ファイアボール・ブルース 逃亡
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ファイアボール・ブルース 逃亡の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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女子プロレスが舞台のヒーロー物といえば、いちばん分かりやすいだろうか。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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プロレスや女子プロは大嫌いなのに、この小説にどんどん引き込まれました。主人公の近田が火渡の付き人的なことをしつつも、自分もリングで戦う。負けばかりが続くも、火渡への憧れと尊敬の念はずっと続く。女性であるが、火渡には男気があって、とても魅力的。試合には全集中し、試合の前後は哲学をしていると思えた。この独特な女性の独特な世界と、その中での魅力的な独特の女性がなんとも言えず、すばらしくて、心を持っていかれた。 | ||||
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ファイヤーボール、お芝居がかなり面白かったです。 気になって、原作を購入しました。 一気に読めちゃうほど、面白いです。 | ||||
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1巻をきちんとまとめた再販もの。 でも、あとがきで作者の話も読めたので、購入して正解でした。 | ||||
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愉しい。 桐野夏生といえば、年々よりシリアスな、より深い小説を書いて評価も高いし、 それはそれでもちろんいいことだが、 20年近く前に書かれたこの小説はまたえらく気楽に読める。 やはりストーリテラーとしての才能は半端ではない。 痛快時代劇、という言い方があるが、そんな言い方がぴったりの痛快さ。 だが、「痛快」の後にジャンルとしてはどういう言葉を当てはめたらいいのか。 広く言えば、何しろこの作家だからミステリーなのだろうが、異色なのである。 舞台は女子プロレス界、 ファイアーボールと呼ばれる熱く強いレスラー火渡抄子が主人公で、 その付き人の、こちらはどこかの競馬の馬のように負けてばかりの近田というのが語り手である。 外国人レスラーの失踪事件が中心にあってミステリーには違いないとはいえ、 当然ながらファイトの描写もあり、それがまた(女子プロレスに関心がなくても)魅力でもあるし、 さらにはいじめやら経営やらといった業界の話題もある。 それぞれの話が頂点に達する結末部は、それらが相互に絡み合うさまが見事である。 火渡の強烈な個性に魅力を感じる読者は多いだろう。 特に女性に受けるだろうという気がする。 かっこいいのである。 だが、その火渡の魅力を引き出しているのは、 実は茫洋として愛すべき語り手、近田であって、これも非常にいい。 珍しいことに作者の後書きが付いていて、 「荒ぶる魂」という言い方で、闘う女への思い入れが記されている。 思えば桐野夏生の小説は、いずれも「闘う」女たちの生き様を描いたものだった。 | ||||
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