては、この超能力でどんな完全な殺人を実行するのかというところに興味が沸くが、途中から謎のアメリカ人の死体がメインの話にスライドしていく。 このあたり、やや話が期待していたのと違う方向に向いていくのは否めないが、最後まで退屈せずに読めるのは評価したい。 | ||||
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意外な展開で最後のおちにやられました。 西澤保彦さんのファンになりました。 | ||||
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1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 ノン・シリーズの一冊で、西澤氏お得意の超能力を題材にしている。使われているのは、テレポーテーション。といっても万能ではなく、制限付きであるところがミソ。練り込まれたトリックで、あっといわせるラストもさすが。 なのに、なんだかすっきりしない作品だった。良く出来ているのだが、面白くない。理由は分からないのだが・・。 まあ、手を抜かずにきっちり構成された作品なので、読む価値はあるだろう。 | ||||
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作者お得意のSFと本格を融合させたユーモアあふれるミステリーです。テレポートは結構ややこしいですが、判りにくいというほどではありませんでした。しかし、主人公のコイケさんの造形はいいですね。怠ける為なら何でもするという愉快なキャラクターが全体の雰囲気を決めています。奥さんとの倒錯した愛情関係なども含めてかなり複雑なプロットを組んでいますが、そこはさすがに西澤氏。ひねりとドンデン返しもなかなか効いていて、着地も見事に決まっています。 | ||||
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西澤保彦の初読だった『七回死んだ男』の巻末、本人によるあとがきで、 氏の著作の評価について、物によって相当なばらつきがあると いうようなことが書いてあって、『うそ~、こんなに面白い物を書く作家の作品が、まさか!』と思ってその後何作か読み進めてきたのだが、最近その意見に納得している部分がある。前述の『七回死んだ男』に相当唸らされただけに、 『とは言っても、ほかのもそこそこは面白いはず・・・』 と読んできたのだが、、、 本書に関しては、読まなくても損はなかった、という感じ。(苦笑) 確かに瞬間転移(いわゆるテレポーテーション)の能力についての 決まりごとや限度などについての設定は、さすがに隙がない。 だからといって、物語の背景自体がふざけているというか、 極端というか、今ひとつ入り込んでいけない雰囲気だった。 主人公が殺意を持つに至ったとされる発言にしろ、 当たり前すぎるというか、ここでこそ突飛なひねりがあってもいいのでは。 『だから~せざるを得なかった』などという推論などに対しても、『ええ~?ここでこの人がこういう状況に陥ったら、絶対にそんな行動に出ないでしょ!』 と突っ込みを入れたくなるような箇所がいくつかあった。 | ||||
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タイトルからもわかるように、作中では死体が瞬間移動する。勿論それには仕掛けがあるわけだが…。 解説の言葉を借りるとこの西沢保彦と言う作家は異常な設定の上に独自のルールを加えてストーリーが論理的に進行するようにしているのだそうだ(確かそんなことを言っていたはず)。 私はそれを知らずに先入観を持って読んでしまったからこの評価なのであって、何の先入観もなければもっと楽しめるでしょう。 | ||||
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