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(短編集)
メイン・ディッシュ
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メイン・ディッシュの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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料理描写が目的で、読んで美味しいを目的に読んでみた ん~…今イチ自分が求めてる美味しさの方向じゃなかったかな… 1編ごとの短編だと思って読めば面白いんだが「連作」とするとミスリードし過ぎじゃ?みたいな感じもなきにしもあらず 比喩センスが自分の好み方向じゃなくて面倒くさかったかも。どうにも、ミケさんからねこさんのトコに戻る程の熱を感じなかったんで、ああそうなんだ。位の感じしかしなかった 自分の嗜好外らしい | ||||
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筆者の得意とする連作短編集。個々の短編を単独の作品として読んでも面白いが、最後まで読むと統一された一つのストーリーになっている。しかも、本作は同じ連作短編集でも、著者の代表作である香菜里屋シリーズと比べてかなり複雑な作りになっているが、読者を混乱させずに結論まで導く筆力はさすがだとしか言いようがない。おまけに、筆者の十八番である食に関するネタも豊富で、読んでいるだけでおいしい気分になれるのだから、北森作品はとても楽しみどころが多い。 筆者の作品は結末にどんでん返しがあるので、最後まで目が離せない。本作でも大いに読者を驚かせてくれる。ただ、今回のどんでん返しは少々やりすぎではないか。このどんでん返しを察するための手がかりがないのである。その点だけが残念なので、☆3つに減点した。 しかし、久しぶりに北森作品を読んだが、この人はつくづく手練れであると再認識させられた。50歳に見たぬ若さで夭逝したことが、くれぐれも惜しまれてならない。 | ||||
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「招かれざる客達のビュッフェ」に合わせた企画だが、私は余り評価出来なかった。招かれざるきゅ客・・にあるような。名作「ジェミニー・クリケット事件」のような本当のメインディシュが無かったからかも知れない。 | ||||
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様々な伏線は理解できるけれども、自分の中ではメインではない。やはりもう少し驚くような発想が欲しかった。短編はどこで驚かせるかと言うことに尽きる。その点では、この作品はまだまだ静かなのだ。 | ||||
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1999年に出た単行本の文庫化。新たに「特別料理」が書き下ろしで加えられている。 11の短篇からなる連作ミステリ。舞台劇や作中作などが入り混じり、混沌とした世界が描き出されている。それでも、ひとつずつにつながりがあり、最後もまとめきっている点はさすが。 本書の読みどころは二つ。ひとつは狂言回し的な「小杉」という人物の造形。おばかなミステリ作家を登場させるのは著者の得意な手法らしいが、話が進むに連れて、どんどんコミカルになっていって面白い。 もうひとつは料理の美味しそうな点。グルテンのフライはぜひやってみたいくらいだ。 ミステリとしては、つくりこみ過ぎているように感じた。骨董ものや民俗学では違和感がないのだが、本書ではちょっと違和感を覚えた。個々のアイデイアは面白いのだが、うまく収拾できなかったのか。 | ||||
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