■スポンサードリンク


(短編集)

よもつひらさか



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
よもつひらさか
よもつひらさか (集英社文庫)

よもつひらさかの評価: 4.20/5点 レビュー 46件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41~46 3/3ページ
<<123
No.6:
(4pt)

ホラーファンタジー

初めて今邑さんの作品に出合ったのがこの「よもつひらさか」。
どこかで聞いたことがあると思ったら…イザナミとイザナギの話だったんですね。
「見知らぬあなた」、「ささやく鏡」などは背筋がゾクッとするような不気味さ。「ハーフ・アンド・ハーフ」にいたってはかなりブラックな結末となっています。
ダントツなのはやっぱり「よもつひらさか」。一人でこの坂を歩いていると死者に会うという不気味な坂。もし自分が、亡くなった大好きな人に声をかけられたらどうするだろう…と考えてしまいました。
一度読むと忘れることのできない結末。短編集ならではの緊張感に満ちたホラーファンタジーです。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.5:
(5pt)

たまにはホラー

疲れた時に友人から「気分転換に」と言って薦められたのがこの本。
ホラーはほとんど読まないけれど、これは短編集ということもあり読みやすかった。
物語の展開の仕方が理に適っているというか、王道というか・・・こうなるんじゃないかなぁ〜と
思っているとそうなっていく。(しかも悪い方向に。)
しかし、展開が予測できても面白く読めるのが凄い!!
各話の終わり方も余韻があって、その分怖さ倍増。
是非、深夜に読んでみて下さい。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.4:
(5pt)

繊細でファンタジックな描写と戦慄の結末の同居

魅力あふれる長編のホラーミステリー作品を発表し続ける著者の12編の短編集だ。著者の短編作品には独特の魅力が凝縮されている。それはホラーでありながら暖かみすら感じる繊細な心理描写とともに、予想を大きく裏切られる展開と戦慄を覚える結末が用意されているという点だ。時には猟奇的であったり、時にはファンタジックであったりするが、結末には驚愕させられる。
作品はテーマ別に配列されている。
謎解きの楽しみのある「見知らぬあなた」「ささやく鑑」「茉莉花」「時を重ねて」
猟奇的な「ハーフ・アンド・ハーフ」「双頭の影」
社会問題化しているテーマの「家に着くまで」「夢の中へ」「穴二つ」
ファンタジックな「遠い窓」「生まれ変わり」「よもつひらさか」
これらの中で特にファンタジックな描写が光る。「遠い窓」では壁にかけられた絵のアパートの窓の状態が日々変化するが、その様子が日記風に空想されていて夢がある。無論その現象の説明と取り返しのつかない結末が用意されているが、情緒的に深いところまで描かれる。表題作「よもつひらさか」は一瞬もページから目が離せない緊張感に満ちており、主人公の恐怖を覚える心理状態がリアルに描かれるが、古事記に題材を求めた幻想的雰囲気にひたる事が出来る。
著者渾身のきわめて密度の濃い短編集だ。
結末を知っていても、何度でも読みたくなる。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.3:
(5pt)

秀作ぞろい

「よもつひらさか」は悪夢を見ているような薄暗い情景が眼に焼き付くような作品。軽く読んで軽く忘れてしまうホラー作品が多い中、これはまずこの先忘れられないんじゃないかと言うような一遍です。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.2:
(5pt)

初めて出逢った最高の作家さん

ホラー好きだけど自分好みがなかなか無く、ホラー小説流行りモノを片っ端から読んだ中、この作家さんに出会いました。私にとって、初めての文句ナシのホラー作家さんです。人間関係、二転三転する結末、ある程度分かっていながらもぞっとさせてくれます。この本の中では、『ハーフ・アンド・ハーフ』が一番!もちろんタイトルの『よもつひらさか』もオススメ。
よもつひらさかAmazon書評・レビュー:よもつひらさかより
408774406X
No.1:
(5pt)

よもつひらさか

 不思議な表紙絵と題名にひかれて、はじめてみる作家でしたが読みました。ミステリーはさんざん読んで、ちょっとやそっとの内容ではおもしろいと感じることができなくなっていましたが、これはひとつひとつ精度の高い、短編ミステリーでした。冥界の不思議な雰囲気がすきでひたりたいかたにおすすめです。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909

スポンサードリンク

  



<<123
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!