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サウスポー・キラー
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サウスポー・キラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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ちょっと気晴らし的に楽しませてくれる作品を探していた。この作品は、最初から何か良くないことが主人公を追い詰めていき、それがなかなか姿が見えないというストーリーである。いわゆる一気に読めるという本は、この手の展開は多いのだが、それに乗せられて一気に読み、楽しい時間を過ごした。著者には感謝である。 | ||||
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プロ野球を舞台としたミステリーなので、面白そうだと思い買いました。 まあまあのよくありがちなストーリー。意外性もないし、特別面白い訳でもない。 登場人物の細やかな人間描写ももっと欲しかった。 | ||||
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以前よりタイトルは知っていましたが、読んでみて満足しています。 サウスポーキラーとはそういうことだったか。 | ||||
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レイプ男とか悪質ゆすり男が野放しになって後味が悪かったです。ミステリーとしても力不足、並みの出来ですね。主人公が警察に凶悪犯を2回も突き出さなかったり共感できない小説でした。小説自体は並みといったところですが後味がわるいので評価は1点です。あと真犯人はなんとなくわかってくる人が多いと思います。推理小説としては楽しめませんでした。主人公は都合のいい時だけ警察を利用し、自分の主観で卑劣な犯人を見逃したり、告発しなかったりで、共感できない人物でした。最後の方では主人公はどうなってもいいという感じになりました。それに著者も書いてますが、謎解きは少なくて、サスペンス要素が強い小説に強いと自認されてますが、実際謎解きはあまりありません。ひねくれたハードボイルド風味の主人公は出てきますが、こういうのはこの著者では一回読んだら十分かなと思いました。 | ||||
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球界1の球団オリオールズに入団して2年目の左ピッチャー沢村は、 ある日見知らぬ男に襲われ、身に覚えのない八百長疑惑の濡れ衣を着せられる。 この罠は誰が、何のために仕掛けたのか? 球界を舞台にしたミステリなので、なんとなく登場人物のイメージが浮かぶが、 主人公の沢村だけはクールなイメージで野球選手には似つかわしくない感じ。 | ||||
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最近読んだ推理小説のなかでは一番おもしろかった。プロ野球好きで推理小説好きの方におすすめです。 | ||||
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地雷原ともいえるこのミス大賞作品の中で、珍しく読めるレベルの一作 ハードボイルドな作品といえば鼻につく文章やキャラ付けでうんざりさせられることも多いが この作品に関してはその辺の匙加減が旨く、不快な気分にはならない 犯人はちょっと露骨だが、まあ悪くない ただラストの戦闘シーンはやや間抜けだった | ||||
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このミスの大賞に輝いたらしい野球ミステリー。 犯人探しという点では、ある程度のところで見当がついてしまうのだけれど、それでがっかりさせない面白さがある小説だった。 とにかく野球のシーンが面白いこと、なんのって。実際の野球を見る目が変わりそうです。 すっきり楽しく納得して読める。 エンターテインメントのお手本のような小説でした。 | ||||
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ファンでないとしても、国民的スポーツであるプロ野球の世界が舞台なので、イメージしやすく、また芸能界の内幕を覗き見るような華やかさも感じる。主人公の設定は「脳みそまで筋肉」というプロスポーツ選手とは一線を画した、知的な外国帰りのクールなタイプで、小憎らしいがとても魅力的だ。 チーム内の人間関係を表現する際の描き方がかなりベタで分かりやすすぎるところが、物語全体を軽く感じさせてしまうのかも知れないが、また一方そのおかげで読みやすくなっていて、読者をグイグイと引き込んでくれているのだろう。痛快で一気にゴールまで連れて行ってもらえるという感じがした。 ただ、アメリカ帰りの主人公が、頻繁に発する切り返しのジョークが、私にとっては「うわっクサイ」という印象が否めず☆4つにしました。 | ||||
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ちょうど読んだばかりのコミック「ONEOUTS」の主人公の渡久地とダブらせて読みました。なかなかこんなタイプの小説は日本では無いです。小粋な会話やクールな主人公はアメリカン・ハードボイルドって感じです。最後の試合はもっと盛り上げても良かったかも。漫画の原作にピッタリ! | ||||
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野球が好きという事もあり題材としては面白買ったです。物語が進むにつれ引き込まれていきましたが、起承転結の結の部分がちょっと強引だったかなと、魅力が半減してしまいました。犯人がわかってからどう読者を唸らせか今後の作品を楽しみにしたいと思います。途中までは☆4最後が☆2だったので間とって☆3つとしました | ||||
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主人公のキャラクターに好感がもてた。自分のことを冷静に分析し、人気球団の性格にとらわれず自分の意思を貫くキャラクターだ。また、服のメーカーを紳士服の青木と答えたり、女優の彼女とのやりとりはユーモアのセンスもあっておもしろかった。ストーリも次の展開が楽しみになるくらいおもしろかった。ただ、野球の話なのに試合の様子やその緊張感がちょっと足りなかった気がする。 | ||||
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星4つはもちろん期待をこめてのもの。念のため。 さて、本書であるが、解説によれば、 ディックフランシスの世界を狙ったということになっているが、 もし本当ならば、残念ながら失敗というほかない。 ディックフランシスの作品にある「重厚さ」がまったくない。 新人の応募作ということで割り引いても、ちょっとなーというレベル。 ただし、これはディックフランシスと較べての話。 較べるほうに問題があるのだが。 選考委員が自説の補強にディックフランシスを持ち出してきたから、こんな変な展開になっているのか。 この作品のテイストは、「べっぴんの町」「ディセンバー13」に代表される軒上泊に近い。 というか、そっくりなんだけれど。 大賞を受賞させようという自説に、軒上泊よりもディックフランシスのほうが補強材料としては強力だろう。 作者にとって、ディックフランシスなどどうでもよかったのかもしれない。 もちろん星を4つもつけたんだからいいところもある。 いわゆる「ハードボイルドミステリー」の方程式の中で、 よく健闘しているということである。 無実の罪、なぞの美女、魅力的な悪役、心強い味方、などなど「ハードボイルドミステリー」というストライクゾーンだけを使ってそこそこ巧く仕上げている。 もうすこし、ボールゾーンへ球1個分ずらすとか、ボールゾーンへの球の出し入れを使えば、 もっと深みが出たように思う。 この作品に即していうなら、巨人(あえて書くが)の外様選手に対する扱い(近いところでは、落合・清原を見ればわかる)をもっと深く描いていたら、みんなが納得するものが出来たように思う。 上でも言ったように、軒上泊が好きな方には大変お薦めの作品である。 それ以外の方にも、文庫でならば損はさせない作品である。 この作者、今のスタイルを捨てたら、45歳ぐらいで、とてつもない傑作を生むような予感がする。何の根拠もないけれど。いや、文章が「書ける」という点だけかな。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」大賞受賞作ということで手にとってみました。 ストーリー展開は今ひとつテンポが悪い様な気がしました。 登場人物のキャラクターは個性がある人ばかりで、面白いと思います。 主人公が所属する球団は、ジャイアンツをモデルにしているようであり、あからさま過ぎる部分が多く、ジャイアンツファンには批判的に捉えられるかもしれないような内容です。 また、野球小説であり、読むのには専門的な知識は必要ないものの、野球界の背景とかが分からない興味の無い方は、面白みが半減するかもしれません。 気軽に読むのであれば、悪くは無かったのでしょうが、大賞受賞作ということで期待をしてしまった分、若干落胆してしまいました。 | ||||
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この物語に登場するオリオールズという球団は、日本一の人気球団。 全試合が全国ネットで放映され、球場はいつも満員御礼状態。 しかもこの球団の親会社は日本一の発行部数を誇る新聞社。 さらに言えば、このチームの監督は、「野生の勘」で有名なかつての名選手だった。 とくれば、いったいどこのチームがモデルになっているかはすぐにわかってしまい、読んでいて思わず笑ってしまった。 主人公の名前が「沢村」というのも、なかなか興味深い。 そんな、どこかリアルな設定の物語であるがゆえに、裏表紙に書かれていた 「やがて彼がたどり着いたのは、周到に計画された恐ろしい陰謀だった!」 という言葉に、日本の球界の裏側を暴くような社会派ミステリーの匂いを感じずにはいられなかった。 しかし、名もなき新人作家が、某人気球団や日本野球界を敵に回すような筋書きは、さすがに荷が重すぎたのだろうか、結果的には比較的ノーマルな本格派ミステリーという形で収まった。 個人的には、殺人の起きないミステリーということで、純粋にパズルを解くような面白さがある作品だったように思える。 | ||||
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スポーツ物の小説が好きなので読みました。また、「このミステリーがすごい」にも選ばれていましたので期待していました。犯人が半分くらいでなんとなくわかったのでミステリーという点では☆3つかな?と感じましたが、ストーリーはとても魅力的でした。登場人物の沢村、美鈴、高木とどの人もなかなか個性的でよかったです。 | ||||
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久しぶりに面白く読むことができた推理小説でした。推理小説なので中身に入って話ができないのが残念ですが、登場人物は、主人公も相手役の女性も魅力的でした。自分のことや人の気持ちをきめ細かく理解できる知的レベルの高い人物像に仕上がっていて、共感がもてます。気持ちがほっこりしました。犯人も魅力的です。登場人物、それぞれに生きていることがわかって、著者の暖かい気持ちを感じ取ることができました。 | ||||
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どう見ても野球関連のタイトルなのにミステリーということで興味を惹かれました。 主人公はなかなか魅力的な人物で、野球のシーンは引き込まれるものがあります。 肝心のミステリー的要素ですが前半部は全容が掴めず、やはり引き込まれます。 しかし後半になるにつれ、オチがチラホラ見え始めてしまうのが残念でした。 動機に関してもあまり納得できません。 個人的には野球のシーンが印象的でサクッと読めた、という感想です。 | ||||
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野球場面の臨場感は秀逸だし、D・フランシスの世界から抜け出してきたようなストイックな主人公と悪役のキャラ立ちはなかなかよく書き込んでいるが、残念ながらミステリーとして読むのは厳しい。ネタバレしない程度に書くが、伏線を「強引なサインを出す捕手」「怪しい女優」「敵役の同僚」など張りまくるのだが「同級生の警察キャリア」「親切なスポーツ記者」などが都合よく登場して、結局「そんなことをわざわざしないだろう!」というオチ。次回作はメジャーに挑戦する主人公がなぜか悪役・高木と呉越同舟になって、アメリカで・・・みたいな話かな? | ||||
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デビュー作ということだが、なかなか面白かった。 主人公がプロ野球のピッチャーということで、読む前は「野球に関する描写が稚拙でないといいが」という一抹の心配があった。 結果はノープロブレム、適度に詳しく、的を得た描写でリアリティーがある(突飛な魔球などは出てこないし・・・)。野球ファンが読んでも十二分に耐えうる。 その描写の確かさゆえ、プロ野球選手らしからぬクールでスマートな主人公(沢村)がハードボイルドらしく気障なセリフを吐いたり、痩せ我慢をしたりしても、あまり現実離れしたものとはなっていない。(もちろん歯の浮くセリフもあるが・・・それはまあハードボイルドということで) 真の犯人(?)は普通に読んでいれば途中で気づく可能性大ではある。 しかしミステリーというよりハードボイルドの要素が強いので、主人公がいかに窮地を脱するのか、そして生き様が描かれていればOKでしょう。 | ||||
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