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(短編集)
てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書
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【この小説が収録されている参考書籍】
てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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今は無き難波球場やポケベルが出てきて懐かしくも時代背景の違いを感じる反面、人の営みの原点は変わらないなぁ〜なんてことを観じながら、ワクワク読み終えた短編集。 大阪弁のテンポ抜群な会話が、心地良い作品です。 | ||||
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知らなかったが、黒川にとって初めての短編集らしい。87年から91年ごろに発表された作品が 集まっており、作者の初期の作品群である。今でこそ「疫病神」シリーズに代表される直木賞作家 として素晴らしい作品を連発してくれる黒川だが、この若き時代でもかなり高質な作品を書いて いたことが分かる短編集である。謎解きを中心に書かれた作品が中心ではあるが、登場人物の 哀れな人生にも触れたなかなか味わい深い作品もある。大阪弁での漫才を彷彿させるやり取りは この時代から健在であるが、ちょっと凝ったストーリー展開や意外な結末も読者を楽しませてくれる。 私は、基本黒川の長編ものが好きだが、この短編集も十分黒川ワールドが堪能出来た。 | ||||
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黒川博行さんのを読み漁ってます。 この作品も読んでて次のページが気になって止められません。 このシリーズも続けて欲しいですね。 | ||||
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安定の面白さです。黒川作品を次々に購入してますが、誰も例外なく楽しめます。 | ||||
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いろいろの事件に取り組む大阪府警の活躍ぶりが 大変おもしろい。 直木賞を獲得した 「後妻業」を 読了してから この作家の シリーズもの として 一気に 読み終わった。 関西圏の 読書家なら 土地勘もわかり 興味津々 おすすめの作品である。 | ||||
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著者の短編は、確か余り出版されて無いと思うが、読み終えるのが、残念なくらいに、面白い。 | ||||
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黒豆コンビの軽妙な語りは、読めば読むほど癖になります。 関西弁ならではの言葉の応酬で、他の方言ではこうはうまくいかなかったでしょう。 テレビでやれば、絶対面白いと思います。 おかたい刑事モノとは一味も二味も違い、また人情刑事モノとも違う。 黒川刑事モノとでもいえば良いでしょうか。 劇画タッチでもない人間的な刑事が出てきます。脇役で出てくる人も、 犯人も皆、人間的です。そのへんにいそうな人ばかりです。 それがために、気持ちが入ります。 お薦めです。 | ||||
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大阪府警・黒マメコンビを期待して読み進んだのだが、「黒マメ」コンビによるのは表題作と「帰り道は遠かった」の2作だけで、他4作は登場刑事が違う。でも、どれもなかなか面白い。大阪弁の生き生きとした会話も良い。トリックも凝っていて推理小説初心者の私は騙されまくった。只、軽妙な会話を充分に味わえるのは良いのだが、事件の結末の方は軽いノリでは終わらなくて、現代社会の暗部を突きつけられたようで、私には少々重苦しく感じた。刑事モノはよくあるTV時代劇のように、勧善懲悪スッキリコンとは行かないようだ。こちらの方がいつの間にか犯人や登場人物の方に肩入れしてしまっていたからかもしれない。普通の娯楽小説を読む気楽な気持ちで読み始めたので、読後ちょっと落ち込んでしまった。特に「ドリーム・ボート」は悲し過ぎる。 | ||||
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大阪の朝日放送で部長刑事という番組があったが、この作品を原作にドラマ化して欲しかった。と思うくらい、普通の大阪人の刑事たちが主人公です。 作者は、一貫して大阪弁の、関西を中心にしたミステリーを書き続けている希少な存在です。東野圭吾や高村薫にしても、最初の頃は、関西を舞台に大阪弁をふんだんに使った小説を書いていましたが、やがて東京弁の小説を書くようになってしまいました。だから、尚更、黒川頑張れ!って言いたいね。 無論、謎解きとしての芯もちゃんとあって、尚且つ、会話が楽しいのです。 捜査会議で班長から、「そこのクロ・マメだまっとれ!」と怒られる刑事なんて想像できますか? | ||||
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