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魔術師
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔術師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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私個人は、乱歩の作家生活の中でこの作品が発表された昭和5年前後が全盛期ではなかったろうかと思う。「孤島の鬼」「蜘蛛男」「黄金仮面」そして本書に収録されている「魔術師」「吸血鬼」といったこの時期の長編通俗小説は本当に面白い。本格推理ではないが、正体不明の怪人物と明智小五郎の騙し騙されの闘いは理屈抜きに面白い。細かい事を言えば論理が破綻している箇所も何点かあるのだが、そんな事は気にならないで一気に読める。推理小説というよりは怪奇冒険小説という表現の方が適しているだろうか。「魔術師」では明智小五郎の妻となる文代との馴れ初めが書かれてあるし、「吸血鬼」では小林少年が初登場する。明智ファンにとっては必読の書と言える。 | ||||
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海底の魔術師の風貌が詳細に記されており、想像すると鳥肌が立ちそうだった。明智探偵の推理が冴えている。迫力を感じるお薦めの一冊です。 | ||||
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「孤島の鬼」を読んで以来、私と妹のなかで江戸川乱歩がブームになっています。江戸川作品はロマンティックな気分やせつない気分、はらはらドキドキ、こんなトリックがあるとはっ!?と、夢中になる要素が100%入っている!!と、いうのが、私達2人の同意見でした。しかし、今回は「先が読めるんですが・・・」と、いう感じです。感のするどくない私達が思ったくらいなので、みなさんもそう思うはずです。最後にフォローしますが、ちゃんと、おもしろいのです。でも!と、いう感じですね。 | ||||
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終結部の展開が少し急激でドラマチックすぎてとってつけたようなところがあり緻密さにはやや欠けますが、その分、最初から最後まで、テンポよく派手な展開が次々と続き、読んでいてわくわくする一冊です。これも乱歩が時々扱う「世代を超えて続く“ふくしゅう”」がテーマです。明智小五郎の恋の話も出てきます。 | ||||
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