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西の魔女が死んだ



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西の魔女が死んだの評価: 4.20/5点 レビュー 513件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全404件 381~400 20/21ページ
No.24:
(5pt)

良い作品です!!!

これは色々なことが詰ってる本。始めは普通なんですがだん②惹き込まれていきます。まいの深い奥底の気持ち、おばあちゃんのまいへの愛。おばあちゃんは「死」についてまいに話します。内容は言えませんが、読んでるこっちも、おばあちゃんの優しさを感じました。読んだ後は、なんとも言えない気持ちです。言葉にはあらわせれません。本当にイイ作品です。みんなに読んで欲しいです
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
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No.23:
(5pt)

とにかく感動です

 読み始めたときは、なんだこれ、って感じの、フツーの本でした。ただ主人公のまいとおばあちゃんがすごした時のことが書いてある本だと思いました。でも!私はラストのある一行で、主人公のまいといっしょにわあわあ泣きました。ティッシュが何枚あってもたりないくらいでした。何度読んでも泣けるんです。おばあちゃんっ子の私には、寂して、悲しくて、幸せすぎる本でした。ヘンなことしかかけなくてごめんなさい。でも、本当にそういう本だと思うんです。まぁ、それは私としての感想ですが。でも、読んで損はしないと思います。それどころか、いろいろと学びました。ネタバレになるので言えませんけど! それから、梨木香歩さんの「裏庭」もオススメですよ!ぜひ読んでください!
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.22:
(5pt)

やさしい気持ちになります。

主人公とおばあちゃんのふれあいから、とても暖かい気持ちになりました。自然を慈しみ、そこに溶け込んで生活をする二人から、肩肘を張らない、ありのままの自分と向き合えるような気がしました。自分を愛し、周りを大切にする、あたりまえのことだけれども、すごく大切なものをこの作品から得られます。一人でも多くの人に読んでもらい、梨木香歩さんのやさしさに触れてほしいです。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.21:
(5pt)

やさしさに包まれている

あたたかく、懐かしい作品でした。形式的なしきたりの上で成り立っている友達関係に疲れを感じ、不登校になった少女が、「西の魔女」ことおばあちゃんの家に居候し、共に生活する物語。読みながらいろいろな思い出がよみがえりました。友達のことや、亡くなった祖父のこと。どれもが優しさに包まれた思い出です。そうした優しい思いを思い起こしてくれる作品です。ラストでは体に震えを感じるほど感動しました。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.20:
(5pt)

自然をいとおしむ心

 主人公・舞とおばあちゃんの生活がとても丁寧に描かれていて、そこから「自然をいとおしむ心」の大切さがすごくよく伝わってきます。舞がおばあちゃんと生活することで学ぶ家事は、どれも自然を愛し、また手間暇をおしまず心をこめてすることで初めてできることです。魔女修行もそこにつながっていると思います。そしておばあちゃんが教えてくれた大切なこと。人間の一番根本のところをすごくわかりやすく教えてくれます。 私にとってこの本は今の自分の生活をちょっと見直してみよう、そう思わせてくれる、そんな本でした。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
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No.19:
(5pt)

新しい自分と出会う物語

魔女はこの世にいるものだと教えてくれたおばあちゃん。そのおばあちゃんとすごしたきらりと光る一時期を中心に描かれたお話です。主人公のまいほどではないとはいえ、学校があまり好きではない私にも、「学校にいきたくない」という思いは痛いほどわかりました。中学校という子供でも大人でもない、中途半端な心と身体をもてあました人たちがたくさんいるところで、強くいきられるようになるコツをおばあちゃんは教えてくれたような気がします。おばあちゃんとの体験を胸に、本物の魔女になって欲しいです。そして彼女の子供にもそれを伝えて欲しいなと思います。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
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No.18:
(5pt)

サンドウィッチ

梨木香歩入門書。じんわり染み出してくる生活感が、この作家の醍醐味です。掃除に洗濯、そして食事の支度。何気ない日常がうれしくなるくらい楽しげに愛しげに描かれています。キンレンカのサンドウィッチがまたおいしそうなんだ!日ごろの忙しさにかまけていい加減にやりすごしてる「生活」を少し見直してみるきになりました。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
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No.17:
(4pt)

西の魔女の言葉をかみしめながら

 庭の緑のつややかさや植物の芽吹きに心動かされるおばあちゃんは主人公の少女まいに語りかけます。 「庭は毎日変化します。そして仕事をします。私はそういう毎日のほかにどんなことも望みません。変化を前もって知ることは、私からsurpriseの楽しみを奪います。」 しかしまいは「私にはそういう生活を続けることはできない」「だって、学校があるじゃない」と反論します。わき目も振らずに生きることを求められているまいは、おばあちゃんの生き方と共振することは許されていないとかたくなに信じているかのようです。この時のまいにとって庭の草木はまだ人生の夾雑物でしかありません。 何かにせきたてられるように生きる毎日の中で、ほんの一時(いっとき)だけわき道へそれて立ち止まってみると、人生の不思議、人や自然のいとなみが本来かかえているはずの豊かさといったものに気づくことがあります。まいは、まさにそうした一時(いっとき)を西の魔女であるおばあちゃんのもとで過ごすことで、みずからの日々をゆったりと見つめてみる機会に恵まれます。 「まいもようやく思い出した。今日は昨日の続きだった」(121頁)。 なにげないこの一行がとても示唆に富んでいます。人生にはリセット・ボタンがありません。常に今日は昨日の続き、そして明日は今日の続きです。明日をより豊かにするために今日を懸命に悔いなく生きる。そのことの大切さに、物語の後半にさしかかってまいは気づき始めます。 「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない」「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありません」。 そっと心にしみいるおばあちゃんのこの言葉を人生の折々に幾度もまいは思い出しながらこれからを歩んでいくのだろうな。読み終えた後にそんな思いに包まれる佳品です。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
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No.16:
(5pt)

私の心に一生残る本です

普段は読まない感じの本なのですが、感動する、泣けるという評判を聞き、購入してみました。読んでいる間も「ほんとに泣けるのかよ・・」という気持ちでいましたが、みなさん同様泣きました。電車の中だったのでこらえるのに必死でした。小さな頃、おじいちゃんおばあちゃんっ子だった私は成長するにつれて、だんだんと離れていきました。おじいちゃんおばあちゃんを大好きだったことを忘れていた気がします。この本で、やっとそのことに気づいた今でも祖父祖母4人とも健在であることがどれほど幸せなことか・・何年か先、彼らの死に直面したとしても、この小説を思い返して「死ぬことが悲しいこととは限らない」と自分に言い聞かせたいと思っています。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.15:
(5pt)

生きていくのは大変だけど

「最後の3ページ、涙があふれて止まりません」という帯に惹かれて買ってみました。こんな薄くて、しかも字の大きな本で、ほんとにそんなに感動するのかな、と思ったら、最後まで一気に読んでしまい、しかも涙を堪えるのが大変でした。(電車の中で読んでいたもんで。) 「死」というのは、暗く、悲しく、苦しいものとして描かれがちですが、この本の中ではその「死」さえもが清々しく感じます。自分の足でしっかり立って生きていくというのはどういうことか、おばあちゃんはまいに優しく、でもある種の厳しさを持って教えていきます。 つまらないことでおばあちゃんとけんかをして、心にしこりを残したまま別れてしまったまいは、おばあちゃんの言った通りに”魔女修行”に励みます。その甲斐あって、亡くなったおばあちゃんを訪ねたときに、まいは自分の心が本当に聞きたいと思っていた声を聞くことができるのです。光のシャワーを燦々と浴びるように、おばあちゃんの愛情がまいに降り注いでいく様が目に浮かぶようで、なんだか自分までおばあちゃんの庭に立っているような気がしました。 この作品を子供の頃に読んでいたら、どういう風に受け止めたんだろう。自分が親となった今は、中学生の女の子同士の付き合いの中でグループに属せなくて苦しむまい、家庭を守るのが女性の仕事と考えるおばあちゃん、家事より仕事が好きというまいのママ、それぞれの気持ちが少しずつ理解できるのです。子供も大人もそれぞれの視点でいろんな受け止め方のできる珠玉の短編だと思います。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.14:
(5pt)

ほんとに。

買おうと決めたとき、帯に「最後の3ページ泣きました」みたいなことが書いてあって「ほんまかいな!」と思って読んでみたら泣きました。この本を読んでいるとき私はすごく素直になれました。まだ私は子供ですが汚れた心も持っています。でも、読んでいる間その汚い心は出てこれないんです。それくらいこのお話は何か神秘的な純粋なものを持っている本です。ぜひ、泣いてください!
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.13:
(5pt)

安心して、泣いてください。

表題作では、主人公と、主人公の祖母(=西の魔女)の生活から、主人公の成長を。ささくれは誰にもあるけれど、ささくれを残さないのは、こういう日々なんだと思う。きっと、すくすくと育つ環境も同じ。どんなときでも、自分で身につけた魔法があれば、そこに立っていられる。そんなお話です。安心して、泣いてください。そんな生活を送った主人公だからこその、続編。本当に、たくましく、ステキに育っているねえ・・・。と、なぜか、読者が目を細め、感慨深くなるお話です。2作とも、親子で読んでほしい児童文学。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.12:
(5pt)

魔法があったらいいのにと思う一冊

本書は、中学ç"Ÿã®å¥³ã®å­ã¾ã„が、大好きなおばあちゃã‚"とひと夏ã‚'過ã"すã"とで、å'©ã‚Œã¦ã-まった社会、自然、自分とのé-¢ä¿‚ã‚'回復ã-ていく物語。学校でおã"る女の子どうã-の人é-"é-¢ä¿‚に悩ã‚"だり、死の恐æ€-に胸ã‚'ã-めつã'られたりã-ながら自分のなかの透明な部分ã‚'澄ませていくまい。自然のままに、ありのままに暮らすおばあちゃã‚"から、é­"女の特è¨"ã‚'å-ã'ながら自然の力ã‚'吸収するã"とで、まいはその透明さã‚'å¢-ã-ながら心の健康ã‚'å-り戻す。自然の美ã-さ、まいの心の透明感、おばあちゃã‚"の優ã-さとæ'žå¯Ÿã§ã€èª­ä¸­ã¯ã¾ã‚ã‚Šã®ç©ºæ°-が澄ã‚"で見えるようなすがすがã-さだった。また、まいが「自分の足でまっすぐたつ」というé­"法ã‚'身につã'ていく過程で、自分までé­"法が使えるようなæ°-がã-て、楽ã-くなってã-まった。ã!¾!!いの透明感、オールド・ファッション、一é€"にひとつのé"ã‚'めã-す鳥たちと自分のç"Ÿãæ-¹ã‚'持つ人たち。ああ、本å½"にé­"法があったらいいのに。そう思わずにはいられない、みずみずã-い一冊。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.11:
(5pt)

一番好きな本です。

読み終わって(泣いてましたが)胸がほかほか温かくなる本でした。忙しくて周りが見えなくなったとき、人にやさしくなれないとき、どうして人は自分にやさしくしてくれないんだろうとキリキリした気持ちになったとき、もう一度読み直したい大切な本です。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.10:
(5pt)

いい本に出遭えたと思います

魔女といってもファンタジーではなく、傷ついた少女が立ち直って行く様を描いた現代小説。まいのその後を描いた『渡りの一日』では、おばあちゃんのいう魔女の修行をきちんと守っている彼女がいます。とても気持ちが軽くなる小説。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.9:
(5pt)

愛・自然

本を読んで初めて泣きました。不登校、気まずいままの別れ・・・様々なシーンが私に重なりました。・・・だからでしょうか。でも決して悲しいお話ではないんです。なんといってもこの本の魅力は、自然!この一冊で、お腹いっぱいに自然を満喫できます!そしてこの主人公はその純真な自然とおばあちゃんに包まれ生まれ変わるのです。きっとこれを読んだらあなたも生まれ変われるはず。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.8:
(4pt)

自分で選ぶという生きかた

美しい自然の風景や、羨ましくなるほど安らぐおばあちゃんの生活等、良い点・気になる点は山と挙げられますが、一番感じるのが、文章の独特さ。淡々と落ちついた、温かみある言葉選び。なのに、どこか客観的な印象を受ける。突き放してはこないけれどどこか距離を感じる。場面場面でそれぞれの心の声が出てきたり、「まい」がいないはずのシーンが描かれたり、読者はまるで「神の視点」から全てを見下ろしているよう。物語に入り込みつつも客観的立場を自覚している、というなんだか不思議な読書感覚で読み進む。登場人物と同化するのではなく、自分は自分として物語と関わっていく。「どうとらえるかは読者次第」と作者に暗に示されているような気さえしました。作中においても、それは表れます。「まい」は田舎の生活で自分の生きかたを見つめ、元気を取り戻しますが、「ここにいてもいい」というおばあちゃんの言葉は即座に拒否してしまう。そこでの生活は穏やかで、優しくて、愛しいはずなのに、「私はおばあちゃんみたいには生きられない」と思っている。その後『渡りの一日』で、偶然出会った女性トラック運転手の姿を見て「自分たちもこうして自ら道を選び、進んでゆくのだ」と中学生になった「まい」ははっきり感じている。家を出て仕事をするという、おばあちゃんとは全く違う生きかたを選んだママのように、「まい」も田舎での日々を心に残しながら自分なりの生きかたを探し選んで行く。どちらの生きかたが正しいとかより良いとか、そんなことは誰にも決められない。どれも正しいし間違ってはいない。これは幸せに生きられるかどうかの判断は、自分自身の中で決めるべきものなのだ、という作者のメッセージではないでしょうか。自分で考え選ぶこと、その気持ちの大切さを、読書という行為を通してさえ伝えてくる、とても珍しく素晴らしい作品だと心から感じました。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.7:
(5pt)

大好きな一冊。

本を好きになる理由のひとつとして、主人公と自分の共通点の多さが挙げられる。と、言ってもわたしは本を読むという行為はあまり得意なほうではない。3行読めばすぐに飽きてしまう。ところが、この本は違った。読み始めて、すぐに「読み終わったら何かが起きそう」と直感した。1日で読み終えてしまった。心がスーっとした。何度も読み返したくなった。主人公のまいと、私の共通点が多すぎた。日々、感じてること。今おかれている状況。人の発言に対して心の中でつぶやくセリフ・・・。わたしも不登校だった。いじめとかはない。ただ、なんとなく行かなくなったんだ。だから、まいに対して親近感が沸いた。西の魔女のおばあちゃんのまいを見守る姿も大好きだ。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.6:
(4pt)

癒されました。

「魔女の修業」として、精神的に成長するために必要なヒントがちりばめられていた。強くもやさしいおばあちゃんが傷つきやすい少女を包み込み、少女は元気を取り戻していくのだが、読んでいくうちに自然と、もうとっくに大人の年齢になっていた私の心も癒された。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.5:
(5pt)

読んでみて。

この本を読んでみて、私は価値観が変わりました。柔らかな、涼しいお話です。まい(東の魔女)と、おばあさん(西の魔女)の、日々の生活にとても憧れます。ぜひ一度呼んでみてください。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107

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