乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO
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江戸川乱歩と杉原千畝が若い頃に出会って、お互いに成すべきことを成していく。史実として乱歩と千畝に交流があってのかどうかは知らない。お互いがお互いをきっかけにして偉大な功績を残すのは、とても良い巡り合わせたったのだろう。作品としては2人が事を成すサクセスストーリーだが、なぜこの2人なのだろうかというのがよく分からなかった。別の2人でもよかったように思えるが、接点がなさそうな2人だからこその意外性が面白いのかもしれない。個人的に江戸川乱歩や横溝正史の作品は読んだことがあるが、次は松本清張や鮎川哲也にも挑戦したい。 | ||||
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江戸川乱歩と杉原千畝の交流があったとしたら…と楽しんで拝読しました 杉原千畝は清廉で江戸川乱歩は憎めなくて…舞台となる時代は暗いですが、作家さんの人物の描き方にひねくれた嫌な感じがゼロです。 あとは鳩山郁子先生の表紙で買い! | ||||
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乱歩と千畝のエピソードはフィクションだが、ほぼ史実に基づいた物語。杉原千畝のことがもっと知りたくなって、色々調べながら読みました。 命のビザ発行、外務省職員としての葛藤。クビになっても外務省を悪く言わず、戦後かなり経ってからようやく功績が讃えられるようになっても、当たり前のことをしただけと静かに述べる。 どこまでも謙虚で真っ直ぐな人柄が滲み出る千畝が素晴らしい。乱歩は対照的な自由人で、おかしな言動に呆れたり笑えたり。 何より不穏な時代において妻たちの強さに頭が下がる。 2人の思わぬ出会いから、途中のエピソードまで、最後に感動的に全て回収されるのは流石のミステリ作家としての手腕です。 | ||||
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この物語のような人生はステキです。相反する2人が深める話にに栄光を! | ||||
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江戸川乱歩と杉原千畝。怪奇探偵小説家とユダヤ人救済に尽力した外交官。実際には交流の無かった二人に、もしも交流があったら、という楽しい小説だ。交流場面だけが完全フィクションで、あとはそれぞれの物語が史実に基づいて描かれている。 作者がなぜこの二人を交流させたかと言えば、同時代に生きていたこと、そしてどちらも早稲田中退者だったということだ。早稲田出身の作者による早稲田賛歌物語であるという隠れテーマもあるのだ。 二人の生きざまが、それぞれに個性的で楽しい。そして、読後感が抜群に良い。本当に、二人にそんな交流があればよかったよね、と思える。いや、あったかもしれないよ、とにっこりして人に言いたくなる。 直木賞が一作だけなら難しいが、二作選ばれるなら、本書も受賞だ。 …受賞作なし!そりゃないよ 7/17付記 | ||||
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