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普通の底
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普通の底の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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| 良い作品 | ||||
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| なんだかよくわからない人、とくにそんな若者が増えているなと思っていたが、自分自身も、今という時代を生きているという意味で、決して違う人種でもないのでは。 そんなことを考えてしまった。 | ||||
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| 何で変な腐れ縁の近所に住んだままでいるのかなぁ…が1点 何で質悪い相手の生息圏にいつまでもいるのかな 奨学金なんか、自宅息子やっている間に前倒し前倒しで返済しちまえよ 一番の愚行は叱責されたトコで余計な愚行に走ったトコだろうねー 初手の後ろ暗さなんざ「???何の話だっけ?」でぶっちぎる胆力盛ってりゃ狙われることも無かったろうに まあ、概ね楽しみました | ||||
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| 最初の2通の手紙の展開は、何か不吉なことが起こるゾクゾク感で期待が高まる。 先を読み進めたいような怖いような。 でも3通目は展開予想がついたし、普通だったのが物足りない。 ふとしたことで転落する怖さは伝わる内容ではあった。 | ||||
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| 人から嫌われたくない。普通でいたい。 そんな思いを小、中、高、大学でもずっと持ち続けてきた男が闇に落ちていくまでの物語。 「普通でいたい」ということがどういうことなのか、考えさせられる話だった。 変に目立って目を付けられたくない、いじめられたくない、損をしたくない、落ちこぼれになりたくない。 そのためには「普通」でいることが大事と言いながらも、どこかで自分のことを認めてほしい、誰かに必要とされたいという虚栄心も見えてくる。 そんな本心を隠し通そうとするあまり、どこか薄っぺらい印象が強く感じたが、普通を求め続けた男の物語には現代社会の闇が隠されているようで、引き込まれた。 物語の終盤に描かれているが、タイパを気にしすぎたり、うまくいかないことに対して他責思考であったり、何かに本気で取り組むことをどこか見下したりする風潮が今の時代に隠されているような気がしていて、それがスマホ依存や闇バイトにも繋がっているのかもしれない。 なにか一つのきっかけで、あっという間に闇に飲み込まれて犯罪を犯してしまうリスクがある今の時代の恐ろしさが垣間見えた小説だった。 | ||||
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| これを読めば道を踏み外さずにすむかも? 決して気持ちの良いストーリーではなく、 むしろ胸糞悪くなる部分が 少なくありませんが、最後まで その世界に溺れるほかありませんでした。 ただ普通でありたいと願いながら、 真逆の人生を歩むことになった 男の独白が大部分を占める作品です。 幼少から強迫観念のように 刷り込まれた価値観が一人の人間を 歪めていくさまに震えました。 奨学金という負債が運命を狂わせる 描写や、闇バイトのリアルには社会派テイストも。 これを変な奴を描いた変な作品などと 切り捨てたりしたら勿体ないです。 たとえ主人公のように有能でも 大事な節目で判断を誤れば、 どうなるかわからないという厳しい現実。 もちろん小説は虚構ですが、 そのなかに紛れもない現実を感じました。 決して他人事とは思えません。 (対象年齢は14歳以上かな?) | ||||
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| 「普通」でいることを良しとする時代に「普通」が壊れる時。 「普通」の選択をしつつ人生を歩んできたその先。 一歩選択を間違えると、決して這い上がれない蟻地獄へ進んでいく。 闇バイト。 今の社会には、「普通」の正体を言語化してF/Bすることを求められているだと。 | ||||
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