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粘膜人間
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粘膜人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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読んでいくうち不快。だんだん疲れて、ホラーは疲れるものが多いけど、疲れて。 河童の頭の悪さや主人公の悪どさは割と良かった。 ただ思い出せるシーンは拷問のところだけども何をしたのかはっきり思い出せない | ||||
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グロい描写がいただけないため全体の評価は☆3ですが ストーリー展開などは非常に巧みで、この部分は☆5です。 グロい部分の書き方を少し軌道修正すれば、デビュー当時の 乙一に迫るような気がします、今のままでは完全に才能の無駄遣いです。 次回作に期待したいと思います。 | ||||
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読後の私見。 全体的にはいい感じにまとまっていると思います。 内容としては、2人の義兄がカッパに義弟の殺人依頼をするところから始まります。 1章ではカッパ対義弟 2章ではカッパへの贄である女の話。 3章では頭部を半分なくした主人公(義弟)が、 不思議な術で体が元に戻る話。 第二章の髑髏という自白剤を使うシーンやその前あたりから、 久作のドグラマグラを直感的に意識したが、 内容はその足元にも及んでおらず、 だらだらと間延びした内容で退屈しました。 もう少しコンパクトにまとめた方が、 恐ろしさ、怖さ、なんかヤな感じがよく伝わったと思います。 残酷な話を書けば皆が恐怖するわけではなく、 日常に潜む狂気やぼんやりとした不安を恐れる人もいますよね。 そういった種類の人間には第二章は甚だ退屈ですね。 あと身長195センチ、体重105キロの筋骨隆々の小学生、 ホラー小説だったら何でも許される、 どんな奇抜であり得ない設定でも許される、 なぜならそれはホラー小説だから。 という書き方、考え方は作者がホラー小説を建前に、 安易に逃げているように思えます。 その辺が残念なところだと思います。 | ||||
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河童や、拷問薬の「髑髏」にまずやられてしまった。 今まで読んだことの無い、世界がこの本の中では広がっている。 しかもこの世界はどうやらちゃんとした民族学の知識に基づいているらしいのだ。 所々、途中で切断されてしまったようなエピソードと最後の結末の箇所が納得できなかったので星を3つとしたが、完全に書ききっていれば文句なしの星5つだった。 | ||||
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まず「粘膜人間」というタイトルと表紙の不気味さで読む人を うまく選んでくれているというか振り落としてくれていると思います。親切です。 うかつに手を出すとものすごく後悔する本だと思うので。 たぶんベタベタしていて気持ち悪い話なんだろうなあと予想して読みましたが 予想以上にグッチャグチャのドッロドロな内容でした。ベタベタどころの騒ぎじゃない… このご時世によく出版したなあといっそ感心したほどです。 何度途中で読むのをやめようとしたかわかりません。最後まで読みましたけど。 読了後は軽く虚脱状態でこの本をぼんやり眺めていたりしました。 伏線だと思っていたことがまったくスルーされていたり、なんでこのエピソードに こんなにページを割くのかとよく理解できない部分があったり、え?これで終わり? というラストだったりなど気になるところもいくつかあるんですが、全部軽く吹っ飛ばすほど とにかく凄絶に次ぐ凄絶のオンパレードでした。 媚びも容赦も救いも一切ありません。(たぶん) これが著者のデビュー作のようですが、残虐描写に関して言えば並大抵のホラー作家は この人にぺろっと食われてしまいそうで空恐ろしいです。 あまり前に出すぎず、一部の濃いファンに熱く支持を受けて変に丸くなったりせずこの味を ガッツンガッツン高めてどんどんやばいところまで突っ走っていくのが幸せなタイプの作家 ではないかなと思いました。 とりあえず大きい声でおすすめ!とは言い難いです。 でも需要のあるところにはしっかり届いてほしいと思う。そんな本でした。 | ||||
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