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チョコレートコスモス
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チョコレートコスモスの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 81~83 5/5ページ
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| 最近の恩田さんの作品は「今回は果たしてうまく読めるだろうか」と読む前に何かと身構えてしまうのだが、これは一気に読めた。 週刊誌に連載されていただけあり、話はわかりやすい。最後のオーディションの場面に向けてストーリー展開が加速され、登場人物たちの動きも心理もうまく集約されていく。最後の舞台演劇における陶酔=向こう側の世界への誘いは、今までの恩田作品の真骨頂を発揮している。 恩田版「○○の仮面」と、何かと先行している内容が似たような漫画や映画と比較されがちだが、文章によるイマジネーションは人間にとってやはり大切だと痛感する文学作品だった。ぜひ読まれたし。 | ||||
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| 中堅脚本家の神谷、演劇界のサラブレッドで才能と容姿に恵まれた響子、無名の大学生ながら天賦の才能を秘めた飛鳥が、ひとつの芝居を作る過程で運命的な出会いをする。 確かに芝居のオーディションということで某有名少女漫画が思い出される設定だ。だがその場面の臨場感、お互いの才能がぶつかり合う中での高揚感は、やはり恩田陸さんならでは。芝居好きにはたまりません!次はどういう展開になるのか、頁をめくる指を止められなくなること、うけあいです。すぐれた演劇を観た後のような心地よいカタルシスを味わえます。 そういえばデビュー作「6番目の小夜子」での、文化祭での小夜子の芝居のシーンも忘れがたい。「目的地」「戦争と電話」を実際に観てみたいという意見に賛成。それも恩田陸さんの脚本で観てみたい、というのは贅沢だろうか。 | ||||
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| なんと、たたみかけるような、臨場感なのだろうと、興奮の中で、一気に読み上げました。演劇人の意識の動きを、ありありと実感させ、到達地点に引きずりあげてくれる、作品です。読後に、良い演劇を見たいと、間違いなく、思わせさせられます。 | ||||
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