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プラスティック



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プラスティックの評価: 3.64/5点 レビュー 47件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 1~20 1/3ページ
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No.47:
(3pt)

惰性の読書

多くの方が書いているように、今となっては手垢のついたネタ。
もしかしてこれだけ? と思ったら、その後が長い。
おお、なにかやってくれるのかも?
しかし捻ってはあるけど何も驚かないし先も気にならない。惰性で最後まで読んだ。
作者としては「ただの**モノじゃない!」と言いたいかもしれないが、そこは読み取れなかった。

うーん。よく考えられているのに、どうしてこんなにつまらないのか。
キャラが薄っぺらすぎるのか。そもそも冒頭で死んだ二人に対して何も感じない。
こんなペラペラな中身のない人間はいない。どいつもこいつも平板すぎる。
性的に嫌なことを書けば深みが出ると思ってる?
プラスティック (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社文庫)より
4062748614
No.46:
(4pt)

面白くて示唆的

新婚の主婦がつづったワープロでの日記。フロッピーディスクに収められたその日記は出張中の夫を
待つ女性の他愛もない内容だったが、やがてその主婦向井洵子は自分が理解できない状況に
置かれていることを感じ始める。誰かが自分に成りすましている。やがて起きる悲劇。彼女の
日記は次に向井の部屋に住む女性、同じアパートの作家志望の男性、等々多くの人間の告白に
取って代わられる。不可解な事件が頻発して謎が深まる。この種明かしは全体の4分の3あたりで
警察による「向井洵子」に対する尋問時に明かされる。これをいまここで書くわけにはいかない。
だが、これなしにこの作品のレビューを書くことも難しい。敢えて言うなら。この本のタイトル「プラスティック」
という意味。これは「可塑的」という意味もある。つまり一旦熱等で溶かすとどのような形にでも
なりうる。取りあえずは興味のある方は読んで見られることだ。途中まで謎の真ん中で置き去りに
される一種の快感を評価して、私は面白い作品だと思う。
プラスティック (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社文庫)より
4062748614
No.45:
(3pt)

「とあるカラクリ」の完成形

他の方も言及している通りですが、この物語の核心である「とあるカラクリ」には、かなり早い段階で気付くことができます。私個人の話をすると、File01の時点できっと「とあるカラクリ」モノなんだろうな、と予想してしまいました。ただ、評価が高い本です。そこから予想だにしない方法で、叙述トリックで、私を騙してくれるんだろうとどこかで期待してしまいました。それがいけなかった。「とあるカラクリ」は最後まで物語の核として居座りました。そこには私も落胆に似た感情を抱きました。
95年の本ですので、今あるような慄然とするどんでん返しやカラクリを求めるのも酷か、とも思いますが、このカラクリは「夢オチ」や「犯人双子」と同じくらいゲンナリするものです。嬉しい裏切りを期待して380ページ近くまで読みすすめていた、その事実に多少の残念さが残ります。ここまでが低評価の理由です。

一方で、この「視点がコロコロと変わる書き方」はプロットを緻密に、しっかりと練り上げなければなかなかうまくいきません。ただ読みづらいだけの文章になってしまいます。その点、この小説は、視点が変わるたびに読者へヒントや意外な展開を与えてくれ、かなり読みやすいです。カラクリに途中で気づいてくれよ、と言わんばかりなくらい丁寧です。
そして、「とあるカラクリ」は先述のとおり、わりと使い回されたものではありますが、「これもか」という意外性は損なわれていません。読了時の慄然とした爽快感はありませんが、「ははぁ、なるほどなあ」と感心はします。いや、レビューを書いて整理していると、「感心」という言葉が一番しっくりきます。
読み手は誰なのか、どこに「とあるカラクリ」が【どれだけ】仕掛けられているのか、主人公は誰なのかということを念頭に置いて読むととても完成度の高い作品です。

結論として。
私はこの小説を、「ミステリを読みたいんだけど、おすすめは?」と聞かれれば紹介しません。
ですが、「完成度高めの小説は?」と聞かれれば、他の作品と合わせて紹介するかもしれません。
これは、「とあるカラクリ」の完成形だと思います。
プラスティック (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社文庫)より
4062748614
No.44:
(5pt)

イッキ読みしました

トリックというか、「●●●●」ものだということには途中で気づきましたが、構成が巧みで、最後まで一気に読んでしまいました。ワープロ、フロッピーディスクがメインアイテムということで今の若い人には没入しづらいかもしれませんが、個人的にはとても面白かったです。
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No.43:
(3pt)

オチは反則

謎が謎を呼ぶ、展開が気になって読む手が止まらなくなるけど、ミステリーでそのオチかあ…とかなりガッカリしました。
そのオチなら、なんでもありというか、謎なんていくらでも作り放題な気がする。
最後の最後に謎を振り返り解説するまとめがあるけど、オチがオチなだけにピースが埋まる爽快感はなく、意外などんでん返しを期待したけど、それもなく。。
最後まで面白く読めたので★3ですが、やっぱりオチがう〜ん、、
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4062748614
No.42:
(5pt)

そういうことだったのか…

登場人物と同じように戸惑い、不安を感じながら読みました。この先、この人はどうなってしまうのだろう?この混乱の正体は何?
それを突き止めるために、ページをめくる手が止まりませんでした。
 そして最後に「そういうことだったのか…」と。納得できました。種明かしされれば、なるほどと思えますが、そこまでに行きつくストーリーの進め方が上手だと思いました。
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No.41:
(1pt)

たくさんいる人格が語る

いろいろ本の裏表紙とか後書きとかにも、買いてないけど、ハッキリ言ってしまえば多重人格者のそれぞれの人が出てきて語ってるものです。ただそれだけでした。
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No.40:
(4pt)

まだ途中ですがなかなか面白いです。

まだ読んでる途中ですがなかなか面白いです。
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4062748614
No.39:
(1pt)

もうやめて。

こういうミステリのオチが解離性障害(多重人格)とかいい加減

やめてくれ。またそれかよという気持ちになる。犯人が双子でしたレベルのオチ。早い段階で多重人格者の話と分かってしまうだけに、最後は意外な結末を期待したが、やはり全ての人物が交代人格で、初美に向けてのファイルでした。
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4061821687
No.38:
(2pt)

少し古い時代を感じるが…

まあまあといったところ。
正直、すごく面白い!内容ではないので、読み応えがあるわけもない。
とちらかというと、謎をこねくり回したって感想を持つ。
純粋なミステリーでもないかなー、とか。
人物描写が全てにおいて浅いので、薄い内容に思うのだろうか?
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4061821687
No.37:
(3pt)

読み進めていくにつれて、どんどん頭が混乱していく。

一体何が起こっているのか訳がわからないという恐怖感を煽ってくる小説でした。続きが気になりすぎて数時間で急ぎ一気読み。
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4061821687
No.36:
(4pt)

混乱を楽しむ

点と点が繋がっていく系の話と同じエピソードを他者から見たら系の話が好きなので一気に読めた。途中かなり混乱するがそれも狙ってるんだろうな。
ミステリーとして読んだら確かにちょっとズルいかも。あとなぜ表紙がこんなきしょいの笑
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4061821687
No.35:
(3pt)

結局は「高幡英世」

皆さんが書かれていますように、サクサク読めるので後半の解説までは面白かったですが、終盤は惰性になり「高幡英世」あなたも?。で、一つ驚かせられましたが、やはり、もう一つ最後の1ページまでぐいぐい来るものがあれば良かったという感想です。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.34:
(2pt)

落としどころに、もうひと捻りが欲しかった

「54個の文章ファイルを基に、不思議な経緯と、そこに書かれている内容の検証を行っていく。様々な名前の下に記された手記が折り重なっていくのだが、自分がもう一人いたり、死んだはずの人間が生きていたり、人物の入れ替わりがほのめかされたり、ある手記の中で事実とされているものが、他の手記の中では虚偽として否定されたり、矛盾が乱反射するように、それぞれの手記に反映して混乱に拍車がかかる。様々な視点の錯綜が迷宮を構築していくなかで、その真相がやっと明らかにされるのは、全体の四分の三あたりである。謎と非日常の施されたアイデンティティーを崩壊させるミステリー」と、解説されています。
この本は、解離性同一性障害(多重人格障害)をテーマにしています。落としどころをこれだけにもっていくのは、どうかと思います。もうひとつの落ち、もうひと捻りが欲しいところです。また、カウンセリングや治療シーンがあると、よりリアリティーが出てくると思います。
解離性同一性障害をテーマしたミステリー小説に、百田尚樹氏の『プリズム』がありますが、興味のある方は参考にして下さい。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.33:
(3pt)

まあまあ

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.32:
(2pt)

反則だろ

矛盾するいくつもの証言を並べて、謎を深めていく。途中で読んでる方が心配になる位に謎解きのハードルを上げていく。

しかし、そのオチは反則だろう。それじゃ何でもありだぜ。オチが読めてからも長いので、さらなるオチがあるのではと期待したけれども、それもなかった。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.31:
(5pt)

物語構成の完成度高し

井上夢人作品の中で一番完成度が高いと思う。この本には伏線が多数張り巡らされており、意外なところから変化球が放たれラストで読者の足元を掬うという、どんでん返しの印象の強い作品である。少なくとも僕にとっては。このラストを完全に予測できる方は少ないのではないかと。しかも、騙された悔しさよりも驚愕の感情が先に立ち、読後感がちっとも悪くないという、素晴らしい作品である。
個人的に井上夢人の作品の中で一番好きである。ミステリ好き、サスペンス好きの方はぜひ。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.30:
(2pt)

期待外れでした・・・

序盤、ミステリアスな展開で、登場人物たちが、これからどうなっていくんだろうとワクワクしながら読み進めましたが、、、まさかの◯◯◯◯オチでした。夢オチと同じくらい苦手分野です・・・。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.29:
(1pt)

ガッカリ、私の時間を返して欲しい!

ラバーソウル読んで感激したので、これもいいだろうと、手に取った。でも、正直、落胆。前半は謎が謎を呼び、これらの謎をどう解明し、まとめて行くのか、楽しみでワクワクだった。でも収集のつかない混乱の原因をこんなところに押し付けてしまったのはがっかり。アンフェアだ。読んだ時間を返して欲しい。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687
No.28:
(4pt)

面白かった

内容的には、目新しい話ではないのですが、
ストーリー展開が秀逸。というかそこが肝。
寝る前に読み始めたら引き込まれ、最後まで読み切ってしまいました。
読み終わった感想は、「なるほどねぇ、そういうことだったのねぇ・・・」という感じです。
プラスティック (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:プラスティック (講談社ノベルス)より
4061821687

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