4000年のアリバイ回廊
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柄刀氏のデビュー作の3000年の密室の姉妹編とも言うべき考古学と本格ミステリーが融合した意欲作である。 今回は珍しく密室ものではなく、海底から見つかった現代の被害者と縄文時代のDNAを巡る謎の二本立てで進行する。 本格ミステリーのメインとなる現代の事件は時刻表やら地図やらが掲載されてアリバイものらしい盛り上がりだが、トリック自体は何となく肩すかしか・・・。 それよりも古代の浪漫を語る方に重点が置かれているようだ。 アリバイ崩しものとしてはやや物足りないが、薀蓄系ミステリーとしては力作で読み応えがある。 | ||||
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前作「3000年の密室」とは異なり 今回は、現在の殺人事件から始まる 時刻表が掲載されていることやタイトルが示す通り バリバリのアリバイトリックです また、4000年前の謎は結構わかりやすいかも 現在が文字を多用した文化であるのに対し 縄文時代が、音声による文化であった点など 縄文時代について書かれた部分は非常に魅力的であった | ||||
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1999年に出た単行本の文庫化。 デビュー作『3000年の密室』につづき、縄文時代と考古学をからめたミステリとなっている。 凄く魅力的な事件だ。スケールが大きく、とうてい解決しえないような不可能事が提示されるのでワクワクする。 火山の噴火によってポンペイのようになった、縄文期の謎の村という舞台設定も興味深い。 しかし、解決に至ってガックリする。肩透かしもいいところである。 また、考古学的な知識や学説を取り入れるという面でも、前作より格段に落ちるように感じた。現実の考古学から離れ、あまりに「夢」を描きすぎたためだろう。 | ||||
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