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QED 河童伝説
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QED 河童伝説 の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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まず、この作品はメイン作品ではありますが 事件の最終局面にはタタルたちは関わってはきません。 それと事件の終わり方は賛否のあるものとなっていますのであしからず。 (それとグロい、苦手な人注意) 左腕のない死体から始まった殺人事件。 どうやらそこには製薬会社同士の激しい いがみ合いが関わっているみたいで… タタルサイドでは河童やかかしについての深いお話が出てきます。 結構か歌詞に関してはひどい扱いがされていますし 河童に関してもこれまた扱いがひどいのです。 そう思うと、今の河童に関しては 割とましな扱われ方をされているのかもしれませんね。 いつもの歴史的講釈よりも今回は 抗生物質のお話の方が興味深かったです。 むやみな乱用は、ある種業者を潤すのみなのです。 極論を言ってしまえばね。 ミステリー部分はうん、人によってはむーりーになりそう。 | ||||
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対応早く、説明どおりの商品でした。 | ||||
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毎回似たような展開なのだが、ついつい読んでしまいます。 また、何度も読み返してしまうのですが、 毎回じっくり読んでしまいますね。 歴史の闇みたいなものの説明が、作者の考えであり 現在の定説ではないことはわかっているが面白いのだと 私は思います。 | ||||
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このQEDシリーズは、どうやら「〜Ventus〜」が前編というか予告編あるいは序章で、 その後に発表されるものが本編、というような構成になっているのでしょう。 前作「御霊将門」で書きっぱなしになっていた新薬“キノロックス”を巡る 製薬会社の物語が今作の現代での事件となっています。 シリーズ通して言えることですが、作者の様式美というか、仕立てあるいは構成への拘りが 今作でも見事に貫かれており、作品を読む前にまず目次を見るだけでも楽しませてくれます。 そして、その各章の名前と現代の物語の展開、あるいは歴史上の謎との複雑な絡み合いで 各章読み終わるごとにその名前を眺め返し改めて唸らされ、また、引き込まれていきます。 売りである歴史の謎への探究の方でも前作で預言しておいた“山童”“河童”などを 手を変え品を変え、名前を変え、切り口を変え、これでもかと掘り下げていきます。 さながら河童をテーマにした音楽CDでいう良質なコンセプトアルバムのような作品です。 現代の殺人事件の方も、作者得意分野である薬学あるいは医薬品業界事情を絡めつつ、 久しぶりに歴史上の悲劇と通底する現代の惨劇というバランスを取り戻しつつあります。 登場人物達の人間模様も期待を裏切らぬ(?)読み応えですね。 しかし、シリーズも長くなってきてそろそろマンネリ感が漂い出したのも事実で、 最後になって次作の予告(九州だそうです)をちらっとする嫌らしさも鼻につきます。 歴史の謎をモノ語る鎮魂作という意味合いでも、何か肝心な問題点を避けている印象があり、 このまま進んでいくと作者の閉じられた世界の中で無限ループに突入しそうな気もしたので 星一つ引かせていただきました。 | ||||
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