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滅びの宴



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滅びの宴の評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

大自然の報い。誰もが目を逸らし耳を塞いでいる未来。

.西村寿行という作家は愛犬と共に狩猟を趣味としながらも野生動物達を愛しているという一見矛盾している様な生活スタイルを持っていた方だった様だ。その反面、文明生活を嫌いその中で物欲に溺れる人間という生き物を嫌悪していた。この様な社会は自然の摂理に背を向けた生き方であり、いずれ大自然から報いを受ける。そう信じていらしたようだ。この作品は彼の、自然を蔑ろにして人間達の幸福のみを追求する人類に対しての怒りが、ネズミという人間達から忌み嫌われる存在に姿を変えて襲い掛かって来る。そんな印象を与える「滅びの笛」の後日談だ。氏はこの作品の他にも想像を絶するイナゴの大群により日本、そして日本人が滅びの危機を迎える「蒼亡の大地、滅ぶ」という長編を発表している。ネズミやイナゴの大群という普段想像もすることも無い脅威が描かれているが、これが決して絵空事では無いという予感に近い感覚を読者に与える大作である。現代を生きる我々ももう気付いているのでは無いだろうか? 報いを受ける日がそう遠くない未来にやって来る事を。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.8:
(5pt)

新型コロナ

拝啓 コロナ禍の折皆様におかれましては、感染者数の報告に毎日不安を煽られている事と拝察申し上げます。さて、20年前にかかれた作品ですが、現在の日本の状態とリンクさせながら、想像力を掻き立てられました。早期に国民のワクチン接種が出来る事をお祈り申し上げます。  敬具
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.7:
(4pt)

前作を読んだ流れで読むのがおすすめです

前作の2年後という設定で、
登場人物もほとんど引き継ぎがれています。

ネズミの軍勢と、蹂躙される都市!というのが前作でしたが
今作はフォーカスが人間側にに少し寄っています。
なので、前作ほどの"怒涛の勢い"というのは控えめで、少し物足りないと感じる人もいるかもしれません。
ただ、そのぶんテーマ性とキャラクタが引き立たされていて
やはり今回も最後まで楽しく読ませていただきました。
前作のその後が気になる方、前作を読み終わった熱量がそのまま残ってる方には是非、おすすめです。
あと片倉警視好きな人は是非。是非!
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.6:
(4pt)

滅びの笛には及ばない

とは言っても正統派続編としてなかなかのものでした。
前作のように序盤で山から獣が消え、それがクライマックスにつながる素晴らしい展開が
神回だったので比べるのが酷かもしれません。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.5:
(4pt)

東京崩壊

前作では捕食動物により間一髪で救われた東京も、今回は崩壊します。
でもネズミではなくてテロやパニックというところが味噌でした。
続きが読みたくなりますが、すごーく昔の本なんですよね。。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.4:
(4pt)

鼠の大群が!

鼠の大群が首都に迫って来るというありえるような話です。人間は追い詰められると
こうなるのかなと考えさせられました。
「滅びの笛」から読み始める方がもっと面白いと思います。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435
No.3:
(4pt)

鼠の大群、いよいよ首都東京へ

山梨県を大恐慌に陥れた鼠の大群は、東京都に入る寸前に滅びたようにみえた。が、それから二年、再び鼠は大群となり、首都東京へと進撃をはじめた。『滅びの笛』に続く、鼠と人間の戦いを描くとともに、森林伐採などの環境問題や政府・政治のあり方などいろいろと考えさせられる、パニック小説の秀作です。
前作では、これから東京といういいところで終ってしまっていたのでちょっと拍子抜けした感もあったのですが、本作では鼠たちは見事に(?)東京へ襲いかかり暴れ回ってくれています。二年前、連戦連敗だった鼠の群れを前に、人間たちは果たしてどうやって迎え撃つのか?と興味がわいてくるところですが、物語の後半になると、鼠に襲われパニック状態になっているところを狙っておこった爆弾テロの様子とそれへの対応が中心になっていて、鼠の大群は二の次になっています。これは非常に残念。せっかく満を侍して鼠たちが東京を襲ったというのに・・・。最後まで鼠一本でいってほしかったです。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
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No.2:
(4pt)

鼠の大群、いよいよ首都東京へ

山梨県を大恐慌に陥れた鼠の大群は、東京都に入る寸前に滅びたようにみえた。が、それから二年、再び鼠は大群となり、首都東京へと進撃をはじめた。『滅びの笛』に続く、鼠と人間の戦いを描くとともに、森林伐採などの環境問題や政府・政治のあり方などいろいろと考えさせられる、パニック小説の秀作です。
前作では、これから東京といういいところで終ってしまっていたのでちょっと拍子抜けした感もあったのですが、本作では鼠たちは見事に(?)東京へ襲いかかり暴れ回ってくれています。二年前、連戦連敗だった鼠の群れを前に、人間たちは果たしてどうやって迎え撃つのか?と興味がわいてくるところですが、物語の後半になると、鼠に襲われパニック状態になっているところを狙っておこった爆弾テロの様子とそれへの対応が中心になっていて、鼠の大群は二の次になっています。これは非常に残念。せっかく満を侍して鼠たちが東京を襲ったというのに・・・。最後まで鼠一本でいってほしかったです。
滅びの宴―長編小説 (1980年)Amazon書評・レビュー:滅びの宴―長編小説 (1980年)より
B000J8502Q
No.1:
(5pt)

最高です!

バイオレンスあり、性交ありの独特の寿行ワールドが最高です。記憶喪失の女の恋の行方はどうなるのか?一気に読みたくなる作品でした。
滅びの宴 (角川文庫 (5640))Amazon書評・レビュー:滅びの宴 (角川文庫 (5640))より
4041407435

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