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『ギロチン城』殺人事件



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『ギロチン城』殺人事件の評価: 3.60/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

感動した

いやーすごい、ミステリで感動したのは15年ぶり。いや、もしかすると30年ぶりかもしれない。中学生の時のYの悲劇とか、かぎ煙草入れとか、高校の時の占星術殺人事件のレベルだ。参りました!!
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.12:
(4pt)

前作アリスミラー城に勝るとも劣らない力作

北山氏の城シリーズ4部作は最初の2作はそこそこの出来止まりという印象だが、3作目のアリスミラー城から飛躍的に作品としての質が向上している。
本作も今のところの城シリーズの最終作となっており、シリーズでは一番ページ数が少ないが、その少ないボリュームの中に大掛かりな物理トリックとアリスミラー城で顕著になった叙述トリックが見事に組み込まれており、読み応えは前作と同等レベルである。
城の物理トリックはスクエアの概念を最初に持ちこんだのがうまくミスリードとして作用し、不可能密室状況を一気に解決する仕掛けのギミックは城シリーズの中でも最も優れたトリックだと言えるだろう。
1作目などでは本格ミステリーの要素と近未来ラノベっぽい要素がかみ合っていない印象だったが、本作はその独特の閉じられた世界観とトリックがうまくかみあい、印象深い余韻を残すことに成功している。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.11:
(4pt)

段々と・・・・・・

城シリーズ四作目です。
面白いっちゃあ面白いですが、城シリーズとしては少々物足りなさを感じますね。
大がかりな物理トリックは健在ですが、そのトリックに意味はあるのか? それじゃなくて他のでもいいのでは?
と思ってしまった今作です。
あと、無意味な設定がいくつかありました。もしかしたら次回作への伏線かもですが。
前作である「クロック城」「瑠璃城」「アリスミラー城」の小ネタが出てくるので、是非それらを読んでから今作を読むことをオススメします。
まぁ、話自体は全て独立してますので、今作からでも読めますが^^
城シリーズを未読の方は、とりあえずクロック城から読破してみてくだしあb
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.10:
(4pt)

段々と・・・・・・

城シリーズ四作目です。

面白いっちゃあ面白いですが、城シリーズとしては少々物足りなさを感じますね。

大がかりな物理トリックは健在ですが、そのトリックに意味はあるのか? それじゃなくて他のでもいいのでは?
と思ってしまった今作です。
あと、無意味な設定がいくつかありました。もしかしたら次回作への伏線かもですが。

前作である「クロック城」「瑠璃城」「アリスミラー城」の小ネタが出てくるので、是非それらを読んでから今作を読むことをオススメします。
まぁ、話自体は全て独立してますので、今作からでも読めますが^^

城シリーズを未読の方は、とりあえずクロック城から読破してみてくだしあb
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.9:
(4pt)

前作ほどの衝撃は受けなかったが、読み易い作品だと思う。

「城」シリーズ第4弾。
前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。
今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.8:
(4pt)

前作ほどの衝撃は受けなかったが、読み易い作品だと思う。

「城」シリーズ第4弾。

前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。

今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.7:
(4pt)

《城》シリーズの第4弾

『ギロチン城』という題名を裏切らない酸鼻な大仕掛け、そして、密室状況下で、
降霊術『スクウェア』を行っていた人間全員が殺され、被害者の首が順送り的に
すげ替えられるという不可能犯罪を可能ならしめるギミックなど、「物理の北山」
の異名にふさわしい、スケールが大きく遊び心溢れるガジェットが目をひく本作。
しかし、本作の主眼はそういった物理トリックでは
なく、前作同様、語り/騙りの詐術にこそあります。
本作の舞台となるギロチン城には、生体認証システムによる過剰なセキュリティが
しかれています。作者は、そうした、人間をパーツとして把握するシステムを逆手に
とった逆説的なトリックを本作に仕掛けているのです。
その驚くべきトリックは、周到な語り/騙りによって支えられているのですが、一方で
それ自体が、かなりキワドい、アンフェアぎりぎりの叙述法であるのもたしかです。
「三人称の地の文では、虚偽の記述をしてはならない」という大原則が
遵守されているとはいえ、だからといって、叙述レベルを恣意的に操作
してもいいかどうかは意見の分かれるところでしょう(作者が設けた原則
に従う限りでは、本作の叙述に矛盾はないと思われます)。
ともあれ、個人的には、新趣向に果敢に挑戦する作者の姿勢は非常に好ましく
感じられ、今後もその調子で、どんどんチャレンジし続けていってほしいですね。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.6:
(4pt)

ひとこと 

北山先生はアリスから確実にうまくなってる。
雰囲気もいいね
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.5:
(4pt)

ひとこと

北山先生はアリスから確実にうまくなってる。

雰囲気もいいね
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4061824163
No.4:
(4pt)

ドライだけど衝撃は大きい。

他のレビューで「乾いている」という表現があった。
それには「確かに……」と感じるところがある。
だが、氏の新作「少年検閲官」でこの問題は解決できていると思う。
今回も色々な予想をしながら読み進めていたが、案の定やられた!
どうやったらこんなトリックが思いつくのだろうか!
楽しい時間を過ごさせていただきました。
でも、やっぱり私は「『アリス・ミラー城』殺人事件」の方が好きかもしれない。
是非一読を!
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(5pt)

さて、

 あちらこちらで人間が描けてないと批判されまくっている北山さんですが、今作では開き直ったのでしょうか、キャラを徹底的に記号化している。もちろん、今作のテーマにもなっているんでしょうけど、人間=人形みたいなノリでかいている。名前はもっとすごい。一さん、ニさん、三さん、四さん、五さんと、そう龍伝も真っ青の名づけっぷりです。
 さらに、あいかわらずこんなんわかるわけないだろうという馬鹿ばかしいほど壮大な物理トリック。アリスミラーには及ばない感じでしたが、今作も面白かった。
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No.2:
(4pt)

北山ミステリ

”物理の”と冠される北山ミステリであるが、各作品の見所はといえば、物理トリック以外にも常にミステリ界において前例の無いものを提示している点です。首切りの理由、が各作品における主たる謎ですが、4作目において、今度はいかなる答えを示しているのでしょうか?ミステリ界においては独特の存在感を示している様に感じます。願わくはミステリ以外のモノも書いてもらいたい、そんな作家の一人です。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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No.1:
(4pt)

なんとも北山猛邦らしい作品

「物理」の北山が送る、「城」シリーズの4作目。非現実で到底ありえるとは思えない世界観に大胆で現実的な物理トリックを持ち込むという捩れた構図はこれまでの3作と同じ。そして、とにかく現実味がないと言う点もこれまでと同じ。到底現実世界では建築学的においても作ることすら出来ないとしか思えない館に、無茶とも思えるほどに大胆な物理トリック。そして人間の徹底的な記号化。まさに、トリックの何をやっても構わないという姿勢の現れである。作者の言う「同心円状に広がる世界の中心にトリックがあるというだけ」とはまさにこのことであり、この作風はほかにはない。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
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