400年の遺言



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.29pt ( 5max) / 7件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2000年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,674回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数2

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)

    2002年05月01日 400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)

    400年の歴史を持つ浄土真宗妙見派の京都・龍遠寺。天空の星を写しとるとされるその庭園で、庭師の親子が殺される事件が起こった。父・泉繁竹は首にノギスを刺されて、息子・真太郎は溺死させられた。繁竹を看取った蔭山は、「この子を、頼む…」という最期の言葉に違和感を抱きながら、二人の死の謎を追いかける。その先に待っていたのは、庭園の400年の歴史に隠された驚愕の事実だった…。本格長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    400年の遺言の総合評価:6.57/10点レビュー 7件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.7:
    (5pt)

    寺に隠された秘密

    込み入ったプロットに、伏線が絡まってとても面白かった。ただ最期の謎解きのプロセスが若干不透明で、多少のこじつけ感が残る。
    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
    4043652011
    No.6:
    (4pt)

    年代タイトルものの主体性

    3000年たら4000年たら年代タイトルばかりだった初期の柄刀氏の年代ものの集大成的な作品である。
    今回は京都の庭園での不可能殺人を発端に、庭園の隠された真相が暴かれる歴史ミステリーと本格ミステリーの融合というこれまた意欲作になっている。
    これまた蘊蓄が多く、やや退屈な個所もあるが、テーマと殺人トリックの真相がよく絡まっており、今までのような強引さはかなり抑えられて完成度は一番高いのではないかと思う。
    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
    4043652011
    No.5:
    (3pt)

    成功作、とはいえないところもあるものの

    複数の「謎の提示と、その謎解き」の中には、ちょっとこれはどうかな、というものも多く含まれていて、物語の組み上げや、全体のバランスとかは、もう少し何とかできるのじゃないか、という座りの悪さがあります。
    だから作品としては評価がひくくなる本だという気が、するのですが、それでも、メインテーマそのものには、捨てがたい魅力があると思います。
    「掛け軸」や「井戸」の謎解きとか、とても愛おしいです。
    (殺人事件をとりこまず、この二つくらいで中篇にすれば、バランスのいい作品になるのでは、という気がします。)
    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
    4043652011
    No.4:
    (1pt)

    主人公の設定が…。

    主人公に全然共感がもてない。

    赤子の時に捨てられて施設で育ち、のちに養父母に引き取られるもいい環境ではなく、それゆえに愛情がよくわからない、といったような設定なのだが、その割には、警察キャリアである友人の奥さんに懸想していて、その気持ちを何度もさりげなく本人に伝えて、かわされてもなおあきらめず、友人が不在の時に自宅を訪ねたりという粘着質な性格。その奥さんのおなかには二人目の子供がいるのにだ。

    その主人公が殺人事件の第一発見者で、推理しながら事件を解明していく…という流れなのだが、なんだか主人公の設定が余計で、事件の方に入り込めない。これは本当にサスペンスものなのだろうか。それよりも、この主人公を使って人間ドラマでも書いた方がよかったのではないか。

    さらに、殺人事件の動機になった400年前の秘密というのが、せっかくの設定をしたのに全然生かされていない。この物語には軸が3つあって、それぞれがみんな浮いてしまっている。前半に出てきた友人の妻も後半は全く出ず、懸想していたという設定が全然意味なしになっている。いっそ、3つの作品にわけた方がよかった気がした。

    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
    4043652011
    No.3:
    (3pt)

    こんな遺言!

     2000年に出た単行本『400年の遺言 龍遠寺庭園の死』の改題・文庫化。
     『3000年の密室』の続編というわけではない。
     京都の古寺を舞台とした、スケールの大きなミステリ。その寺の庭に隠された秘密と、殺人事件の謎とがからみあい、溶け合いながら展開していく。隅々まで考え抜かれたプロットで、著者の「誠実さ」に頭の下がる思いだ。
     しかし、京都に住む人間からすると、庭の秘密には意外性がないように感じる。
     殺人事件の謎については、もう少し解決の過程を整理すべきではないかと思った。
    400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
    4043652011



    その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク