どうせ世界は終わるけど
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あらすじ
人類はゆるりと滅亡へ向かう? 人類滅亡の危機がやってくるーーそれも百年後に。世界を駆け巡った衝撃ニュースだったが、「終末」を意識させるには、小惑星衝突までの猶予が長かった。人々のささやかな営みが少しずつ重なり合い、世界に希望をともしていく奇跡の連作短編集! ベストセラー『#真相をお話しします』著者にして、ミステリ界のエースが投じる人類の難問ーー 【編集担当からのおすすめ情報】 日々流れる重大ニュースに、心が動かなくなったあなた。薄々気づいているのでしょう。この国は、いやこの星はけっこうヤバいってことに。温暖化にウイルス禍、差別と分断、そして戦争。すべてが対岸ではなく、地続きの世界で起こっていることをさすがに実感せざるをえません。でも、こうも思っているのではないですか。気づかないふりをしていれば、われわれ世代は逃げ切れる、と。結城真一郎は、そんなあなたを見逃しません。人類滅亡のトリガーをひく小惑星、その名はホープ。地球との衝突は、およそ100年後とされています。遠いけれど、遠すぎるわけではない未来。あなたならどうしますか?(「BOOK」データベースより)
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評判
どうせ世界は終わるけどの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
どうせ世界は終わるけどの総合評価:
8.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
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描き方によっては人間の深淵を垣間見させる作品になったであろうが、壮大なテーマを正面から処理する意欲も筆力もないようで、くだらないSF小説もどきになりさがっている。そもそも100年後に滅亡するかもしれないというだけで、人々が日々の暮らしを放棄することはないでしょう。余命半年の宣告を受けた人たちの多くだって、それでも変わらぬ日常を精一杯生きようとするもの。100年後の滅亡に過剰反応して右往左往する人というのは想定しづらい。
作者も それは理解しているのか、過剰反応を示す人として、主として子供を用いている。高校生、大学生、後半の3話はすべて小学生。しかし、小学生が数十年後の死を意識するという設定にも疑問を感じないでもない。前作の「真相をお話しします」で小学生を主役としたのがうけたので二匹目の泥鰌を狙ったのかもしれないが、小学生という設定を理性的ではない行動の言い訳に使う姑息な手法に感じられた。
また、第3話は 人類滅亡とは あまり関係のない犯罪被害者と加害者の家族の物語だった。人類滅亡というメインテーマをかかげたはいいが、それだけでストーリーを書けなくなって 別の主題を織り込んでしまったのかな?せっかくの壮大なテーマが生かされていないね。
活力を失って すべての産業が 停滞しているなかで、光子力の開発が急速に進んでいる(マジンガーZか!)とか、宇宙飛行士に簡単になれる時代になるとか、後半は安易すぎる三流SFの展開。非常に残念。