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震度0



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【この小説が収録されている参考書籍】
震度0

震度0の評価: 3.46/5点 レビュー 96件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 1~20 1/5ページ
No.96:
(4pt)

縦社会の警察組織

N県警で同時に3つの危機が訪れた。1つが近畿地方をおそった大地震。二つ目がホステス殺しの犯人を取り逃がしたこと。3つ目が警務課長の不破が失踪したこと。不破の失踪は日がたつにつれて,それぞれの本部幹部は独自に情報を得ることになるが,それを他者と共有することを拒んでいる。さまざまな事実が判明してきたにもかかわらず不破の存在は,不明である。しかし,思わぬところから不破の居場所が明らかになった。
感想として,最後まで謎を引っ張ってきて真相が分かったとき,ちょびっと拍子抜けがしたことは間違いありません。えっそんな・・・。まあ,読んでみてください。縦社会の警察組織がよく分かりました。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.95:
(1pt)

損した 時間と金

面白くもねぇ本よく書いたなぁ
と思った。
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4022500417
No.94:
(1pt)

読んでて飽きるわ

三割ほどよんだけど、ほとんどが警察内部の出世がどうの、キャリアがどうのとドロドロした人事の話。
肝心の疾走の件は?皆さん自分の席に居てほとんど動かない。電話でのやり取りばかり。読んでて飽きるわ。
本格警察サスペンス?どこが?
もう読むの止めた。時間の無駄。
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4022500417
No.93:
(4pt)

ドロドロの人間模様

Amazon audibleにて拝聴。

県警を舞台にした人間関係の軋轢をテーマにした本で、それぞれの権力や立場から描かれる人間模様がドロドロで生々しい。
一方で人間関係に終始してしまった印象で、ストーリー展開はあまりなく面白みを感じられなかった。

ちなみに、題名となっている地震の震度はほとんど関係ない。
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4022500417
No.92:
(5pt)

素晴らしい警察小説 震度0と64

この夏、震度0と64上下巻を読みました。両方とも約10年前くらいに読み、それ以来の2回目でした。横山秀夫の素晴らしさを改めて確認しました。私は40年来、警察官、自衛隊、消防署員などを心から尊敬し憧れている62歳会社役員です。警察と言うガチガチの大組織。その中で繰り広げられる戦い。野心、良心をめぐる命がけの戦いに感嘆します。人生がもう一度できるなら、高卒で神奈川県警に入って、ノンキャリの頂点と言われる刑事部長か総務部長の座を目指して64の世界で戦いたいと思いました。
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4022500417
No.91:
(5pt)

著者「県警物」の最高峰。

旧態然とした序列重視の組織内の人間関係を描く著者の「県警物」の中でも、最もその機微が細やかに描かれている秀作です。
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4022500417
No.90:
(3pt)

結末は喜劇とさえ思える警察の泥臭い内幕

神戸で起きた震災を横目に県警内部で広げられる幹部の心理戦とドロドロの人間関係を濃密に描く長編小説。
将来の警察庁長官を目指して下克上すら厭わない警務部長の冬木、大物のフィクサーから金品を受け取った事実を隠したい本部長の椎野、金品の処分という密命を椎野から託されて突然失踪した警務課長の不破。地元叩き上げの幹部はキャリアには面従腹背。警察の狭い世界では男女が複雑に絡まり、不破の行方不明になった原因も女性関係だったことが明らかにされます。結末はまさに喜劇とさえ呼べるもの。不破の品位が最後まで貶められなかったのは安堵を覚えさせるものではありました。
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4022500417
No.89:
(4pt)

警察署、公舎の見取り図がある理由

小説本文に入る前に警察署、公舎の見取り図が描かれています。
密室殺人事件などでよく見られる間取り図のようなものです。
なんでこんなものがあるのかな?と思いましたが、読んでみてよくわかりました。密室殺人事件というような内容ではありませんが、N県警の限られた人種間の人間模様がその主題であるからです。逆にいうと、長編小説であるにもかかわらず、非常にスケールの狭い内容になっています。警察官の失踪事件?に関連した、警察署内でのキャリアとノンキャリア、警備部部長と刑事部課長などの対立、人間関係が濃厚に描かれています。特に警察官同士だけでなく、その妻たちの対立は、さすが横山秀夫といった感です。震災などそっちのけ感が、警察官も公務員、お役人なんだなと痛感させられました。
一人だけ新聞記者が出てきて、キーマンとなるのかと思いましたが、珍しくちょい役でした。
最後まで展開がドキドキで見入りますが、そんなことかって最後は少し残念な結果でした。
横山秀夫作品の中では今ひとつだと思います。
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4022500417
No.88:
(1pt)

徐々に疑問が強くなり、拍子抜けのラスト

あまりに現実感がなく、作者が描いた非現実的なシナリオに沿って各登場人物が踊らされているだけ。ラストも「?」感が強く、「これだけ読ませておいてこれ?」と拍子抜けした。
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4022500417
No.87:
(5pt)

横山作品の長編の中では一番いい!人間の保身ばかりの心理の駆け引き!

題名どおりです。震災とは全く関係ないです。ただ警察と言う組織は、多分、こんな感じだろうと思います。それぞれが自分達の出世や天下り先について、我が身の保身ばかり。警察小説って、格好良く描かれているけど、実際、日本の警察は、本当に優秀か?常に疑問がありました。殺人事件など、注目を引く事件には、威信をかけて捜査するかもしれないけれど、一般人の目線には立っていない。
長編小説だけれども、これはおススメです。我が身の保身の為の心理の読み合い、面白いです!
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4022500417
No.86:
(3pt)

警察組織ものですが。

大震災の最中に何をやってんのとツッコミたくなる内容。
本当にこんな感じなら呆れるばかりです。
そう思わせるのが作者の狙いなのかも。
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4022500417
No.85:
(4pt)

面白いが内容に暗くなる

余りに小さいな、話題が。とある県警本部の内部抗争的な描写ばかり。余りに日本的。べっとりと絡みつくような表現多し。しかし、悔しいけれど読ませる。ミステリーベストテンの上位にランクされたのはわかる気がする。

 将来ある警察官僚の失踪。事件自体は何でもないこと。それが内部の軋轢を生んで行く。まずはキャリア同士の諍い、そしてキャリア対ノンキャリへと進み、最後には・・。いやー、これ実話に近いんですかね。暗澹とします。
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4022500417
No.84:
(3pt)

内容は悪くなかったが、登場人物の多さに振り回されてしまった……

阪神淡路大震災の発生時点から物語は始まる。しかし、舞台は遠く離れたN県の県警内部で、信望の厚かった警務課長の失踪がメインとなった群像劇。同じ日本国内で、震度7とも言われる地震災害が起きているにもかかわらず、N県警ナンバー2のキャリアは警務課長失踪をマスコミに嗅ぎつけられないように必死になったり、刑事課長は天下り先の心配をしたり、警察官の妻たちは互いの見栄の張り合いに躍起になったり……。タイトルの『震度ゼロ』は、そういう彼らの姿を的確に表現していると思う。

内容は悪くなかったのだが、分量のわりに登場人物が多かった。ミステリのトリックにこれだけの人物が必要だった、と言われればそうなのかもしれないが、もう少しスッキリしているほうが読みやすかったのではなかろうか。
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4022500417
No.83:
(2pt)

過剰演出に辟易

人間関係の細かな描写には脱帽。
リアリティを感じた。
しかしながら、コントラストとして実際の阪神大震災を持って来たのはいかがなものか。
身近に被災者等がいない私も快く作品を楽しむには心に引っ掛かるものを感じたので、いわんや罹災されたり、さらには身近な方を亡くしたかたはをや。
少々演出とはいえやり過ぎの感も否めない。
終盤の不破夫人の言葉は強烈。
皆が己のことしか考えていない、切ない思いがこみ上げた。
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4022500417
No.82:
(4pt)

読者によって、受ける印象は違うと思いますが

これって、阪神大震災という、最大級の災害と、ちっぽけな警察の派閥争いっていうのを対比させた小説だと私は感じました。

最後のほうになるにつれて、話がつながって、面白くなるけど、最初の伏線の部分がつまらないので、星4つで。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.81:
(5pt)

阪神大震災が起こったあとで、保身と意地を張り合う警察幹部のおぞましい物語。

阪神大震災がおこった。
最初は壊滅的な震災だったので、情報が伝わらなかった。
徐々に 被害の状況が 伝わってくる。

遠くはなれた、N県の警察署では、警務課長が行方不明になった。
キャリアの椎野本部長、冬木警務部長。
準キャリアの堀川。たたき上げの藤巻、蔵本、間宮。
その6人の人間模様が 時間軸で 描写されていく。
その保身と意地の張り合い。人品はあまりよろしくない。
警官の幹部たちのあまりにも 幼稚な駆け引き。
宿舎が一緒であるが故に、夫人たちの見栄の張り合い
そして、事件に複雑にからんでいくことになる。
冬木は 椎野を見限ることで、その地位を高めようとするが、
その後について来るものや味方になるものはない。
『腰掛け』的な存在のキャリアは 大過なくすごすことに汲々とする。
失踪した警務課長の不破のさまざまな憶測が、飛び交い、
振り回されるさまは滑稽でさえもある。

阪神大震災が起こりながら、N県の警察幹部は、
意地の張り合いをしている。まさに 震度 ゼロの状態。
大震災が起こりながら、警察の人間模様は、喜劇のように見える。
震災救援の指示が来たにも関わらず、本部長は自己都合で延期させる。
誠に、みっともない警察の無様な姿が むき出しになる。
実に、おそろしい物語となっている。

不破警務課長の汚れちまった悲しみ。
夫婦での情報の共有。そして、夫の裏切り。
結末の畳み込みかたは、流石ですね。
震度 ゼロ。結局 何もなかったことにしよう。
沈黙すれば、大過なく過ごせます。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.80:
(1pt)

駄作

「警察小説はここまで進化した」という帯の文句につられて読みましたが、これのどこが進化?
誰が主役だかさっぱりわからないし、あっと驚くどんでん返しもなし。退屈な話です。これを進化というなら今までの警察小説はかなりひどかったということでしょうか?
これは進化ではなく退化じゃないですか、と本の帯を書いた人に訊いてみたいですね。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.79:
(1pt)

がっかり

題名もよかったし、出だしは興味を持って読み始めたが、だんだん冗漫になり、最後になんだこりゃ、という感じ。時間の無駄をしたと思った。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.78:
(5pt)

県警幹部のパワーゲーム

警察庁キャリアの警務部長冬木が高く評価しているノンキャリアの不破が突如行方不明。 冬木とそりのあわないキャリアの椎野本部長、準キャリアの堀川警備部長、ノンキャリアの藤巻刑事部長、倉木生活安全部長、間宮交通部長。 不破の行方不明の原因究明に県警幹部の交錯が始まる。 というような内容です。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417
No.77:
(4pt)

レビューから期待していたよりは面白かった

横山秀夫の作品が好きで、ほとんど読みました。
「震度0」はAmazonでのレビューが低かったので、購入前は期待していなかったのですが、思ってたより面白かったです。

阪神大震災を想起させるタイトルと、警察内部の不毛な時間の消費を描くのはさすがだと思いました。
一気に読むことができます。
時間のある週末に良いのではないでしょうか。
震度0Amazon書評・レビュー:震度0より
4022500417

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