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吸血鬼
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【この小説が収録されている参考書籍】
吸血鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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吸血鬼と白髪鬼の長編2作品です。 <吸血鬼> タイトルである吸血鬼は登場しません。最終章の冒頭で犯人が吸血鬼のように執念深いという表現が1カ所ともう1カ所登場します。 幼い1人息子を持つ倭文子(しずこ)未亡人を取り巻く男たちと次々に起こる殺人事件が起こります。 事件を解決していく明智小五郎と助手の小林少年と玉村文代です。 火傷で唇がなく、義足と義手を持つ犯人が倭文子未亡人に忍び寄ります。 倭文子未亡人の屋敷のとある部屋には隠されたトリックがあります。 例によって明智小五郎の推理で犯人は一旦は捕まりますが、なぜか犯人を拘束しないまま犯人の動機を聞いたあとにまんまと逃げられたりします。 いつも明智小五郎はトリックを暴いて関係者に披露する時は再現ドラマのようにするのは最近疑問を感じるようになりました。 <白髪鬼> 獄中で自分の罪を語る大牟田敏清です。 絶世の美女の瑠璃子と結婚しますが、親友の美男子の川村と瑠璃子がいい仲となって川村が岩山に細工をして、そこから大牟田は転落して死にます。 しかし奇跡的に息を吹き返した大牟田は死にものぐるいで墓から抜け出し自分が死んだ理由を突き止めます。 復讐の鬼となった大牟田は別人を装って二人に近づき残酷な復讐を遂げますが呆気なく捕まり今に至ります。 墓の中の死と飢えに匹敵する苦しみを味合わせてやろうという復讐話ですが、墓の中にあった海賊の宝を上海で出会った海賊本人が初対面の大牟田に宝をやるをいう話がよくわからないまま都合よく話が大牟田の企み通り進むのが淡白に感じました。 | ||||
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