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熟柿
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熟柿の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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| 9割がた辛く厳しい読書になった。予感があったので、買ってから1か月以上読まずにいた。結局1日で読了したが、前後に娯楽作を準備してから読むことをお勧めします。ヘビーだけど、読んでよかった。 | ||||
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| サンプルを読んでから気になっていたので購入 只今kindleで読んでいます 佐藤正午ワールドの世界にはまっています | ||||
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| 内容を記載するとネタバレになるので避けますが、重い人生のはなしです。 私は誰かの妻だけど子供がないので母ではありません。 でも、もし自分が母だったら。 主人公と同じ立場だったら。 社会的な自分の存在意義とかプライドとか、様々なことを選択できるかどうか、などについて今と全く違う環境になる。 罪とその後と立場 みたいなことを考えさせられる一冊でした。 | ||||
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| 一人一人にそれぞれ違う人生がある。決して派手ではなくても、お金がなくても、周りからは不幸と思われる生き方であっても、愛する人がいればその人にとっては輝いた生き方なんだと思った。 息子との再会の場面は、変に感動的な表現がない分、ぐっと胸がつまりました。 おすすめの一冊です。 | ||||
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| 黒い軍手の跡のような汚れがあって、白の表紙に目立ってとても残念でした。 | ||||
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| 誰しも主人公と同じ事故に遭遇する可能性があり、その後の境遇の変化を漠然と想像するが、主人公の辿る人生の歩みは現実的で感情移入せずにはいられないものがある。読了時、時が熟し救済されることへの期待で救われる思いがした。とても良い小説との出会いでした。 | ||||
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| . 2008年、妊娠中の市木かおりは遠縁の伯母・晴子の葬儀に出る。その帰り道、酔って寝てしまった夫を助手席に乗せて夜道を運転しているうちに、その後の人生を大きく左右する事態に遭遇する……。 --------------- 2017年に直木賞受賞作『月の満ち欠け』が出てから、次作の『冬に子供が生まれる』が昨2024年に出るまで7年の歳月を要しました。ですからさらに次回作が出るまであと7年くらい待たされることを覚悟していましたが、驚いたことに、なんと1年でこの『熟柿』を手にすることができました。なぜこんなに早く新作を手にすることができたのか。その謎は奥付を見て解けました。『熟柿』は小説・野生時代に2016年から2024年にかけて連載されていたのです。 さてこの新作も佐藤正午ワールドが全開です。主人公かおりの人生はある日を境に大きく様変わりし、本人の制御が全く効かない形で右へ左へと大きく揺れ動いていきます。その詳細はここでは記しません。ある種の謎解き物語として、そして人生のままならなさを、これからこの書を手にする読者に思う存分楽しんでもらうためにも、野暮な種明かしはしないでおきたいと思います。 ただ、一言すると、作家・佐藤正午氏が紡ぐのは常に、機縁と奇縁の物語だということ。 「ひとには向き不向きもあれば、個人の思惑を超えたところでつながる不思議な縁というものもあります」(212頁) 「いつまでも続いていくもの、不変なものなど一つもない。たった一日で人生は変わる」(223頁) 昨日までの自分には想像もできない人や出来事との遭遇が、今日と明日の自分を一変させてしまう。そんな人生の定理を、無理なく提示する佐藤文学がわたしはたまらなく好きです。 リンゴが表紙にあしらわれた『ジャンプ』を2000年に読んだとき、あまりにも魅力的な物語に驚き、徹夜で一気に読んだことを鮮明に覚えています。今回の物語の表紙には柿が描かれていて、もしわたしがいまよりも25歳若ければ、きっとこの『熟柿』も徹夜で読み切ったことでしょう。 残念なことに、「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つ」時間はもうわたしの年齢にはありません。だからこそ、物語の中で機が熟すのを待つことを疑似体験する歓びは手放したくないものです。 . | ||||
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| 個人的に、家族と別居しており、4年間会えていない子どもたちがいるので、そのことを思いながら読みました。切なかった。 機が熟するの、信じて待ちたいと思いました。 | ||||
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| 装幀が気に入り心に染み入るような物語を読みたかったので購入。 帯の推薦コメントは信用して大丈夫。 読後、パタっと本を閉じて心地よい余韻に浸ると同時に結末に問いかけ、自らの考察にもじっくりと時間をかけたくなる内容。 感動ともまた違うリアルがそこにあって、決してハッピーエンドとかバッドエンドとか安い言葉では片付けられないリアル。本が終わってもかおりの人生も子供の人生もこれから始まって行く、また間違えた選択ばかりするかもしれないけれどきっとそれが人生。そんな想像を掻き立てられる素晴らしい小説で、リアルでした | ||||
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| 女性、必読! | ||||
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| 人生はいくつからでもやり直せるのかもしれない、と思わせるラストに喝采を送りたくなった。 春子伯母さんのお葬式から思いがけない展開、しかも庭の柿の木や実がラストにつながる伏線だったとは。 | ||||
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| とてもよかったです。休まず2日くらいで読み終えました。母性をテーマにしているので夫は読まないかなと思ったのですが今読んでいます。 主人公の思い通りになったのだと思います。今まで辛い人生だったけど子供との繋がりは出来たし未来も考えられる。またいい人と巡り会えて先が見えて来た。ハッピーエンドと思います。 | ||||
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| 内容のすばらしさももとより、作家の筆力がすごい。テンポよく進む展開の中に 子供と離れ離れになった母の気持ちが痛いように伝わってくる。 どんなに離れていても、顔さえ知らなくても母は母、子は子なのだ。 どんなに孤独でも、子の存在だけが母を支える。 ちょっと見一世代前の母子物のようだが、ちゃんと現代しているところ、 そしてラストの展開、どこをとってもさすが一流作家だと安堵のため息で読み終わった。 | ||||
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| じっくりよんだ大切 | ||||
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| 熟成したワインを味わうような読書時間でした | ||||
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| 読み始めてしばらくつらい展開もあり読むのをやめようかと思いました。しかし筆者特有の臨場感があって心情もありありと浮かぶ描写に引き込まれ、何度か中断しながらも読了しました。結果、最後まで読んで本当に良かった。読後感はとても良いです。 | ||||
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| 久しぶりに本当に久しぶりに、 感情がわーっと高ぶって、心を揺さぶられる本でした。読了後、ぼーっとしてしまう。 本当に良かった。 | ||||
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| 丁寧な言葉選びと機微の表現の仕方と幸せと不幸せの表裏一体を感じる俯瞰した現実の捉え方と、全てを包み込む優しさとユーモアと。佐藤正午に惹かれる理由を再認識しました。 | ||||
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| 人のいろんな感情が書いてあるシリアスな話なのにさらさら読めます。これは飲みもの? とにかく文章がかっこ良い。 | ||||
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| 他の方もすでにレビューで書かれていますが、 今回の新作はここ最近の凝った構成とは異なり、 シンプルな一人称形式で読みやすく自然とストーリーに引き込まれました。 主人公の心情や葛藤に関する細かい描写はもちろん、 少しクセのある脇役のキャラクターが個性的で存在感がありました。 展開の一部に「身の上話」と似ている部分も少しあるかなと感じましたが、 最後まで飽きることなく楽しめました。予約購入して良かったです。 ラストの場面はさすがにぐっときたなぁ。 | ||||
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