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カノン
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カノンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ハルモニアに続く、音楽もの。 今回のテーマは、ベースが少しありきたりなようなきがする。 教師という選択をした音楽をめざした瑞穂が、 青春の時の合宿にさかのぼりながら、 フラッシュバックさせていく。 カノン いわゆる輪唱 フーガの技法 反進行と拡大によるカノン 香西康臣 小田嶋正寛 小牧瑞穂 ナスターシャ 岡宏子 の群像たち。 | ||||
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はた迷惑なやつだ、としか思わなかった。 情緒ってモノに欠けるタチなんで。 退場は大人しくしとけよ。 としか…。 程々に楽しみました | ||||
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篠田女史の書く「音楽作品」の1つであると思う。が私はあまり彼女のこれらの作品が好きではない。音楽書から得た知識なのかどうかわからないが、不必要な説明・描写が多い。 技巧・音楽理論・作曲法における専門的な説明はこの際、蛇足ではないだろうか。 餅は餅屋、である。 確かに、学生時代の思い人が死の直前に残した演奏テープには「カノン」がおさめられていた。しかしタイトルにするほど作品と深く関わっているかは疑問である気がする。 「異色ホラー」と紹介されているが、ホラーではないと思う。が、薄気味悪さは感じた。 もっと、深い何かを期待して読み始めてしまったので、少し物足りなさを感じるのかもしれない。他の作品に見える篠田女子の厭世観のようなものが感じられない。 少し輪郭のぼやけた作品に思えてしまった。 | ||||
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ヴァイオリン演奏の描写、最後の正寛との山岳での場面などは素晴らしい。そうした状況を描きたかったのかもしれない。それならば十分に成功している。しかし、香西の自殺の理由や、正寛の山行きの理由が分かり易いとはいえない。宏子の変貌についても、もう少し描ききって欲しかった。楽しみながら読むことが出来るが、結果としては中途半端な作品となってしまったのではないか。 | ||||
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小学校の音楽教師・瑞穂に渡された、自殺した学生時代の恋人が、弾いていたバッハの「カノン」のテープ。そのテープを再生するたびに起こる奇怪な事件。 ホラーとありますが、怖さはありません、むしろ音楽とは何か?を問う純文学に近いのでは。 | ||||
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