さよならファントム



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    初公開日(参考)2011年12月
    分類

    長編小説

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    さよならファントム (講談社ノベルス)

    2011年12月07日 さよならファントム (講談社ノベルス)

    事故で大怪我を負った若きピアニスト・新庄篤。それから三ヶ月。ようやく歩けるようになった当日に妻の裏切りを知った彼は、激情のあまり彼女を殺してしまう。すべてを失い、命を絶つため家を出た篤だったが、ひょんなことから美少女・ココロと行動を共にすることに。彼女の周りでは命を落としかねない危険な事件が続いていた。一方、街では連続爆破事件まで発生! 篤の運命は!? (「BOOK」データベースより)




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    さよならファントムの総合評価:7.00/10点レビュー 4件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (4pt)

    そういうわけか

    大仕掛けなトリックで楽しませてくれる良作だ。
     とんでもない「秘密」が最後にあかされ、ああなるほどとすべてが納得できる。
     最初から何かがおかしいことはわかるのだが、緊迫したサスペンスの妙味もあって、ぐいぐい読み進めてしまい、すっかりだまされた。
     意外と読後感のいいラストも気に入った。
    さよならファントム (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:さよならファントム (講談社ノベルス)より
    406182788X
    No.3:
    (3pt)

    くまのクーニャの毒舌振りがかわいい

    早々にネタが分かってしまったのですが、脇を固める脇役がどういう役回りを最終的に果たすのかが読めず、話自体の進展は楽しめました。
    読了感が悪くないのでそこは評価したいと思います。
    さよならファントム (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:さよならファントム (講談社ノベルス)より
    406182788X
    No.2:
    (4pt)

    幻想と幻覚の濃霧をさまよう哀切な物語・後味のすがすがしさ

    サイコ・ミステリに入るのでしょうが、ふしぎなインパクトが残ります。

    大事故の後遺症に悩む主人公のピアニスト新庄篤につきまとう、黒い片目のクマのぬいぐるみ。彼にしか見えないこのクマのささやきに従って、彼は妻の浮気を知り、彼女を殺し、逃亡生活に入り………。

    パジャマとサンダルで歩きまわるこの不審な男に対する、人々の反応の奇妙さ、そして知り合ったばかりの少女ココロが篤と行く先をともにしてくれることになりますが、彼女の言葉で、自分の記憶のちぐはぐさがしだいに見えてきます。事故の前に立ち寄ったレストランで、すでに妻が大怪我をしていた? 謎をとくかのように、彼は事故現場や自分の思い出の場所を訪れてゆきます。

     篤の世界はそれなりにつじつまが合っているのですが、どこかが、おかしい。昔の知り合いの老婆の目にはココロが見えなかったり、黒いぬいぐるみの本体に出会ったり。現実はいったいどうなっているのか。

     霧の中をさまよっていた彼の精神が真実をとらえたとき、ミステリという枠組み自体が崩壊します。晴れた霧のさきに見えてきたものに、わたしは癒されました。恐ろしい事柄の数々を抜けたさきに、彼のほんとうの人生が始まるような気がします。

     篤の事故までの行動や心理にはやや不自然かと思われるところもありますが、それだけ心がバランスを崩していたために、このような事件が起きていったのだと考えると、ぜんたいが幻想物語の余韻に包みこまれ、納得できます。悲しすぎるピアニストの物語ですが、ふしぎな明るさがなぜか最後に。

     ミステリの境界を越えて、ふうっと別次元へ抜け出る物語です。

    さよならファントム (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:さよならファントム (講談社ノベルス)より
    406182788X
    No.1:
    (3pt)

    物語の発想もおもしろかったのだが…

    事故にあってピアノコンクールに出られなくなったピアニストの篤(あつし)。その事故の原因を作った妻の裏切りを知って衝動的に殺害してしまう。自ら命を絶つ決意をした篤が様々な事件に巻き込まれていく。

    全体的に読みやすく最後まで一気に読めたし、物語の発想もおもしろかったのだが、最後の真相がイマイチだった。いくらなんでも本人は気付くのでは?と思ってしまえるような内容だった。

    爆弾事件やココロへの嫌がらせについても、真相を究明していくというより、気付いたら解決していたという感じだったのも残念だった。

    さよならファントム (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:さよならファントム (講談社ノベルス)より
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