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QED 河童伝説
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QED 河童伝説 の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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まず、この作品はメイン作品ではありますが 事件の最終局面にはタタルたちは関わってはきません。 それと事件の終わり方は賛否のあるものとなっていますのであしからず。 (それとグロい、苦手な人注意) 左腕のない死体から始まった殺人事件。 どうやらそこには製薬会社同士の激しい いがみ合いが関わっているみたいで… タタルサイドでは河童やかかしについての深いお話が出てきます。 結構か歌詞に関してはひどい扱いがされていますし 河童に関してもこれまた扱いがひどいのです。 そう思うと、今の河童に関しては 割とましな扱われ方をされているのかもしれませんね。 いつもの歴史的講釈よりも今回は 抗生物質のお話の方が興味深かったです。 むやみな乱用は、ある種業者を潤すのみなのです。 極論を言ってしまえばね。 ミステリー部分はうん、人によってはむーりーになりそう。 | ||||
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対応早く、説明どおりの商品でした。 | ||||
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殺人事件は3つばかり起きるけど、主人公サイドはさして興味も持たず、仲良く遊びに出かけて一緒に飲んだりとか 河童や製鉄関係の歴史ウンチクに耳を傾けたりするだけ。 事件にはまったく関わりません。 で、どうやって解決するかというと、被害者の一人の恋人が、犯人を脅して自白させるんです。 推理もへったくれもあったもんじゃないです。 しかも逮捕もされず関係者が死んでおしまい。 さらに黒幕は捕まらない。 うんちくの類はそれなりに興味深く読めるのですが、推理や謎解きを期待して読むとがっかりします。 | ||||
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河童の正体は被差別民でした。ふーん…それで? いつも通りの歴史のウンチク開陳劇で、正直、だからどうしたとしかいいようがないので好きな人で楽しんだらという気分ですが、それにしても、今回、セットになる事件の扱いがあまりにひどいんであります。 桑原祟御一行もほとんど関心を示さないで、彼らの知らないところで凄惨な結末を迎えてしまう。歴史講釈の抱き合わせにする必要があったのかしらん? 「式の密室」や「ベーカー街の問題」の頃は本当に面白かったんですが、あの頃のQEDを期待する読者にとってはがっかりです。 | ||||
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思ったものより「河童」の出現表現が出てきません。残念です。まだ完読していません。 | ||||
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毎回似たような展開なのだが、ついつい読んでしまいます。 また、何度も読み返してしまうのですが、 毎回じっくり読んでしまいますね。 歴史の闇みたいなものの説明が、作者の考えであり 現在の定説ではないことはわかっているが面白いのだと 私は思います。 | ||||
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熊野以降、作者が代わったのではないか、と思いたくなる。 筋立ても、事件も、何もかもが安易である。 何でもかんでも、新レギュラー陣にからませればいいというモンではないだろう。 毎回、旅にでる必要もない。 初期のころ。 東京で、バーでおいしいお酒を飲んでいたときの話のほうが、 格段に面白かった。 | ||||
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●荒唐無稽な河童の風体や語り継がれる所業にはしっかり意味があった、というよりそれに託した思いがあったということが重々理解できました。真実なのかはまだ留保するとして。今までのシリーズでもお馴染みなのですが迷信・言い伝えは単なる訳の分からない話をして人を怖がらせようとしているわけではないということです。妖怪が実在する以上に逆に怖い話なのです。●ただ河童の話自体はどっちサイドの思惑で作られ流布されたのでしょう。権力者側だとしたらおかしいですね、そういう話の存在自体非常に都合が悪い、河童に託された思いが広まるのは忌々しいでしょう。逆に虐げられた側の人々発だとしてもおかしいですね。噂の根、語り部たちを突き止めて権力者が殲滅しないのはなぜですか?そもそもこんな言い伝えをを言わせっ放しにできるほど寛容ならばあんなひどいことはしないでしょう。●最後の最後である大神についての謎がちょっとだけ明かされます。が、すべて解ききっておりません。あのような神にまで権力者はどんな因縁をまとわり付かせ封じたのか非常に気になるところです。とても古く現在まで厚い信仰を受けていますのでどんないきさつかぜひ知りたいものです。九州編まで待つしかないようです。●ですから今すぐ手に取らずに次巻発売と同時に一気に読み切ったほうが面白いと思います。この本だけだと中途半端です。●一度ハンディキャップを克服した人にわざわざああいう結末を与えることも無いと思います。ある程度惨く無いと盛り上がりに欠けるのは理解できますが私はちょっと作者の良識を疑ってしまいました。こういうやり方でしか面白くできないのでしょうか。 | ||||
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歴史好きには面白いのでよく読んでいます ただマジに考え込むと色々と問題がね・・・ 現在おこった殺人事件と絡めて話が進んでいますが その事件がすごくチープです。 私はあまり推理小説読まないのでこういう推察苦手なのですが それでも今回の話、半ばまでいかないうちに犯人とその動機がわかってしまいました。 それと歴史、民俗学的なところも やはり短絡的なところが多いです。 すぐに鋳鉄に話がいってしまうところとか (男主人公の名前は「くわばらたた「ら」じゃないかと思うくらい たたらの話だらけです。たたらの重要性は認めますが、こうなんでもたたらで解釈するのは どうなのでしょうか) それに歴史も時代遅れの学説で作者の勉強不足がみえみえです。 (作者の方には特に荘園と武士の成立についての勉強をやり直して欲しいです。この本で語られている荘園と武士像は戦前から1950年代のもはや過去の学説です) でも通勤電車や出張移動で読むには面白い本だと思います | ||||
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このQEDシリーズは、どうやら「〜Ventus〜」が前編というか予告編あるいは序章で、 その後に発表されるものが本編、というような構成になっているのでしょう。 前作「御霊将門」で書きっぱなしになっていた新薬“キノロックス”を巡る 製薬会社の物語が今作の現代での事件となっています。 シリーズ通して言えることですが、作者の様式美というか、仕立てあるいは構成への拘りが 今作でも見事に貫かれており、作品を読む前にまず目次を見るだけでも楽しませてくれます。 そして、その各章の名前と現代の物語の展開、あるいは歴史上の謎との複雑な絡み合いで 各章読み終わるごとにその名前を眺め返し改めて唸らされ、また、引き込まれていきます。 売りである歴史の謎への探究の方でも前作で預言しておいた“山童”“河童”などを 手を変え品を変え、名前を変え、切り口を変え、これでもかと掘り下げていきます。 さながら河童をテーマにした音楽CDでいう良質なコンセプトアルバムのような作品です。 現代の殺人事件の方も、作者得意分野である薬学あるいは医薬品業界事情を絡めつつ、 久しぶりに歴史上の悲劇と通底する現代の惨劇というバランスを取り戻しつつあります。 登場人物達の人間模様も期待を裏切らぬ(?)読み応えですね。 しかし、シリーズも長くなってきてそろそろマンネリ感が漂い出したのも事実で、 最後になって次作の予告(九州だそうです)をちらっとする嫌らしさも鼻につきます。 歴史の謎をモノ語る鎮魂作という意味合いでも、何か肝心な問題点を避けている印象があり、 このまま進んでいくと作者の閉じられた世界の中で無限ループに突入しそうな気もしたので 星一つ引かせていただきました。 | ||||
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