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七回死んだ男



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七回死んだ男の評価: 3.87/5点 レビュー 140件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 61~80 4/5ページ
No.39:
(5pt)

爆笑!

こちらの作者の本を読んだのは初めてなんですが、最高でした!いきなり登場人物の多さに面くらいましたが、心配なかれすぐに頭に入っていきます。キャラ像が。
作中何度笑わされたことか、ギャグがツボにはまるわオチには驚かされるわで言うことなしです。
読んで損ないです!
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.38:
(4pt)

面白い

時間が時々ループしてしまう高校生の主人公。
親戚一同が集まる新年会でループ中に祖父が殺害される。
ループの回数は無限ではなく決まっている。
何とかループ回数が尽きる前に犯人を突き止め阻止しようとするが、
犯人を止めても別の誰かが犯人になり祖父を殺してしまう。一体なぜ?
果たして主人公は祖父を救う事ができるのか。

字がぎっちり詰まってて若干読むのに根気がいるけど面白い。
すべての謎が見事な論理で綺麗に解けます。

七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.37:
(4pt)

途中で少し飽きを感じました。

書店のオススメコーナーにあったので購入してみました。

面白かったので2日で読んでしまいました。
登場人物が少なく、自分も推理を楽しみながら読み進めることができました。
簡単に推理できたと思ったら、全く違う結末でした。

推理にSF要素を混ぜるという面白い設定でしたがいくつかのレビューで見られる通り
途中で少し飽きてきました。
「五回死んだ男」くらいでもよかったのでは‥(笑)
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.36:
(4pt)

『バタフライエフェクト』的な・・・

ある年の元旦、エッジアップ・レストラン・チェーングループの創立者渕上零治郎の邸宅には、その娘たちと孫たち、それに秘書たちが集結していた。長い間音信不通であった娘たちがまた戻っていたのは、零治郎亡き後の跡取り争いのためである。莫大な遺産の相続者の決まらぬまま、新年会がスタートする。その次の二日、零治郎は屋根裏部屋で何者かに殺されていたのだ…本書は西澤安彦の今のところの代表作『七回死んだ男』だ。詳しくは本を手に取ってみてもらいたいところだが、本作で肝となっているのはなんといっても、主人公「キュータロウ」が天から授かった反復落し穴という名の“体質”であり、設定だ。それをもとに、彼は殺人がなぜ起こったのか、そして誰が起こしたのかの追及を開始する。しかし、彼が奔走すればするほど謎は深まるばかり。この小説が、そうしたSF的アイデアを主軸にありながらも「ガス欠」することなく最後まで読み切らせてくれるのは、アイデア一本に頼ることなく、小説として完成度が高いからにほかならない。魅力的な各キャラクター設定、張り巡らされた緻密な伏線と、ラストに畳み掛けられる鮮やかなそれらの回収は、アイデア一発勝負とはいえない、明らかに作家としての力量がうかがえる。ただ、本作が推理小説といえるのかというと、すこし疑問が残る。というのも、この小説を支配するのは、著者が考え彼が続編を書こうとでも思わない限りこの作品一回かぎりの超自然的、超科学的なルールである。そのルール内ではどこまでが許され、何が許されないのか、それを決めることができるのも著者だけだ。だから、この作品のラスト、真相が明かされたときもズルいといわないまでも、「え、うそん」という肩すかし感を抱かざるを得なかった。だが小説として面白いのはうけあいで、ミステリーとして読むならば一級の価値があるだろう。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.35:
(4pt)

おもしろい!!けど…

アマゾンの私への「おすすめ商品」だったので、レビューをみると評価が高く迷わず買いました。で、読んだのですが、おもしろい。でもおもしろさは、アイディアとか設定とかという面で、ぐいぐいっと引き込まれて飯を食うのもめんどくさいとか風呂でも読みたいとかっていうほどでもありませんでした。これは、大きな原因の一つに文体との相性があるでしょうから個人差と言うことで採点には入れていません。あんまり考えたことのない状況の話で(SFミステリだから当たり前ですが)、物語なりストーリーなりは新鮮だとは思いました。ただ、商品説明にもあるとおり、この小説のメインというか肝は、”不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう”というところにあるとは知りつつも、ちょっと反復が長かった…(正確に言うと回数が多かった、ですかね)そのせいか全体として構成に緩みを感じるというか、飽きが来るというか、そのあたりで1点減ですが、もう少し正確に言えば、4.25点くらいでしょうか。いずれにしても小説なので個人差がどうしてもあるでしょうし、上述の繰り返しのくどさが一つの「売り」でもあるのでしょうから、このようなレビューがフェアかどうかも自分でまだ迷っていますが。でも、著者の他の本も読んでみたくなってるから不思議。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.34:
(5pt)

真相に思わず笑みが

なぜ気付けなかったんだ!!あからさまな伏線があるにも関わらず事件の真相に気付けなかった自分に憤慨すると同時にしてやられたと笑ってしまいました。とにかく本格のミステリの名に恥じないできです。あとがきでも述べられていますが、ミステリの場にSF要素を持ち込んだ『七回死んだ男』はついついイロモノ小説と捕えられがちですが、その実徹底的な論理と根拠に基づいた構造をしています。もちろんSFミステリーというジャンルに興味が沸いた方は是非手に取っていただきたい本ですが、パズルミステリ好きの方にも是非是非の一冊!!登場人物全員全員に愛嬌があるのもこの小説の魅力です。実年齢の倍以上の精神年齢を持つ久太郎少年の妙に達観した台詞には幾度も笑わせていただきました。笑エンターテイメント性あふれる小説、誰にでもオススメしたい一冊です。ほんと、すごいですから。
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4061818791
No.33:
(5pt)

何度もある、どんでん返しがおもしろい!

若干、キャラクターの名前が一風変わっているため
取っつきにくい部分がありますが、
内容は、次はどうなるの?の連続で最後まで
かなり楽しめました。
ある一カ所で登場人物が固定されているのに、
主人公の設定だけでここまでのめり込める内容は
すばらしいの一言ですね!
カテゴリー的には、SFミステリーという感じです。
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No.32:
(4pt)

きっちりオチます

ラストの解決編?できっちり落としてもらい、
「面白かった!」とすっきりした気持ちで読み終えることができました。
中盤から類似した内容が続いて展開(反復〜という設定上当然なのですが)され、
先が読めてしまって中だるみとも感じ得る部分では、
まさかエンドレスエイトな結末か…という不安を抱きました。
ですが心配無用、最後まで読んで損は無かったです。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.31:
(5pt)

コミカルで面白い

冒頭、いきなりたくさんの人物が登場して名前を覚えるのに戸惑いますが、同じ出来事が繰り返されるのが本書の特徴ですので、すぐに慣れます。
ありえないSF的な設定ではあるものの、その設定を最大限に活用した秀逸な作品です。
コントのように繰り返されるコミカルな展開に笑いつつ、「なんでこうなってしまうんだろう」という疑問が沸き、最後にスッキリと解消されます。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.30:
(5pt)

私の最も好きなミステリ作品

他の方の評価で十分おわかり頂けるかと思いますが、エンターテイメント性、ミステリー性、キャラクター性どれをとっても非の打ち所のない作品です。
とにかく、読んでいて楽しい!わくわくします!そして驚きの連続!(本のあらすじは他の方の評価に譲ります)。
かの有名な「ひぐらしのなく頃に」も、この作品の根本部分を参考にしたのではないかと思うのは私だけでしょうか。
いささか言いすぎましたが、この作品はミステリーマニアなら是非とも読むべき1冊です。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.29:
(5pt)

とにかく最高!!!

理屈ぬきにおもしろいです。
とにかく読んでみて絶対に損しません。
どの小説がおもしろい?と聞かれら。
真っ先に思いつくもののひとつです。
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No.28:
(5pt)

とんでもない本

読了後、思わず表紙を見つめながら「素晴らしい」と、呟いてしまった。
こんなに夢中になって読んだ本は後にも先にも本作だけだろう。
物語の途中でちょこちょこと入ってくる「違和」や「矛盾」が、最後の最後でぴたっと綺麗にはまる。それこそ、本物のパズルのように。
登場人物も皆個性的で愛着がわいてしまう、特に主人公であるキュータローには愛着を通り越して自分を重ねてしまいそうになるほどだ。
とにかく面白い本なので、未読の方には是非お勧めしたい。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.27:
(5pt)

ミステリだが緊迫した感じはなく笑えた

同じ日を一人だけ9日間繰り返す「反復落し穴」という不思議な体質をもった高校一年生の久太郎。これは毎日発生するわけではなく、月に数回の頻度で偶然発生するのだが、正月のある日、突然久太郎の祖父が殺害される事件が発生し、その日が「反復落し穴」と重なる。祖父が殺害されるのを防ごうと孤軍奮闘する久太郎だが、どんなに頑張っても祖父の殺害を食い止めることができない。
これはミステリなのだが、ミステリにありがちな緊迫した様子はなく、何度阻止しても祖父が亡くなる事件が繰り返される様子はとても笑えた。回数を重ねるごとに新たな事実が次々と判明し、繰り返しの事件でも飽きることなく読めた。また、「反復落し穴」にも思わぬ「落とし穴」があり最後まで楽しめた。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.26:
(5pt)

SFにロジックミステリを持ち込むと

 以前から時間旅行をテーマにしたミステリーがあると聞いていて読みたかった一冊。図書館でないものかとおもっても、常に貸し出し中なのでとうとう購入してしまいました。
 妙に老成した高校生・大庭久太郎には妙な「体質」がある。普通に暮らしている最中にある一日がリプレイされてしまうのだ。リプレイされてしまう日は不定期だが、リプレイされる回数はちょうど9回。野球と同じその最終回のリプレイが確定した事実になってしまう。
 1月2日、親戚の集まった日に祖父が殺されてしまう。ところが、久太郎にとってはそれは異常な事態……祖父は死ぬはずがない……リプレイが始まってしまった1周目には死ななかった祖父が、2周目には死んでしまう。3周目、4周目、久太郎は祖父の死の原因を突き止めてなんとかそれを回避する行動をとるのだが、やはり祖父は死んでしまう。
 ミステリにSFを持ち込んだとも言われますが、どちらかというとSFにミステリを持ち込んだような作品です。奇抜な組み合わせに見えて、これが絶妙。同じ日を9回繰り返すことで、推理のトライアル&エラーを繰り返しながら少しずつ真相を突き詰めていくことや、きちんとミステリの常道に従ったどんでん返しに至るところにちりばめられた伏線。
 とんでもなく面白い作品でした。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.25:
(5pt)

タイムトラベルとミステリー

タイムトラベルとミステリーを合体させた作品です。
主人公がタイムトラベラーなのですが、一般的なタイムトラベラーと違い、自分で制御できない部分が多いので、自由自在というわけではありません。限られた自分の能力の中で、何とか事件を解決させようと努力する様がコミカルに書かれています。
ラストのどんでん返しが、良い意味で裏切られます。正直、3分の1くらい読み進んだところで、犯人がわかった気になっていましたが・・・。
ミステリー好きよりも、SF好きの人に読ませたい作品です。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.24:
(4pt)

推理小説ではなかった

推理小説を求めて手にとった作品でしたが、謎解きのカタルシスよりも作品のエンターテインメント性に目を引かれました。
おそらく序盤の「主人公が時間を跳躍してしまう」という設定説明の部分で、引っかかってしまう人は少なくないだろうと思います。
でも、それで作品の底を知った気になるのは早すぎます。
なんとか事件を食い止めようとする主人公と、次から次へと湧き出てくる事件の種。
そのいたちごっこに「まだ出てくるのか」「次はこれか」と笑ってしまいます。
出てくる要因をひとつずつ潰していって最後に残った謎とその結果に、分かってた人もそうでない人もニヤリとしてしまうはず。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.23:
(5pt)

君は【反復落し穴】から抜け出せるか?!僕は底で死んだ。だって、しつこ、、、

七回死んだ男―目次
・とりあえず事件のさわりだけでも―9
・主人公は設定を説明する
・登場人物たちが一堂に会す
・不穏な空気はさらに高まる
・そして事件は起きる
・やっぱり事件は起きる
・しつこく事件は起きる
・まだまだ事件は起きる
・それでも事件は起きる
・嫌でも事件は起きる
・事件は最後にあがく
・そして誰も死ななかったりする
・事件は逆襲する
・螺旋を抜ける時
・時の螺旋は終わらない―337
愉快だねぇ。。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.22:
(5pt)

ゲーム的リアリズムの先駆的(!?)作品

本作の主人公・大庭久太郎は“反復落とし穴”にはまると、
同じ時間を九回繰り返すという特異体質の持ち主。
つまり、一回目から八回目までの時間はいわば「リハーサル」に相当し、
最終決定となる九回目に向け、より良い改変を目指し試行錯誤する場となります。
久太郎の身内が一堂に会する正月。
彼の祖父の変死体が発見されます。
ちょうどその時間に“反復落とし穴”にはまった
久太郎は、なんとか祖父を救おうと奔走します。
しかし、犯人と思しき容疑者を祖父から引き離し、犯行を未然に防ごうとしても、
その度ごとに新しい犯人が現れ、祖父は殺され続けてしまい……。
本作では、主人公が九回同じ時間を繰り返すという
ルール自体は絶対で変更されることはありません。
そのため、八回目までの「リハーサル」は緊張感に欠け、
中だるみするのではないかと懸念する向きもあるかと思います。
しかし、散りばめられた小さな謎、そして隠されていた人々の関係や思惑などが、
次第に明らかかにされていく展開は、手元にミッションをクリアするための材料が
少しずつ揃っていくようなゲーム的興味を十分に満たしてくれているといえます。
さて、本作のトリックは、久太郎が認識している
主観的な時間と客観的な時間との齟齬がポイント。
最後の最後で明かされる久太郎の「勘違い」も、この作品世界においては、
他のどんな法則よりも、時間反復が優先される、ということの証なのでしょう。
▼付記
  時間反復という条件下で、挫折を繰り返すという本作のプロットは、
  メガヒットとなった某ノベルゲームの元ネタのような気がします。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.21:
(5pt)

西澤先生らしさ満載

設定のとんでもなさと、技巧が見事に融合した一作。
西澤先生の最高傑作のひとつという評も頷けます。
あとがき解説にも納得。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.20:
(5pt)

だまされる

 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 著者の初期の傑作。
 お得意の超能力ものだが、その能力が持ち主の自由にならず、ほとんど役に立たないというところが面白い。また、それであるからこそ、ミステリとして成り立っている。全能の人物が登場してしまったら、謎は存在しなくなるのだ。
 考え抜かれた構成で、ついついだまされてしまう。こんな落とし穴があったなんて、と呆然としてしまうこと請け合いだ。細部も凝っているし、ストーリーにも工夫がある。
 読んで損のない一冊だろう。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791

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