みんなで決めた真実
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| テレビ向きの殺人事件だとわかると、テレビ局が入って、テレビ映えする「一般人」が「犯人役」に選ばれ、台本が渡され、そのとおりに裁判の様子が放映される。 「名探偵」が裁判の中で名推理を披露し、「犯人役」はいかにも視聴者の同情を誘う自白をする。 判決は必ず執行猶予がつき、仕事もクビにならず、「元犯人」として、テレビに出たり告白本を出版したり番組のコメンテーターとして引っ張りだこになる場合も… という設定に、まず共感できず、 主人公と元探偵のおじいちゃんがそんな状況を変えるべく動きますが、 世論がまずおかしいと思わないのは何事? と。 犯人役を受け入れれば「テレビに出られるよ」が殺し文句みたいですが、 譲歩して本人それで良くても、周りの家族は? 被害者遺族は? …と、もやもやがとまりませんでした。 この状況を打破する過程は面白かったです。 | ||||
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| SNS による世論の暴走と同調圧力が司法を大きくゆがめてしまった世界、まじめに取りあつかえば社会問題をえぐる作品にもなりえるテーマであるが、設定があまりにも非現実的であるうえに作者がおふざけミステリーの似鳥さんなので コミカルになるんだろうな、と予測して手に取った。結果としては、社会派でもなければユーモアミステリーでもない中途半端な作品で少なからずガッカリした。いくら世論が暴走したところで、裁判がテレビ局の自由になることはありえないし、そもそもオワコンと目されるテレビ局がいまさらネット民にそこまで支持されることも考えづらい。最初からありえない設定なのだから、シリアスに描こうとするほどに不自然さが浮き彫りになる。無理な設定では社会派ミステリーにはなりえないし、犯罪のトリックは、いつもの似鳥さんレベルでしょぼいから本格ミステリーにもなれない。やっぱりお得意のユーモアミステリーにしておくべきでしたね。しかしユーモアミステリーとしてはユーモアの要素が少なすぎる。ユーモアらしきものは、他人のものまで食べてしまう異常な食欲の介護士を登場させていることくらいだが、前職を解雇された経験があるのに業務中でも食べることをやめられないのは障害に近いから あまり笑えません。もう少しきちんと笑える要素を入れて書くべきでしょう。作品中の笑いが少なすぎたためか、あとがき でふざけまくってますね。それを作品中で出せばよかったのに。 | ||||
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