■スポンサードリンク
カノン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カノンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
篠田節子さんの作品は「社会性を持たぬ天才の苦悩と地に足をつけて生きるも天才に焦がれる凡才」が多すぎませんか? ハルモニアは面白いと思いましたがこうも何度も同じ設定で書かれると食傷気味になります。 一番おかしいと思ったのが主人公がチェロの構え方を忘れていた点。 プロを志していたような人間はそう簡単に忘れないのでは…? 中学の部活レベルの自分ですら担当楽器や、何だったら小学校で習ったソプラノリコーダーの運指も練習曲も覚えているのに…。 そのせいで作品全体のリアリティが皆無になり、説得力に欠ける薄っぺらな作品になってしまったような気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公たちは人生の折り返し点に立って過去を振り返り、自分の安逸な日常には何の意味もなかったと気づく。 本当の自分は安逸な日常を生きられない特別な存在なのだ、だから過去を捨てて新しい人生を行きるのだと、自分勝手に納得する。 自分の人生だから、仕事も家庭も放り出して構わない。我が子は我が子で行きれば良いと勝手に決めつける。 あまりの無責任さに呆れた。 モダン・ホラーかと思いきや、ナルシストの自己満足を読まされただけ。 この本を読むことに何の意味もない。時間を無駄にした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
聴こえるバイオリンの音も、自殺したはずの香西の姿も、すべては瑞穂の心が作り出す幻なのか?それとも現実なのか?過去を忘れ、平凡に生きる日常に、不安は波紋のように広がっていく。人の思いとはこれほど強いものなのか。そして、その強さは死をも超越するものなのか。置き去りにしてきた過去の自分をしっかり見つめたとき、そこからまた新たな人生が始まる。瑞穂もそうあってほしいと願う。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!