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大暗室
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【この小説が収録されている参考書籍】
大暗室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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『大暗室』は、乱歩の小説では最長となる1年7カ月にわたって雑誌に連載された。それだけにけっこう長い作品なのだが、乱歩らしい平易な文体で苦もなくスラスラと読める。 が、特に「話が面白い」というわけでもない。世代をまたいで復讐譚風に展開する前半部分はなかなか読ませるが、中盤のレビューガール誘拐の辺りから、作者自身が自嘲気味に言うところの通俗的な内容になっていく。 思えば、小学生のころは乱歩の子ども向け小説にどっぷりハマったものだ。が、今こうして大人向けの小説を読むと、ノスタルジーを感じる一方で、しらけている自分もいる。乱歩に夢中になる季節は、もうわたしの人生にはめぐってこないのかしらん。 | ||||
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最初の方はちょっと読み難かったが、二世同士の対決になった「第二 渦巻と髑髏の巻」から面白さが出てきた。 やっぱり「自註自解」が反省も記述してあって面白かった。 ルパン(当然アルセーヌお爺ちゃんの方ね)を意識いているとか納得。 赤城毅「帝都探偵物語」は相手が人外だが明智小五郎パスティーシュ? ホームズのパスティーシュは多いけれどもルパン物はほとんど無いね。 森田崇「アバンチュリエ」はルブランの小説をコミック化した正統派だしね。 後は、瀬名秀明「大空のドロテ」かな? | ||||
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