硝子細工のマトリョーシカ
- 本格ミステリ (563)
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メフィスト賞作家クロケンの講談社ノベルスからの3作目で、今回はテレビ局を舞台に生放送のドラマ内で殺人事件が進行する・・が、一筋縄ではいかない趣向が凝らされており、ドラマの中にさらに別のドラマが入れこ構造で挿入されている、まさにマトリョーシカなトリック作品となっている。 まあ、劇中作劇中作ネタなので、勘の鋭い人なら物語全体に仕掛けられたトリックもおおそよ見当がつくかもしれないが、このネタでしか不可能な毒殺トリックが仕掛けられている。 この内容にしてはやや長すぎの気もするが、クロケンの作品の中では一番個人的には技巧トリックが決まっていて、楽しめた。 | ||||
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黒田氏らしいストーリーであった。タイトルにあるとおり、「マトリョーシカ」のようなプロットなのだ。物語がいくつも入れ子状になっていて、読み進めていくうちに、どれが(物語における)現実でどれが芝居なのかが分からなくなっていく。そして、最後に明かされる「現実」が! プロットとしては満足すべきレベルにあると思う。しかし、個別の事件に使われているトリックが弱い。ちょっと不満が残る。 | ||||
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主人公・晋太郎の恋人は、今をときめく芸能人兼推理作家の才媛・美内歌織であった。彼女の企画した生放送サスペンスドラマ「マトリョーシカ」公開がせまるおり、ドラマ放映を中止しろとの脅迫が届く。それは1年前の大物アイドル自殺と彼女の元恋人の変死の謎を明らかにするドラマらしく…。 う~ん。トリック至上主義!というだけはあって、そういう感じの本です。技巧はあるよね、とは思いますが、はまりきることが出来なかったなあ。 作中作たるドラマと現実が多重に絡み合いつつ進行していくのだが、このドラマ部分が少し冗長かも。私が魅力を感じる登場人物がいないせいでそう思ってしまうのかな。 アイドルヲタの安藤レオくんは楽しいキャラでしたね。彼が出て来ると、話の展開が遅れるけれど、もっとレオくん活躍させて欲しいです。 | ||||
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粗が目立つプロットだが、それは設定の複雑さゆえということで我慢できる。設定の複雑さが謎を呼び、その意味では楽しめる。もっとも、生中継ドラマ中の現場をうろちょろできる主人公の立ち位置は御都合主義的にすぎる。 | ||||
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