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震度0
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震度0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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面白くもねぇ本よく書いたなぁ と思った。 | ||||
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三割ほどよんだけど、ほとんどが警察内部の出世がどうの、キャリアがどうのとドロドロした人事の話。 肝心の疾走の件は?皆さん自分の席に居てほとんど動かない。電話でのやり取りばかり。読んでて飽きるわ。 本格警察サスペンス?どこが? もう読むの止めた。時間の無駄。 | ||||
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あまりに現実感がなく、作者が描いた非現実的なシナリオに沿って各登場人物が踊らされているだけ。ラストも「?」感が強く、「これだけ読ませておいてこれ?」と拍子抜けした。 | ||||
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人間関係の細かな描写には脱帽。 リアリティを感じた。 しかしながら、コントラストとして実際の阪神大震災を持って来たのはいかがなものか。 身近に被災者等がいない私も快く作品を楽しむには心に引っ掛かるものを感じたので、いわんや罹災されたり、さらには身近な方を亡くしたかたはをや。 少々演出とはいえやり過ぎの感も否めない。 終盤の不破夫人の言葉は強烈。 皆が己のことしか考えていない、切ない思いがこみ上げた。 | ||||
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「警察小説はここまで進化した」という帯の文句につられて読みましたが、これのどこが進化? 誰が主役だかさっぱりわからないし、あっと驚くどんでん返しもなし。退屈な話です。これを進化というなら今までの警察小説はかなりひどかったということでしょうか? これは進化ではなく退化じゃないですか、と本の帯を書いた人に訊いてみたいですね。 | ||||
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題名もよかったし、出だしは興味を持って読み始めたが、だんだん冗漫になり、最後になんだこりゃ、という感じ。時間の無駄をしたと思った。 | ||||
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横山秀夫の著作は嫌いではないが、今回のはちょっと期待はずれ… | ||||
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いつもながら数多くの登場人物の内面、背景を描き交差させる技術に脱帽。ただ盛り上がりとオチが珍しくよわくカタルシスもなく。 | ||||
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タイトルに惹かれて「震度0」という小説を読んだ。地方警察を舞台に若造キャリア警官と地元採用のベテラン警官が対立していくという、ありがちな話なのだが、心理戦が多く話の進みが非常に遅い。そのあげくに結末はお粗末。本のタイトルはよかったんだけどねえ。作家の力不足。 | ||||
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震災を経験したものとして、 あの天災がどんなふうにからんでくるのか??と期待したんですが。 失踪した係長が、ボランティアでもやってる。。。。とかなら まだ震災を描いた意味もあったかもしれないです。 が、テレビの向こうの遠い遠い話、、、としてしか扱われないのなら インド洋の津波でよかったんじゃないでしょうか。 また、男たちの対立はとても鋭く、リアリティがありましたが 妻たちの描写が面白くなかった。 けっこういろんなタイプの妻を出してる割には、活かせていない。 もったいないと思う。 最初の「赤いスカートの幼女」も意味不明。 出口のない海は良かったし、半落ちも良かったけどこれはあまりおすすめできません。 | ||||
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N県警警務課長不破の失踪。阪神大震災の発生。N県警上層部は揺れた。事件か、事故か。誰が捜査を主導するのか。様々な思惑が交錯する中、テレビの向うでは次々と死傷者数が増加していく。 身近な出来事、遠くの出来事。対比が非常にうまいと思いました。親しい一人の人間の命。テレヴィの向うの、見ず知らずの人間の多くの命。 きっとほとんどの人間が、テレヴィの向うの命を悲しみはするけれど、そのことに心を乱されることは無いでしょう。建前の奥にある現実が良く描かれていると思います。 ただ、地震がもっと深く関わってくると思っていたので、案外関係なく終わりちょっと拍子抜けしてしまいました。 | ||||
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横山さんの本は、手に入る限り読んでいます。「第三の時効」や「クライマーズハイ」など、すばらしい完成度で何度も繰り返し読んできました。 しかし、この「震度0」にはがっかりさせられました。長編なので期待していたのですが、大震災との絡みも結局は意味不明。(クライマーズハイの123便とは全然違います)。警察内部のディテールはいつものように大変迫真に迫っているのですが、登場人物がやたら多く、図解までしても、結局誰にも絞り込んでいないため、読む方も感状移入ができない。そして最大のがっかりは結末。これだけ厚い本を読んで、最後にこれでは納得できない。 題材が良かっただけに、なんとももったいない感じがしました。 厳しいですが、お金を払って本を買った私は星一つしか付けられません。 | ||||
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横山先生の作品は随分と感動を覚えほとんど愛読してきました。本作品はその延長として期待していたのですが、最後まで感動を覚えることはありませんでした。多くの方々が犠牲になられた阪神淡路大震災を同時進行させるなら、最後は署内確執をやめて震災救援にセクション、立場関係なく突進するストーリを当然期待してました。次作品に期待を寄せます。 | ||||
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部や個人の利害関係ばかりが優先され、不破の失踪を心から心配している人間はいない。内部の不祥事を、おおやけにならないうちに解決しようとする人間ばかりがうごめいている。はたして不破はどうなったのか?それぞれの部や人間の駆け引きの後見えた真実は意外なものだった!ラストは題名が生きていると思った。だが不破の人間像が描ききれていないと思う。だから、真実が明らかになったときも感動はなかった。それと、不破の失踪が阪神大震災の刻々と増える犠牲者の数、行方不明者の数、負傷者の数よりも優先だというこの作品の描き方には反発を覚えた。警察内部の自己中心的な考えを強調したかったのだろうとは思うが、とても不快だった。別に阪神大震災を持ち出さなくてもこの作品は書けると思うのだが。阪神大震災をこういうふうに扱うのは、犠牲者の方々に対してとても失礼だと思う。 | ||||
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横山秀夫で『第三の時効』に驚愕した読者です。『半落ち』は映画にもなり、横山秀夫の名を世に知らしめた作品ですがこの『震度0』は『半落ち』が好きとか愉しめた人には星はもっと増えるかもしれません。小説というより、台本として読むと映画化に最適な本です。複数の登場人物のキャラクターが画一的で、2時間ドラマの俳優を連想しそうな設定です。(もし、映画化予定ならこの感想申し訳ないのですが・・)警察を舞台にした人間模様で、ラストが2時間もののエンディングの音楽に最適な終わり方です。 | ||||
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せめて文庫にして欲しかった。横山氏&新刊どうしても手に取ってしまいます。しかし、期待が大きすぎたせいか、値段に見合わない。また、絶妙なタイトルに騙された。 登場人物の背景描写が、延々と続き、半ばにして嫌気がさし、「いつ本題に入るの?」という感じで、読ませてくれたのは、後半の1/4程度。ストーリーに全く引き込まれないので、途中で読むのを投げ出したくなるが、かすかな期待で、無理矢理読み進める。最後まで読んでの感想は一言「疲れた」。警察上層部の魑魅魍魎さを表しているのでしょうが、会社組織を見ても同じ。不祥事をおこす会社や役所の実態は、こんなもんでしょう。女性問題まで絡み、サスペンスに分類するのはどんなもんでしょう。嫁姑の言い争いや浮気原因の夫婦げんか並の醜怪な話で、後味も非常に悪い。最後に、震災の被害者から見れば、震災という事象を無視した登場人物の言動・行動は、あまりにも不快すぎるのでは?登場人物の悪さを引き立てたかったのでしょうが、道具にしてしまっては、被害者から見て、あんまりだと思えます。 | ||||
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読んで、あ、失敗した!金、損した!と久しぶりに思った本でした。そもそも、この物語の設定に阪神大震災の設定が必要なのか、新潟地震ではどうしてダメなのか?また、チャプター(シーン変わり)毎に表記されている時刻に、対物語にどんな効果があるのか。この二点だけでも、作家と担当編集者は恥ずかしくも雑な仕事をしていると自省すべきでしょう。この作家の本を何冊か読んで、だんだん分かってきましたが、横山秀夫は長編が苦手なんですね。そして、女性も書けない。だからいつも同じ素材を、違う角度で書くことしかできない。ある警察幹部の失踪、それに始まる警察内部の縄張り争い……この本に書かれたことは、すべてこの作家の過去の著作に散見されるものばかりで何の新鮮さもありませんでした。警察小説の旗手みたいな言い方をされていますが、その力量、内容の浅さは、高村薫のマークスの山と比べれば一目瞭然。今回はできの悪い半落ち、または1960年代、高度成長期に流行ったサラリーマン小説みたいな内容ですが、人の好みは様々ですから、それでも読みたいという方はどうぞご自由に。ちなみに、頭から30ページ、そして最後の30ページを立ち読みしてみるといいですよ。え、またかよ、ってことばかり書いてあるから。 | ||||
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著者お得意の「警察小説」。警察内の人間関係の滑稽さなどは、はじめて著者の本を読んだときに、誰しも愉快に感じることでしょう。しかしそういう滑稽さへの興味というのは2冊も読めば消えるもの。本書にはそういう滑稽さ「以外」を期待して読んでみたのですが、むしろその滑稽さのみにフォーカスされてしまった感じがあり非常に残念です。警察の内部事情を書くだけじゃなく、それを土台にした「ストーリー」を望みたいのです。閉ざされた世界の内部事情にお詳しそうな著者に、舞台を活かした「ストーリー」を期待します。 | ||||
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