今日を忘れた明日の僕へ
- 本格ミステリ (562)
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図書館でふと選んだ本だったが、予想外におもしろかった。記憶を蓄積できない病気と、その病気を利用した殺人がうまく絡んでいてミステリとしてもおもしろかった。自分がしたことを思い出せないのだから、殺人の罪をかぶせられてもそれに気付くことができず、本当に自分が親友を殺したのかと自問自答する姿は切なかった。ストーリーの途中で犯人はある人物意外に考えられない状況になるのだが、それでも動機や記憶障害になった原因などの謎解きはおもしろかった。 | ||||
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犯人はどうもすぐにわかってしまうのだが、日記にまつわる話、及び周辺の穴埋めなどの細かい作業がとてもよく作りこまれていてなかなかの傑作。 優しさの押し付けは時として相手を苦しめる。哀れみと優しさの違いなど考えさられることもある。 動機は秀逸。話もいい感じなので、変わったもの好きの方は読むべし。 | ||||
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人間のエゴについて、深く考えさせられた。「同情」と「優しさ」の違いを意識せずに生きている私は、無意識のうちにたくさんの人を傷つけているに違いない、と胸が苦しくなった。けれど、そういった違いをうだうだ考えて自分の感情・行動を抑えてしまうよりは、人に対する思いやり(たとえ、それが同情で人を傷つけたとしても)を何も考えずまっすぐ伝えられる人でいたい。日々の記憶が蓄積されない恐怖、というのは私の想像だけでは追いつかない。けれどもそんな状況だからこそ、前に進もう、真相にたどり着こうともがく主人公の気持ちはよく分かった。ここでとどまっていたらだめだ、という想いあきらめたら終わりだ、という焦燥は人が持つ大きな力のひとつなのだろう。人間は弱いのか強いのか本当に分からない生き物だ。。。 | ||||
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主人公は、ある事故以来眠ると記憶がとぎれる体質になってしまった。記憶が持続するのはだから1日だけ。次の日起きると、記憶がとぎれることすら忘れている。 事故の前のことは覚えているが、事故のあとのことはその日目を覚ましてからのことしか覚えていない。だから、過去の自分すら信じられない。 そんな彼が、自分の過去の日記を調べ出すと、怪しいことが次々と怒りだす。 はたして、過去の自分は殺人をおかしたのか。 | ||||
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