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光源
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光源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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桐野作品にしては、妙に薀蓄が多くて散漫な小説だったように思う。特に映画に思い入れる登場人物の心理描写が様々な場面から描かれるが、とりたてて何かのストーリーのもとに展開されるわけでもなく、なんとなく小説としては散漫...強烈な主人公のもとに濃密なストーリーを展開する桐野作品の中では、ちょっと異色な気がした。 映画好きにはたまらないのかな?映画オタクの友人と話をしたような気分になりました。それから一番最後の「後日談」と称されたチャプタ―はまさに「蛇足」という気がした。 | ||||
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やり手の女性プロデューサーは、脚本を持ち込んだ映研あがりの青年を監督に抜擢し、低予算の映画作成始める・・。撮影監督、カンヌも狙えると言われる有名男優、元アイドルあがりの女優・・・それぞれに事情を抱え、参加する面々・・・。解説に「誰も読んだことがない小説」とある。確かに誰も読んだことがないであろう、後半の展開は想像を超える・・・。ただしほめ言葉ではない。表紙や奥付の作品紹介から受ける印象とはだいぶ異なるストーリーだ。前半には映画作りの様々な事柄がちりばめられ、興味深い・・。登場人物たちの間で何度も交わされる映画談義は著者の好みだろうか?小説としての構成はともあれ、最後まで読んでしまったのも確か。でもそれだけに、あの展開はないだろう・・と思う。蛇足だが奥付の作品紹介はひどい。あげくは「逆プロジェクトX」といった表現は、文章を扱う編集者の表現としていかがなものかと思う。 | ||||
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