極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ




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初公開日(参考)2010年02月
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長編小説

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極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)

2010年02月02日 極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)

平凡な大学生・淳平が目覚めると、そこは見知らぬ船室。鉄の扉には、血のような真っ赤な塗料で「5」の文字が書かれていた。必死で記憶を辿る淳平に、ガスマスクを着けた謎の男の顔と奇妙な言葉が蘇える。「これからおまえにはゲームをしてもらう。“ノナリーゲーム”…生死を懸けた運命のゲームだ」。いま、壮大な謎と陰謀が仕掛けられた“極限のサバイバル”が始まる。 (「BOOK」データベースより)




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極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナの総合評価:8.50/10点レビュー 4件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナの感想

好みの内容でした。
ジャンルはSFミステリ+脱出ゲームもの。
NintentoDS用ゲームソフト『極限脱出 9時間9人9の扉』のシナリオを元に、黒田研二氏によって小説化された作品です。

ルールが面白いので少し説明します。
----------
・9人が閉ざされた空間に閉じ込められ、9時間以内に脱出しなければ死が待つ。
・9人にはそれぞれ1~9の番号が割り振られている。
・脱出する為の各所に番号が書かれた扉があり、扉を開ける為にはメンバーの数字の組み合わせによって生まれる「数字根」を合わせる事が必要。

この「数字根」を使ったルールが斬新でした。
※数字根というのは、足し算後の各ケタの和を1桁になるまで求め、最終的に1ケタになった数の事。
例:1と5と7の数字根は、1+5+7=13⇒1+3=4
4の扉を開ける為には、1と5と7の番号の人が必要(2,4,7でもよい)。かつ、該当者以外は扉の中へ入れない。
という具合です。
----------
どの組み合わせで扉に入るのか?扉の先に死体があれば犯行の可能性があるのは誰なのか?
途中途中、数字根を計算しながらこの人物が怪しいとか考えながら楽しみました。

コテコテの頭脳戦ものかと思えば、上記はルールの土台の1部なだけであり、中身はSF的な特殊状況を用いたシナリオになってます。
SF的な所は好みの分かれ所ですが、作品全体を通して意味があるシナリオ作りなので個人的には意表を突かれつつ楽しめました。

探偵役がスーパープレイ過ぎて、そんな手がかりあったっけ?と一気に解決する様が困惑でしたが、気にしなければデスゲームや脱出もの作品としてはクオリティ高い仕上がりで良かったです。結末も綺麗にまとまっていて、この手が好きな人へはオススメです。

難点は講談社BOXの値段が高い事。しかも上下巻。。。1冊の文庫で値段がお手頃ならもっと読まれると思いました。

※余談ですが、ゲームもプレイしました。
ゲーム版で説明不足に感じる点は、後発の小説版の方が丁寧に説明されています。
謎解きの仕掛けはゲーム版の方がしっかりと作られていました。何故ここで、この問題なのか段階的に意味がある作りでした。
エンディングについては小説版がベスト。とても素敵な気持ちよさで終わるので小説版が真のエンディングでしょう。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(5pt)

ゲームとはまた違う面白さと感動。

ゲームをプレイして大好きになり、小説の評判をネットで調べてみるとゲームとは設定が少し違うということに興味を持ち、買うことを決めました。下巻と一緒に頼んだら下巻の方が先に来てしまい、おまけに前巻が届くのに一週間以上もかかってしまいなかなか読み始められませんでした(笑)実際に読むとゲームと違っている部分が沢山あり面白く下巻まで一気に読んでしまいました!ゲームとは違う視点で物事が描写されていて、「ああ、こういう見方も出来るんだな」と感じ、買ってよかったと思っています。
極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)より
4062837366
No.2:
(5pt)

ゲームとはまた違った感動を味わうことが出来ました。

殆ど言いたいことは上巻の方のレビューに書いてしまいましたが、ゲームとはまた違ったラストに感動しました。ゲームでは理解出来なかったことが分かって納得出来ました。9時間9人9の扉のゲームが好きな方は小説版の方もきっと楽しめると思いますのでオススメです!(*^^*)
極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) (講談社BOX)より
4062837374
No.1:
(3pt)

ややオリジナリティーに欠ける

 扉の外、ライアーゲームのようなハラハラドキドキ感があると言って差し支えない。
 物語自体は実に面白い。読書嫌いな人にお勧めする一作である。
 ただ、多くの本を読みこなしてきた読者からは少し苦言を呈されそうな本であるのも、また事実である。
 まず、謎のゲームに参加させられ、負ければ何かしらのペナルティーが待ち受けている、という設定は、昨今においてはありきたりとなってしまった点が挙げられる。つまり、オリジナリティーに欠けているのである。
 加えて、登場人物が冒頭から九人という大所帯なため、やや理解が遅くなる。
 上記の観点から、星三つとするが、仔細なことにこだわらなければ、星四つは確実だろう。
極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)より
4062837366



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