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アクアリウム



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【この小説が収録されている参考書籍】
アクアリウム
アクアリウム (新潮文庫)

アクアリウムの評価: 3.71/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

初めっから終わりまで

自分には理解できない世界だった。 楽しめる部分もなく、「訳分からん」としか言い様がない。 煙に巻かれた感じ。
アクアリウム (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アクアリウム (新潮文庫)より
4101484112
No.3:
(2pt)

中途半端にしたまま燃やしてしまった,という本

本の書き出しはさすがに上手い。作者の筆力の高さが表れている。
「男を翻弄する一見無邪気な女性」「イルカ(のような生き物)との不思議な交歓」「環境団体の実態や人間模様」など主題にすべきような好題材をふんだんに持ちながら最後は主人公の意味不明な暴走によって幕を閉じるという何とも不出来な本。ちゃんとプロットを組んでから書いたのだろうか。
本の中ほどで宇神勝臣が「君が、なぜそんなに入れ込んでいるのか、あえて聞かないことにするが、1つ忠告しておく。あれは危険な生き物だ。
」というくだりがあるが,この線で行って欲しかった。頼む,篠田節子,もう一回書いてくれ。
アクアリウム (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アクアリウム (新潮文庫)より
4101484112
No.2:
(1pt)

度し難いバカ女が目障りな上

メルヒェンとしても、話が進むほどにメルトダウンして行く。実直な公務員がファナティックな性格に変貌する部分も、本来なら圧倒的な説得性がなければならないのに、その肝心の部分がメルヒェン頼みでは…。その合間合間に、件の身勝手で非常識なバカ女が出て来て鼻白むこと夥しい。どうやら筆者の同性フォビアが、ストレートに出てしまったように感じる。唯一緊迫感を感じるのは潜水のシーンだが、読了後のざらついた後味の悪さは如何ともし難い。筆者の作品なら、他を選ぶに如くはないか。映像化されていないのが救い(笑)。
アクアリウム (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アクアリウム (新潮文庫)より
4101484112
No.1:
(2pt)

盛り下がり

 亡くなった友人の死の謎、その恋人への秘めた思い、
暗く危険な地底湖とそこにいる不思議な生物で物語の
初期は楽しく読める。エアが十分ない時の脱出劇も
はらはらして面白い。
 しかし、中盤からは物語の質がガラッと変わる。
環境問題デモの説明的な文が始まることで、主人公の
細やかな心情の機微が失われ、説明的になってくるのだ。
文章のリズムが失われ、徐々に独りよがりな行動をする
主人公に共感はしづらい。
 最終的には何も解決しないし、不思議な生物が何なのか
の説明もない。友人が死んだ理由も曖昧。伏線の使い方が
雑で納得感がない。人間関係に配慮がないために、様々な
人物が物語にとって不必要に見える。ひとりひとりの心情
に対する心配りがないために、生き生きとしていない。
 導入が面白かったので残念だ。
アクアリウム (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アクアリウム (新潮文庫)より
4101484112

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