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月の裏側



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【この小説が収録されている参考書籍】
月の裏側
月の裏側 (幻冬舎文庫)

月の裏側の評価: 3.48/5点 レビュー 67件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(2pt)

「SF + ホラー + ミステリー」の駄作

「蜜蜂と遠雷」で有名な恩田陸さんの小説です。「蜜蜂と遠雷」はピアノコンクールをめぐる若者たちの物語ですが、本書はSF + ホラー + ミステリーみたいに紹介されていたので、「蜜蜂と遠雷」を読まずに本書を読んでしまいましたが、「蜜蜂と遠雷」を読んでおけば良かったと後悔です。

どうやら恩田陸さんはいろんなジャンルの小説が書けるらしいですが、本書のジャンルに関して言えば読むに値しませんでした。SF + ホラー + ミステリーと言えばスティーブン・キングあたりが最高ですが、キングの別の本を読めば良かった。

ダメ出しをすればキリがないですが、ざっくり言えば張った伏線が全て未回収のまま「これで良かった」で終わってしまうような話です。

あと、これは恩田さんが故意にそういう書き方をしているのかと思いますが、一人称の文章が数多く散りばめられていて、当然、一人称なので主語が「私」になる訳ですが、「私」が誰なのか分かりにくい。主要登場人物は4人ですが、時々「私」が脇役的な登場人物にもなります。群像劇的効果を狙ったのかと感じますが、読むのに疲れます。面白いストーリーならそれでも考えながら読みますが、面白くないので、誰でもいいやとなってきます。実際、登場人物の個性や行動に大きな違いがないので誰でもストーリーには影響はありません。

恩田さんのこの駄作を読んでしまったので「蜜蜂と遠雷」を読む気が失せてしまいました。「蜜蜂と遠雷」は面白いのかも知れません。
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No.17:
(2pt)

つまらない

つまらなかった
科学的素養の無い筆者がSFチックの話をかいても説得力なし
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No.16:
(1pt)

自分が書く文章に酔いすぎでは??

登場人物の気持ちや情景を、恩田ワールドともいえる叙情的な描写で描く事に多くのページを割きすぎて、物語の本質がぼやけ過ぎ。

結末もひどく中途半端です。

ここ何年かで、これほど完読するのが苦痛で「買ったからには、なんとか完読しなければ」という“義務感”で仕方なく読んだ本は本当にありません。

目に見えない“怪物”に対抗する唯一の手段が「長靴を履くこと」って、あまりにもB級でチープじゃないですか(苦笑)

この作者の本は今まで2冊読んで、いずれも読んでる途中でゴミ箱に直行でしたが、Amazonのレビューでは割と高評価なところを見ると、ただ単に私の感性とは合わないだけなんだと思います。

とりあえず、自分が書いている文章に酔いすぎな恩田陸さんの本は、もう二度と読むことはないでしょう。
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No.15:
(2pt)

フワフワとした設定に苛立ち。

とある小さい町で起こっている失踪事件。すぐに帰ってくることから、人間と何かが入れ替わっているのではないか…というSFです。
主人公?の男性も何を考えているのかよくわからないし、周りの人も何の目的で集められたのかが明確ではなく、思わせぶりな言葉でよくわからないままどんどん物語が進んでいきます。不思議の演出だとは思うのですが、こんなフワフワしたままの設定だと感情移入もできないので、文章は読みやすいのですが、読み進めたいワクワク感がないまま淡々と読み終えてしまいました。この作家さんの作品の中では、好みではありませんでした。
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No.14:
(2pt)

UMA?

あ~、う~、盛り上がんねんぇなぁ~。 2/3は読んだけど。 なんだかなぁ~。
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No.13:
(2pt)

オチには期待せず雰囲気を楽しむことに努めるが吉

恩田さんの作品にありがちな途中まではすごくいいんだけど後半尻すぼみという。でも雰囲気は好きなんですよね…。人の理解の及ばないようなものが存在し見えないところで動いているという描写はやっぱりうまくてとても怖い。日常生活の隙間から水がじわりじわりと染みこんでくるような恐怖感。恩田作品は途中までかなり面白いのに後半なんでこうなっちゃうんだよ!!と読むたびにがっかりさせられますが途中までが面白いし雰囲気が好きなので読むのがやめられない…。それにしてもこの作品はちょっとダラダラ長い印象があるので伏線ほとんど回収されないんだったらもうちょっとコンパクトにならなかったのかなとも思います。後半からあっこれグダグダになって終わるパターンだ!と気づいてからはちょっと読む気力が失せてしまいました。恩田さんの書く世界観が好きでそれさえ味わえればいいという人なら楽しめるかもしれません。オチには期待しないように!雰囲気を味わいましょう!
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No.12:
(1pt)

もったいない作品

前半は情緒あふれる内容ですが、それ以降は無茶苦茶な内容に変貌します。
本当に最後まで読むのに努力と忍耐が必要でした。

夜から明け方まで、大雨が降ります。一夜明けると数万が住む地方都市の
人口が4人に激変。しかも生き残った理由が長靴をはいていたから。
ありえない!
なんで「長靴?」大型ダンプとかゴム製のタイヤは無効なの?
水産加工業、24時間フル活動の工場、雨が降っていたから長靴を
はいて作業をしていた人。それらの人も失踪したのか?意味不明。

数万人の遺体(再生待ち)が、倉庫の地下に集結しています。
ありえない!
どれだけ大きな倉庫?地方都市に東京ドームなみの倉庫?

最後は作者の惰性で書いた感じ。
謎の生物の正体、謎の生物に乗っ取られた人間など、何もわからないまま終わります。

そもそも、失踪事件が連続した時点で、警察、マスコミが大騒ぎするでしょ?普通?
無茶苦茶な設定。

話の内容自体はありふれたB級ホラーも内容です。恐怖もなにもありません。
ともかく全てが無茶苦茶な設定です。
今年、読んだ本では断トツのワーストワンの作品です。
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No.11:
(2pt)

登場人物の考えが幼稚

知り合いに恩田陸氏の本を数冊勧められたのでよみました。
SFホラー系なのだと思うけれど、街の雰囲気はとても情緒があってよい。設定はよくありがちなものだけれど、箭納倉という街とその街を縦横に走る古い堀という日本的な要素があって面白いし期待していた。
……が、しかし、文章が安定していなく、あちこちで表現が揺れている。漢字の表記も一定ではなく、そこかしこに揺れを感じる。
もっとしっくりこなかったのはキャラだった。キャラが適当なのだ。考えが唐突だし、思い込みが激しいし、まるで子供の冒険物語のようだ。
失踪していた人が異型のものとして生きていない状態で現れたのに、警察に言う必要なんかない! と断定するのはどうしてだろう? このように読んでいて違和感を覚える箇所がたくさんある。主人公たちが「自分の考えは絶対!」というような感じで、根拠のない自身に満ちているようで、読んでいて辛くなる。
せっかく雰囲気良い設定なのに、なんか台無しになっていると個人的に思う。
これから恩田氏の作品を数冊読むことになるのだけれど、キャラの考えが作者の考えでないことを祈っています。
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No.10:
(1pt)

中途半端。最後まで着地点が定まらない

非常に捉えどころのない作品。ミステリというには粗雑だし、ホラーというには中途半端で、SFというには物足りない。
 序盤は、箭納倉の陰鬱な雰囲気や、得体の知れない恐怖をじんわりと味わうことができる。しかし中盤以降、恐怖が明確な正体を現すため、恐怖の種類が変化して作品の質を変えてしまう。さらに、その恐怖に対して登場人物たちは何も行動しないに等しく、SFらしい面白みもない。
 個人的にはまったく楽しめなかったため、★1つとした。
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No.9:
(1pt)

せっかく読んだけど・・・残念

先日「不連続の世界」を読み 多聞さんに興味をひかれて
「月の裏側」を読んでみました。

が、はっきり言うと おもしろくなかった・・・

始めは、恩田ワールドだっ、いいぞーと 思ったのもつかの間
あれ、この展開はないだろ! と

最後まで読みましたが、「夢違」のような 展開もなく
楽しめませんでした。

多聞さんの 魅力も感じられなく 残念です。
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No.8:
(2pt)

世界観を楽しむのみ

ゆるいオカルトです。
人間が何かに変えられてしまうという、ありがちな素材ではありつつも
独特の雰囲気があって楽しめました。

ただ、この作者の作品はラストが残念なことが多く、この作品もそうでした。
ストーリーが失速してしまうのが一番気になるところですが、
それだけでなくいろいろと辻褄が合わないのも気になります。

人がいなくなった後、車でヤナクラを出ても誰にも会わないという記述があったのに
最後では事態に巻き込まれたのがヤナクラだけということになっていて、あれ?と思いました。

一度盗まれた人がもう盗まれないなら、もっと残っててもいいはずなのに
多聞が会ったのが二人だけというのも変。
コンビニの出来事からして相当数がいたはず。

それと登場人物の書き方が適当というか、表面的すぎてリアリティがありませんでした。
そのためか、場面ごとに各人物の印象がコロコロ変わり、
結局どういう人物なのかあまり伝わってこず、誰にも愛着がわきませんでした。
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No.7:
(1pt)

内容が

この作家さんを読むのは四冊目くらいかな。とにかく文章が綺麗で引き込まれるのですが、私には内容が合わないようです…。
怖くも何とも無かったし、結局アレの正体が意味不明だし読み終わって何も残らない。長靴履いてれば大丈夫なのは何で?九州だけ起きたのは何で?理由が欲しいタイプには合わないんでしょうか。笑
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No.6:
(1pt)

ちょっとひどいんじゃないですか?

途中までは、水路に囲まれた街の雰囲気や登場人物たちの描写の面白さでそこそこ楽しく読めましたが、いざ核心たる「盗まれた街」の部分に差し掛かるなり、一気に物語のポテンシャルが落ちたように感じました。水郷都市独特の情感が、人間が人間ならざるものに変わってしまう不気味さに変容していく…というイメージはいいのですが、市内の人間がごっそり消えてしまう大事に対して本来起こり得る諸々の事象(あるいはそれらが起こらないことへの説明)を全く無視した手抜きな展開や、水の中で形が整うだけの「人間もどき」(それ以外に何の説明もない…)の扱いなど、後半は惰性で書かれたとしか思えませんでした。描きたいイメージを生かすためにも、最低限読者を納得させるリアリティは必要ではないでしょうか。
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No.5:
(1pt)

思いつきだけで突っ走ったらいけません

何かありがちなパターンです。
とりあえず惰性で最後まで読みました。
もうこのパターンで書くなら痛快な反撃を描かないと反って新鮮味が涌きません。
筋に独創性がないので舞台設定を情緒たっぷりにしてごまかしているとしか思えない。
このパターンでもう1冊加えるべき本ではないし娯楽に飢えている人時間があまりない人には特に避けて欲しい作品です。
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No.4:
(2pt)

あれ?

 読み終えて最初に、恩田陸さんが昔書かれた『球形の季節』の大人版みたいだなって思いました。テーマといい、設定といい、どこか『球形の季節』に似ているのですよね。
 でも、同じような事件ですが関わるのが高校生ではなくて大人なので、事件への対処方法や考え方が違うのですが。『球形の季節』の高校生たちは変化を望むけど、『月の裏側』の大人たちは変化を恐れる、みたいに。
 ただ両者とも、読んでいて面白いことには違いがありません。
 この『月の裏側』を読んだあと、自分の周りにいるのは本物の人間だろうかって、疑いたくなりましたし。また、恩田陸さんの作品を買おうとも思いました。
 でも、評価をするとしたら、星二つで。『月の裏側』のほうが完成度は高いと思うのですが、『球形の季節』のほうが、受けた衝撃が大きかったもので。
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No.3:
(2pt)

ヒマでした・・。

この本を手取ったわけはミステリーの評論本の中で「郷愁の作家」などと書かれていたからだ。短絡的に舞台が田舎だからではなく、たしかに著者の独特の表現や感覚をを介して憧憬めいたものを感じた。しかし肝心なミステリーとしての本質、著者自身の考える物語のあり方が私にはどうにも共感しがたいものがありました。個人的に登場人物は好きでしたが、急激な視点の変化や物語全般にわたる倒叙的な構成は読者に対して気遣いを感じず、エンターテイメント的な感覚で買う人には歯がゆいものがあります。最後に作中の事件状況(誰もいないのに電気が通ったり、街の人が誰もいなくなったのに政府の対応や被害地域の言明がなされてないなど)にはリアリティーはなく、設定が些か幼稚な印象は否めません。
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No.2:
(2pt)

奇妙な状況に浸ってみる?

 九州のとある集落で、家から老女が連続して消え、数日後戻って来るという奇妙な事件が起きた。飼い猫が拾って来る、精巧に作られた人体のパーツは、何を意味しているのか?この謎を解くゲームをしよう、と呼ばれて来た男は、真相を知ると或る決断をせまられる。彼の選んだ結末はいかに? 各、場面場面の恐怖感盛り上げる描写はすごくいい。しかし、物語として通読した時の満足度は、低め。結局、謎の本体についてはほのめかされるだけで、決着がつかない展開なのだ。不気味な怪現象の雰囲気は実に良いだけに、そこんとこが残念。なぜあの日が世界の終わりにして始まりなのかすら、理解不能である。 単純に私が、主人公があがいて戦うストーリーが好きなので、長いものには巻かれろ式の思考が嫌いなんですね。櫛の歯が折れるかのようにボロボロと大いなるものに身をゆだねるというのは、私には受け入れがたい。それがたとえ大多数の幸福であるとしても。 
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No.1:
(2pt)

存在の根源への恐怖…?

ã"の作家、小説にいわゆる「結è«-」ã‚'持ち込まないというæ-¹å¼ã‚'徹底ã-ているらã-い。å°'なくとも『ねじの回転』、『å...­ç•ªç›®ã®å°å¤œå­ã€ã€ã€Žçƒå½¢ã®å­£ç¯€ã€ã€ãŠã‚ˆã³æœ¬ä½œã§ã¯ãã®æ‰‹æ³•ã‚'ç"¨ã„ている。小説に「結è«-」ã‚'持ち込まないæ-¹æ³•。それは非常にå†'険的だ。小説の絶対的タãƒ-ーに「å...¨éƒ¨å¤¢ã§ã-た」と結è«-ã-てã-まうものがある。å...¨éƒ¨å¤¢ã§ã‚ればどのようなè'å"ç„¡ç¨½ã‚‚成り立つ一æ-¹ã§ã€èª­è€...は作è€...に対する不信感だã'ã‚'読後に持つã"とになるからだ。恩ç"°æ°ã®ã‚ˆã†ãªä½œé¢¨ã§ã€ã‹ã¤ã€Œçµè«-」ã‚'持ち込まないã"とも、å '合によっては不信感だã'ã‚'感じさせるã"とになるだろう。個人的には『å...­ç•ªç›®ã®å°å¤œå­ã€ã§ã¯ã€èª­æ›¸ä¸­ã®èˆˆå¥®ãŒã™ã¹ã¦ç„¡é§„に終わったように感じてã-まった。本作å"ã€‚『å...­ç•ªç›®ã®å°å¤œå­ã€ãªã©ã«æ¯"べれば、モã!ƒ!!ーフがうまくテーマで消åŒ-されている部類なのだろうとは思う。ã-かã-その分モチーフの強烈さがè-„れているようにも思える。結è«-ã‚'持ち込まないタイãƒ-の小説ã‚'書くのなら、モチーフã‚'より以上に注意深く扱うå¿...要があっただろう。恩ç"°æ°ã®ä½œå"ã«ã¤ã„ては、ã"れまでに読了ã-たå...¨ã¦ã®ä½œå"ã«ãŠã„てある種の「バランス」がå-れて「いない」ように感じてã-まうのだ。
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