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ウェディング・ドレスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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そんなに悪くは無いが、とても良いわけではない。 ちょっと肩透かし過ぎるトリックもあった。 だが新本格のフォーマットで情緒面にも目配せが効いているのは大きい。 デビュー作で、作品構築の才能の片鱗はたしかに見える。 しかしこれを一発目に読んで「クロケン」を判断するのは尚早だろう。 黒田研二氏は好きな作家だが、個性が出てくるのはもう少し後の作品からだと思う。 出版社はやたらこの作品推しているのかこの作品ばかり売っているが、(読みやすさなど色々あるのだろうが、) それよりも、よりクオリティーの上がった(と個人的には思われる)時期の絶版本の方を何とかしてほしい…。 | ||||
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メフィスト賞らしい大味な作品。とにかく設定が強引で無茶 密室も警察官ならある程度推測できてしまうせいか、彼らの出番がほぼない 文章は読みやすいが、この事件に500ページはさすがに長い 謎解きも70ページ近くもだらだらと続き、かなりだれる 読めないことはない作品だが、メフィスト賞を集めている人以外には あまり魅力はない作品だろう | ||||
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一応、メフィスト賞受賞作品、 ですが…いわゆるこの賞、キワモノが多いんです。 大変残念なことに。 この作品もその残念な例には漏れてはいませんで かなり扱うものがタブーものです。 そう、「陵辱」という究極のタブーを扱っているのですから。 ただし、このタブーを扱っていても 同じく同じ賞を受賞した浦賀氏の作品よりは グロテスクさ、は控えめとなっています。 ただし犯行に関わったものたちの 狂い様は恐ろしいものがありますが。 ミステリーですが、 トリック等は残念ながら斬新、といえるものはなく 既存のネタです。 いえるのはこの強烈な事件で そのトリック等も見事ぼやかされる、と言うこと。 人を選ぶ作品です。 人によっては金輪際 彼の作品は読みたくはないことでしょう。 | ||||
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著者のメフィスト賞受賞作。 2008年には講談社文庫化もされている。 黒田研二氏はデビュー時からこういう作風だったのだな、と感心させられる。複雑怪奇に絡み合った物語が、何層にも重なりながら展開していって、最後は「なるほど」という結末に落ち着くのだ。 単に複雑なわけではなく、最後にきちんと「腑に落ちる」ような単純さが工夫されている。良心的な作家だ。 物語自体は陰惨。 | ||||
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読み易く、割とサクサク最後までいけちゃいます。 結婚目前のカップルに起きた事件を発端に、それぞれの視点で物語が 展開していくんですが、途中から読者が感じていくであろうズレ。 それが最後に解明されるわけですが、まあラストのダブルオチは 何となく分かっていたとしてもうまいやり方だと思います。 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、読者に与えるズレの 感覚は面白かったです。何これ?パラレルワールドなの?みたいな。 ただ、やたら顔が似てる人物が出てきて読者にミスリードを与える部分や、 ありえないような密室トリック、殺人動機、祥子以外の人物描写の希薄さ等 首をかしげる部分も多いです。 ラストも無理矢理ハッピーエンドにしようとしてるような。。 ドンデン返し系が好きな人は楽しめると思います。 | ||||
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結婚式の日、 新郎が事故で亡くなったという知らせが新婦に届き、 新郎が教会に行ってみると、新婦は失踪しており、代わりにフィアンセだと名乗る男が2人いて、 ・・・ 次々に新しい謎が提示される入念に書き込まれたミステリーです。 ですが、密室殺人のトリックは・・・それはちょっと、無理かも 全体の謎は、まぁ、想定の範囲内でした。 最後は結婚のシーンですが、 そんな経験をした祥子が結婚する気になるかなぁ・・・。ユウ君も。 二人の将来がかなり心配です。 | ||||
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メフィスト賞受賞作。歴代のメフィスト賞受賞作の中では、極めてオーソドックスかつ正統的な、いかにも新本格っぽい結構。破綻も少ないし、謎の出し方も丁寧。 | ||||
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