■スポンサードリンク
400年の遺言
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
400年の遺言の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公に全然共感がもてない。 赤子の時に捨てられて施設で育ち、のちに養父母に引き取られるもいい環境ではなく、それゆえに愛情がよくわからない、といったような設定なのだが、その割には、警察キャリアである友人の奥さんに懸想していて、その気持ちを何度もさりげなく本人に伝えて、かわされてもなおあきらめず、友人が不在の時に自宅を訪ねたりという粘着質な性格。その奥さんのおなかには二人目の子供がいるのにだ。 その主人公が殺人事件の第一発見者で、推理しながら事件を解明していく…という流れなのだが、なんだか主人公の設定が余計で、事件の方に入り込めない。これは本当にサスペンスものなのだろうか。それよりも、この主人公を使って人間ドラマでも書いた方がよかったのではないか。 さらに、殺人事件の動機になった400年前の秘密というのが、せっかくの設定をしたのに全然生かされていない。この物語には軸が3つあって、それぞれがみんな浮いてしまっている。前半に出てきた友人の妻も後半は全く出ず、懸想していたという設定が全然意味なしになっている。いっそ、3つの作品にわけた方がよかった気がした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!