■スポンサードリンク
殺人鬼フジコの衝動
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺人鬼フジコの衝動の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 1~20 1/7ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 映像化された際の装丁でしょうか、既に帯のないものを入手したので帯には何が書いてあったのかはわかりかねますが、「最後の一頁にきっとあなたは驚愕する…長篇ミステリー」とあります。 つまるところミステリーであること、そしてまた驚愕する様な何かしらのどんでん返しが仕掛けられてるだろうこと、を最初から想定して読む羽目になります。 この本自体は平積みされていたのを見たのでしょうか、それとも映像化の際にあらためて宣伝されているのを見たのでしょうか。 キャッチーなタイトルでもあり書店でもどうしても目に入りますので、いつかは読まないとかなぁ、なんて思っていましたがその機会がやってきました。 冒頭の1章目を読んで、引きずりたいような話ではないので、あぁこれは長くとも2日以内に読了してしまおう…と。 半日で読み終えました。 そうですね…この話は文学や物語ではなくミステリーとして書かれているという認識で評価すれば、まさに上記の装丁のせいで、1つ目の仕掛けは特に何のひっかけにもなっておらずそうだろうなぁ、としか。 そうすると自動的に考える羽目になる2つ目の仕掛けについてもやはり半分は当たってしまいましたし、もう半分についても正直匂わせもありましたので恐らくそうだろうなぁ…と思って読んでいました。 つまるところ、装丁でネタバレするのやめて欲しい。何の予備知識もなく、疑わせることもなく、「え、それってそういう仕掛けを入れてたの?」って思わせてほしい。 せっかく極端な思考回路の人物を登場させているわけだから、ただ文学として読ませておけばよかったのに、なまじ「ミステリー」であることを書いてしまうから、こうなる。 自分でも2つある仕掛けのうち1.75個を分かってしまうくらいだし、それらが全部分かったとて「驚愕」しないレベルの作品でしかない。 結論、カバーが悪い。つまり、出版社が悪い。 まぁ独特の世界観があり、半日で読み切るに至ったというところで☆+1くらいかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ひとつのエピソードの始まり方でもうそのあと何が起きるかわかるので読んでいて楽しくないし、そのエピソードや登場人物のキャラ付けもテンプレでまったく目新しさがなく、「あなたは母親と同じ人生を辿る」っていう表現があまりにしつこくてもうわかったから黙ってくれとイライラする。 殺人シーンの「むぐぐ、むぐぐぐ」は最早ギャグとしか思えないし、そもそも大の男を普通に考察しまくってるけどフジコはどんだけ怪力設定?? 腑に落ちないと言えば何で殺されたカナリアがうまいこと止まり木に止まり続けてたのかもわからん。 後半に入る頃には作者が書くの飽きたとしか思えない会話文中心の詳細な描写をはしょった文章の羅列で、作者にやる気がないのは読み手にももちろん伝わるので読書スピードは落ちる一方。真相もつまらなくて何でこんなものが50万部も売れたのか本気で謎。 買ったことを後悔した。 あと余談ですが、こういう虐待を取り扱った小説って必ず「自分にも子供がいるので読んでて辛い」とレビューする人が複数出てきますが、本人たちに他意はないのはわかるのですが、子供の虐待を苦しく思うかどうかは想像力の問題で実際に子供がいるかどうかは関係ないし(現にこの小説の母親は虐待なんか気にもしない奴だし、現実でも我が子を虐待したり死に至らせてしまう奴も大勢いる)、「子供がいない人は自分ほどにはその辛さが理解出来ないでしょう」とやや子持ちマウント取りながら言っているようなものなのであまり書かない方がいいんじゃないかと思う。どうしても書きたいなら「作中で虐待されている子供を我が子に重ねると辛かった」とかの方がいいのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| フジコの一生が描かれるが、時代を考えたら、本当に居そうで怖い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 怖かった。でも主人公の気持ちも分かる。こんな人生だったらって思うとゾッとする | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本作品を、ミステリと呼ぶかホラーと呼ぶか…。 どちらでもなく、単なるネグレクトの経験から殺人の罪悪感のないサイコパスの成長を述べてるだけ。 作中の誰にも感情移入出来ず、つらつらと読み進めるだけ。 読んでいた時間を返せ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一気に読める | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| このぐらいの時系列を書こうとすると普通だと超大作になってしまう気がするのですが、この作者はどんなお話でも「キュッ」と脚本的にドラマの尺に収まるように(?)、読者を飽きさせず一気に読ませる書き方が超一流だと思います。読んでいてクドイとか、そういう心理描写は必須なのか?などという違和感や気持ちの寄り道しないで直ぐに読めてしまいます。 また丁寧に心情を描くなどは無くひたすら起きていることをそのまま書くことによって(そういうものだということわりが前提の作品でもある)、当人の周囲に流されるだけであったり短い思考でたどり着いた結論に飛びついており特に深く長い思考がない、つまり想像力の欠如・思考を繰り返し検証する忍耐性の欠如及び衝動性が人生を誤らせることに繋がっていることがよく伝わっているかと思います。 書き方としてはミステリーというよりも「エンタメ」に近い感じを受けてしまうのですが、エンタメと考えるにはテーマが酷すぎるので、その辺りを次元を違えた教訓として受け取って読むべき作品と考えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ほとんど一気読みに近い形で読み切りました。怖さ、グロテスクさもありながらも、ページを繰る手が止まりませんでした。とても面白かったです。フジコの恐ろしさと同時に悲しさをも感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読んでいる最中は、面白くて先を!先を!だったけれど、終わってしまうと「やれやれだぜ・・・」となる。 ていうか、読んでいる最中に夢中になるのは、当たり前なのかな? とにかく、基本、人が死んでしまう話は嫌いなので、意識的に避けてきたのだが、本屋で平積みになっていたので、つい魔がさして購入。(ちなみに、上記の理由から、名探偵コナンとかも、あまり好きではないです・・・) 後味が悪いと、帯だか、あとがきだかにあったが、まさに・・・です。 人にオススメも出来ないし、しないなぁ・・・。 映画でもなんでもそうだけれど、「ラストにまさかの展開が!」というあおり文句はアテにならないです。死語を引用すると、「想定内」です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| とにかくフジコの生い立ちが切なすぎて悲しくなりました。 ちょっと気分悪くなるような場面もありました。が、全体的に面白く読ませていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ありきたりの人物描写で主人公の異常性が伝わってこない。親子の関係性が世代を超えて人格形成に影響を与えていることは分かったが最後は尻すぼみの印象は拭えない。読後の気持ち悪さだけが残った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ラスト1行あとがきまで含め、非常にプロットがよく考えられている。こんな小説はいまだかつて読んだことがない。めちゃくちゃひきずります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 子供視点で書かれる序盤の虐待場面がちょっと酷くて、いやになってしまった。 これも、言ってしまえば虐待の連鎖を表現したような小説になるのか。 最後のあとがきなど、ややミステリー仕立てになっているのだが、 ちょっと中だるみしてしまい飽きてしまったのも否めない。もう少しテンポがよければよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| おー…。おー…!これはやばいやばいやばい!そうきましたか…! あぁこれはすごい。あとがきの最後は鳥肌モノだったなぁ…。 というかこんな物語が活字として世の中に出回っていて、しかも648円+税で買えるってすごくないですか!? ネタバレ避けたいからあんまり言えないけど、確かに不自然に介入していた感はあったよね。ただそこに終着するとは思わなかった…。 話の展開が読めなさすぎて、多分8回くらいミスリードしてた。 真梨幸子さんの作品って難しそうと勝手に思って、読んでこなかったけど、今度からちゃんと読んでみよう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| インパクトのあるタイトルに惹かれて購入しましたが、とにかく最初から最後まで気分が悪い! タイトルがタイトルなので当然なのですが、まず主人公フジコが全く魅力的ではない。 色々とやらかしていますが、いやいや絶対すぐバレるでしょ、というツッコミしか出てこない。 最後の仕掛けは「おお!?」と思いましたが、最後までリアリティに欠ける作品です。 特に真相が最悪でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 人間の闇が見れて興味深い内容でした。自分にはない発想と行動に息を飲んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ラストの意外性はあった。 ただ、伏線らしき描写は多少あったといっても突っ込みどころは多いし、これでどんでん返しですみたいな顔されても困ると言うか。 ミステリ要素抜きで、一個人の破綻していく人生を悪趣味に描いたものとしてはそれなりに読めた。 個人的には転校後の小学生時代の描写が特に読みごたえがあった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 実際このような感覚を持った方がこの世にいるのだろうか? と言っても、実の子を虐待する親もいるのだから、 これはわたしの知らない世界なのであろう。 それにしても、だらしのない人生だ、って思ってしまう。 最後のページで、あ!、って思う以上に。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 殺人の描写がグロいので気分が悪くなりました。 私自身小さい子供がいることもあり、虐待の部分は本当に心が痛く、この本を読んだことを後悔しましたが、 あとがきを読むと続編を読まずにはいられません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| イヤミスというジャンルの小説で評価の別れる作品でハッピーエンドを求める方には不向きです。 ノンフィクションだと勘違いされてる方をよく見かけますがフィクションです。 作家さんには申し訳ありませんが文章力やストーリー構成は並程度。 小説を沢山読んでいる方には物足りなかったり突っ込みどころ満載かなと言う印象でした。 そのせいか読みやすく感じます。 小説を読み慣れていない方や、暇つぶしがてらの一気読みにはぴったりではないでしょうか。 突っ込みどころは多々ありますが総合的に楽しめました。私は好きです。 ただ、これに関連したフジコの作品は微妙過ぎて『うーん…苦笑』と言った感じでした。あまりお勧めできませんが合わせて読んでみるとまた違う見え方がします。 殺人に関する表現についてですが、グロ耐性のない方にはキツいかもしれません。 グロい表現もさる事ながら精神的にくる作品だと思います。誰も幸せになりません。それぞれ心に闇を抱えたまま終わります。 フジコの母親の毒親っぷりが…個人的に一番の胸くそです。 知らず知らず誰しも人を傷つけている…と言うのが見える作品だったかなと。 読みやすいイヤミス小説探してる方にはお勧めです! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





