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リカ
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リカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 101~120 6/8ページ
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王様のブランチで、続編の「リターン」が紹介されたときに、 作者が取り上げられてたのに興味を持って購入。読了。 作者、かつて私が1人暮らしをしていた「武蔵境」に住んでいるらしく、 しかも私がよく1人でブランチしていた「イトーヨーカドーのドトール」で執筆していたらしいのだ。 ・・・という共通点だけだったが、 王様のブランチの本仮屋ユイカがかなり大げさに「怖いんですぅ〜」と言っていたので気になった。 内容は、ちょっと昔の出会い系サイトで、危ない女子にひっかかってしまって、 とんでもなく恐ろしい思いをする、しがないサラリーマンのお話。 「ありそー」な切り口が怖いですね。 小説としては荒削りな部分も感じられるし、ひっかかるところもあるんだけど。 目の虹彩の手術をする同僚の話とかが、わからないようにラストの伏線的に使われているのとか、 上手だなぁと思いました。 リカの背景がもう少し深ければ・・・というレビュワーが多くいらっしゃいますが、 綾辻行人の「殺人鬼」シリーズなどでも、そういった部分に重きを置かないのが、 ホラー小説なのかなぁ・・・とも思ったりします。 リカは利己的なキャラクターで通すために、 作者は同情してしまうような背景の描写をしなかったのかもしれない。 私は、最後までほとんど登場しないリカというキャラが強烈でいいと思う。 王様のブランチでも言われていたが、造詣はまさにスティーブン・キングの「ミザリー」。 映画も小説もハマって、かなり怖かった作品である。 (でも結構好きだ・・・) さらに、アメリカンホラー的な「ジェイソン」を感じさせ、 女版ジェイソンと言ったところでしょうか。 男ジェイソンが力任せに殺戮を行うとしたら、 やっぱり女は精神的にまずは追い詰めて・・・という感じ。 余談だが、とある番組で「別れた怖い女の話」で、 「水のあるところ(風呂・トイレのタンク・水道)すべてに、乾燥わかめを大量に投げ込まれた」とか、いう話をした人がいた。 女ってそういうところあるよねぇ・・・そういうところが怖いんだよねぇ・・・。 来月40歳になる旦那に釘を刺す意味でも、 ちょっとこの作品読ませたい気がしてますw ネットには悪魔が棲む…悪意があれば…という、 作中の言葉には、リアルに納得してしまう力のある作品でした。 | ||||
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これは男性と女性と感想が違ってくるでしょうね。 おかしな女につきまとわれる男。 思い込みが激しいを通り越して、異常。 こういう人って、多分いると思います。 愛情が異常に振り切れるかどうかの瀬戸際の人は。 面白くないわけではありません。 怖くてハラハラ、逃げて〜って感じで。 ただし、最後の方で異常者から化けもんに変わります。 そこがちょっと拍子抜けというか、あららって感じ。 現代もの、文章も読みやすく、変なクセもない。 お昼のホラードラマを見るつもりで読んでみると後悔しないと思います。 | ||||
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ネットの恐怖をしめす当第一の作品だと思う。文庫本では森田氏はばらばらにされて殺されてしまうらしい。 | ||||
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序盤〜中盤はとっても怖かったです。 リカの化け物的な怖さではなく、安易な気持ちで始めたことが取り返しのつかない事態に進展してしまいそうな展開と相手に何を言っても通じない状況が。 しかし他の多くの方が言及されているように、途中からリカが人間なのか人間ではない何かなのかが曖昧なまま、ちょっと現実離れした描写になるにつれてなんとなく興ざめしてきてしまったことは否めません。 作者も周囲からその辺りを指摘されて、リカの生い立ちやら背景を加筆したようですが、まだなんとなく中途半端というか踏み込みが今一歩足らない気がします。 個人的にはリカは超人ではなく、深い闇を抱えた生身の人間である方が怖いと思います。後半の不死身みたいな描写もちょっとなー。 また、加筆されたというエピローグも筒井康隆にかなり影響されているような気がして(全体的にそうだけど)、ちょっと蛇足かなという気がしないでもない。 オリジナルの終わりの方が深みがあってよかったような。 解説の人も書いていたけれど、続編もありえそうなラストだったが、やはり中途半端感は拭えない。 | ||||
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想像力無くとも気持ち悪いですね。 ホラー小説もここまできたか、という感じでした。 現実で在り得る題材にショッキングな事件性を含めた読む人を選ぶ小説だと思います。 読後は確かに最悪ですよ。 よ ん で み ま す か ? | ||||
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典型的ストーカー物で、どうにも型にはまった流れから抜けることはなかった 全体的にリカとの対峙シーンがあっさりしすぎていたので、もう少しこの辺で盛り上げて欲しかった 終盤もせっかく拘束してるのだから、グロテスクな性描写ぐらいあってもよかった それなりに楽しめはできるが、この手の他のホラーに比べるとどうしても劣ってしまう一冊 | ||||
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主人公が、まともに会ったこともない他人同然の殺人鬼に対して徹頭徹尾、「リカ」と名前で呼んでいたのがあまりにも違和感があり非現実的で、全く入り込めなかった。ゾンビの容貌で死臭を放ち我が子に危害まで加えた人間を名前で呼ぶというのは如何なものか。作者はその点には些かも考えが至らなかったのか。 他にももう一つ。二発も被弾した瀕死の女が丸腰で三名の隊員を殺害して逃走。こういう万に一つもあり得ない筋にしたいのなら、確固とした説明が必要。なぜ女は死なないのか、の説明がない。説明出来ないから書かなかったのか。 他にも多々違和感を感じたが、結局小説というのは話が上手く面白ければ大概の無茶は許せるのである。つまりこの作品は、くだらなく、つまらない。だから不満が残る。それだけである。 | ||||
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大賞作品だということだけで買ってしまい、失敗でした。 確かに怖ろしい部分はあったものの、話の大筋が序盤で予測がついてしまい、一度も裏切られることもなく淡々と進んでしまった。 怖ろしい部分というのも、それミザリーかなんかで読んだことある。といった具合だった。 本編に突入するまでが長い。いつ始まるのかと思いつつ読み進め、半分程読んでやっと始まる。そこまでがかなり退屈だったので余計に長く感じた。 タイトルを変更したとの記述がありましたが、なぜ変えたのでしょう。 タイトルがRIKAである以上、まだ出てこない。どうせここで出会うんだろう。ほら出てきた。こいつがどうなっていくんだい。と考えながら読んでしまう為、主人公が騙されている間も主人公の心情に全く入り込むことは出来ず、徐々に女がおかしくなっていくのも読み手としては当然のことで、何も驚きはない。 | ||||
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妻子持ちの主人公が、出会い系サイトでリカと名乗る女性と出会い、異常なストーキングに合うという話。 文字からは情景が鮮明に浮かび、主人公の心情の変化も非常に読み取りやすく、リカに抱く恐怖も強く伝わってきました。 しかし、なぜリカはこのような化け物になってしまったのか? 女性が自分より大きな男性を持ち上げたり、殺したりできるのか? 論理的に考えてしまっては、サスペンスとしての楽しみが薄れてしまうのかもしれませんが、やはり気にかかる部分が多くありました。 オチもありがちで流れも予測できたので、すぐに読み切ることが出来ましたが、のめり込むような面白さはありませんでした。 | ||||
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確かに凄く怖かったけれど、それだけです。 一体リカはどうしてこんな風になってしまったんですか? 化け物だからですか?本文にある心理描写だけではどうも…。 いくら狂ってるとはいえ、元刑事とか医者とかそんな簡単に殺せるものなんでしょうか? 誰にもバレずに女性だけの力で?ありえない…。 それに、確かに誰もいなかったはずなのにいきなり現れたり、または消えたり ハイヒールで走って追いかけてタクシーと同じくらいの速さなんて…。 どう考えてもおかしいですよね。現実味があまりにもないです。 でも私よりはるかに人生経験が豊富であろう作家の方が書かれたものですからね。 偉そうなこと言ってすみませんでした。 | ||||
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読んでいて、終始ドキドキハラハラさせられる本であった。 しかし、途中で女性が、現実的に考えて不可能では?という行動をするなど 疑問に思うところもあった。 そこを気にしなければ、十分に楽しめる本だと思う。 | ||||
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私は現実的な人間の怖さが描かれている本(貴志祐介さんの「黒い家」など)が好きなのですが、この本はまさにうってつけだと思います。 欲を言えばリカが拳銃で撃たれても生きているところや、屈強な刑事をバタバタを殺害できるところなど、後半にいくにつれ超人的になっていくところは少し残念でした。 トータル的にはすごくおもしろい作品だと思いますので、ホラー小説が好きな人にはぜひおすすめです。 | ||||
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2年前くらいに読んだ作品。文章のテンポの良さ&人物描写は惹き付けられるものがある。 前半が退屈という意見も多いですが、出会い系サイトにはまっていく過程&メールのやり取りだけでどんな女かあれこれ想像する場面(自分を名前で呼ぶ女は・・・のくだりの部分の人間観察部分は鋭い!)は中年男独特の嫌らしさが出ていて良かった。 残念なのは、リカは何故あのようになってしまったのか・・という過程が描かれてなかったこと。あとリカを怪物的な怖さではなく、見た目は普通だけど実は中身が・・みたいな人間的な怖さがある女性の方がリアリティあったと思う。こんな不満もあったので、面白かったけど1つ評価を下げて★4つ。 しかし、なかなかの傑作だったので(もし五十嵐先生がこのレビューを読んで下さっているなら)「リカ」の続編を希望!(リカなら本間を殺した後も新しくターゲットになる男性を探してストーカーを続けるだろうと予想)今度はきちんと生育歴含めてリカという女性を掘り下げて書いて欲しい。 | ||||
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出会い系にハマった中年男が「リカ」という謎の女に執拗なストーキングを受け始める…。 前半の出会い系とはなんたるかの講義のような展開が飽きますが、 リカが主人公の前に姿を現した頃から、グイグイと物語に引き込まれていきました。 ただ物語が進むにつれて、皆さん言われている通りリカが人間とは思えない、 まさに【怪物】のようになっていく展開がやはり少し残念。 リカがここまでになったのは何故なのか? そもそもリカとは何者なのか? そこの描写が欠如されてしまっているため、 一連の出来事がエピローグも含め非現実的に感じてしまいました。 作者もあまりに恐怖を広げ過ぎたために、 リカを怪物のようにせざるおえなかったのかなとも思えました。 でもリカのその異様な容姿、行動などの表現はこちらに恐怖を与えるに十二分で、 「早く先が読みたい!」と思わせてくれる作品だと思います。 | ||||
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ここのレビューわりと参考にするんですがみなさん辛口ですねぇ。私は普通に面白かったですが。確かに途中からリカが変に化け物化してきたのは気になるがそれでもどうなるんだろうと先を読みたい気持ちが勝って久しぶりに一気読みしました。ここまでではないが実際いそうで怖い気がします。普通の人間そのものが闇になるという言葉も印象的でした。人間が1番怖いですね(苦笑) | ||||
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作者さんはこの作品にとても思い入れがあるらしく、何回も改訂版が出ているようですが どんなに結末をグロにしても違うんじゃないかなーと想いました 出会い系のあたりは小説としてふつうに面白い 主人公がリカの異常性に気付いて、急に全否定になる所から、いきなりウソくさくなる 日常に狂気が入り込んでくるコワさというホラーとして一番大切な部分が成立してません あそこを一番丁寧に書かなきゃいけないんじゃないのかなーと思います あそこで置いてきぼりにされちゃうと、後半ついていけません 改訂版とも二回読みましたが、二回とも置いてきぼりでした、残念 | ||||
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「黒い家」などを生んだホラー大賞受賞作品かと思って購入したのが運のつき。(あっちは角川だった。幻冬舎はかねてから胡散臭い出版社だと思っていたが、これで確信。二度と買わない。見城氏は林真理子のエッセイで知っていたが、そのころから嫌い)比べ物にならないほどの最低レベルだった。なんて書くと削除されるのかな。斬新さも、説得力も、一切ない。最後のころは頭にきて三行飛ばしで読んだが、それでも多く読みすぎたかもしれない。必然性がゼロ。なぜリカが主人公に執着するのか、主人公は娘の命まで狙われながらなぜ隠し通すのか、リカにどのような怨念があったのか、納得のいく説明なしに、単なるストーカーが強大な力を持っていた、というただその一点だけで話が進んでいく。主人公の頭の悪さと展開の強引さ・無意味さだけで十分に出版に値しない作品だと思われる。これを推したという大沢・桐野の力量まで疑いたくなった。ちなみに、冒頭で語られる出会い系サイトで成功する方法、ネカマを見破る方法のレクチャーは笑止千万。50近い作者が必死で知識を振りかざしているようで哀れを誘うくらいだった。 | ||||
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小説を人から借りて読んだけど、恐くて恐くて、そのマンガ版かと思い購入したら、普通に違ってた。 でも人に貸したりして恐ろしさを広めるものいいかなとも思った。 | ||||
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箇条書で感想書きます・最初の下りが長すぎてもう少し簡潔でもいい気がしました。・確かにものすごくリカは怖いが途中から現実味がなさすぎた。 ・ 謎にするかオカルトにするか、どちらかにしてほしかった。・エピローグはないほうがよかったと思います。オチにしてはインパクトはなく「やっぱり」という感想。ひたすらにただ不気味な物語が好きな人にオススメです。しっかりした内容と爽快な話が好きな人には不向きですね。 | ||||
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私が小学生のころにテレビでやっていた記憶があり、久しぶりに読んでみようと思いました。 よんでみた感想は、テンポが良く読みやすいです。ただ、ひとつ気になったのがネタバレになりますが探偵の原田さんが殺されたときに、 本田さんの気持ちの描写がないのがどうなのかなと・・。原田さんは言ってみれば本田さんのせいで死んでしまったんじゃないですか? なのに自分を責める描写がないし残念がる描写もない・・。ちょっと冷めました。 でも、それ以外はとても面白く怖い作品なのでお勧めです。 | ||||
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