浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理
- クローズド・サークル (178)
- フェルマーの最終定理 (1)
- 孤島 (123)
- 密室トリック (52)
- 数学 (17)
- 浜村渚の計算ノート (10)
- 読者への挑戦 (74)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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数学ミステリシリーズ初の長編。読者への挑戦状が挿入されていたりと、長編ならではの濃い内容になっていて面白い。探偵役を数学が絡んだ部分とそうでない部分で、渚と武藤さんに振り分けているのも良かった。トリックとその解法も数学的な美しさを存分に味わえた。 | ||||
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浜村渚シリーズ初長編は、数学が苦手な自分でも名前だけはなんとなく知っていた「フェルマーの定理」にちなんだ「増留間島」の「ホテルド・フェルマー」で起こった謎の女性転落死の謎と前オーナーが残した隠し遺産の謎の二重奏!特に隠し遺産にまつわるホテルの数学的に美しいトリックには瞠目しました!こういう数の美しさをみせられると、数学って面白いなあって思います!青柳さんにはこれからも美しく楽しい数学ミステリを書いていって欲しいですね! | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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今まで、数学ミステリで、あんまりミステリの要素が強くなかったのに対して、今回は本格ミステリっぽくなっていた。本格でいて、数学の要素には欠けていないところがいい。今までのノリで読んでいたんで、推理には至りませんでした | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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子供と一緒に読んでいますが、次から次へと巻が増える一方です。とてもおもしろい! | ||||
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高校生諸君は、絶対読んだ方が得だ。読んだら間違いなく渚ちゃんファンになる。すると嫌でも数学にはまってしまうのだ。数学にはまったら、数学の成績が上が~る。だからお得になる。うん、これ間違いなし。中学生でも、数学好きなら読める本だ。数学オタクになって、学校で数学の先生を困らすような質問をしてみるのも、また楽しからずや。 | ||||
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少年犯罪対策として学校教育で数学をはじめとした理数系教科の時間が削減され、 文系や芸術系教科が重視された世界。それに反発した数学者・高木源一郎が率いる数学テロリスト集団 『黒い三角定規』に対抗するべく警視庁が白羽の矢を立てた、千葉県警から紹介された 中学二年の女の子・浜村渚の活躍を描いたシリーズ初の長編。 七月。岡山県にある帆辻島(おそらく瀬戸内海に浮かぶ架空の島と思われる)が『黒い三角定規』に 占拠され、活発な活動が行われていることが県警によって明らかになり、警視庁の特別対策室から 本作の語り手である武藤、同僚の大山あずさ、瀬島直樹そしてアドバイザーである浜村渚は 岡山に向かうこととなるが、終業式とその後の打ち上げに参加したいという渚の意向から 瀬島のみが先に現地入りし、一日遅れで渚たちが合流する手筈となっていたが、案内役である 岡山県警捜査二課(つまり経済犯罪・知能犯罪・選挙違反・公務員職権乱用を扱う部署である)の寺森が チャーターした漁船で帆辻島に渡るはずがたどり着いたのは増留間島。寺森は、島内の宿泊施設である ホテル・ド・フェルマーで不可解な転落死を遂げた、翻意にしていたキャバクラ嬢・今西優奈が 他殺であると信じ個人的な捜査を続けており、渚たちの知恵を借りるべくわざと増留間島へと 連れ込んだのだ。名だたる数学者の名前を通名として使用している風変わりなホテルの従業員たち、 携帯電話の電波は届かない、迎えの漁船がやって来るのが二日後という状況の中、彼等は 思い思いに過ごしていくのだが――というのが序盤のあらすじ。 一応館ものという形は取ってはいるが読者層のことを考慮に入れてか、メタフィクションとして 作者が登場したり、この手の話のお約束である直接的な殺人は描かれておらず、あくまで発生してから 時間が経過し、一応死亡事故として処理されている案件の再捜査しかも連続殺人ではなく死者は一名と いう形はとられていたりするものの、ストーリーは成立しており、フーダニットからホワイダニットへの 焦点の移動、明らかになる実行犯とその動機、殺された今西優奈の正体そして創業者が遺した 10億円のありかという問題の提示と解決を時間差でうまく展開させているのが分かる。 強いていえば、舞台を絶海の孤島にしてしまうと、黒い三角定規が活動拠点とするエクスキューズが 薄くなると考えたのか、舞台は岡山県に属する瀬戸内海の島になっているが、実際瀬戸内海の島々は 本土の基地局からの電波が届くため圏外になりにくい。 瀬戸内海や長崎の五島列島のようにフェリーを就航させるほどでない人口の少ない島が点在する 地域では海上タクシーが発達しているため荒天でない限り数千円で渡航できる。 早い段階で二階と三階の間の階段の段数が妙に多いといった伏線も入れたほうが『後出しジャンケン』 みたいにはならなかったはずである といった部分は物語の主題はあくまで数学であるという観点から目を瞑るべきなのだろう。 | ||||
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ニガテだった数学が楽しく読めてます。 待ち時間に気軽に読めるのがうれしいです。 シリーズ全踏破したいです。 | ||||
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数学は面白いけどストーリーはイマイチかな。表紙も子供っぽいよね | ||||
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