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禁忌の子
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禁忌の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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展開が早く引き込まれるストーリーでした。予想を超える設定で何度も振り返りながら最後まで読みました。次回作も楽しみにしております。 | ||||
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中盤までは、ああ、あのパターンね、と舐めていた。密室殺人が出てきた辺りで、完全に先が読めたと確信したが、いや、これだったら既読感ありありで、鮎川賞らしくないなと思った。 密室の論証は論理的できっちり書けていたので、ここが評価ポイントかなと思った。 が、終盤に予想外の展開があって、これは驚いた。 じつは今年の夏に出た某氏の新刊にも同じ類いのアイデアがあったが、もちろん偶然である。 この話でそのアイデアが出るとは考えていなかったのでショックだった。 ただ、偶然が過ぎる。それだけに衝撃度はあるが、冷静になると、いくら何でもこれはないだろという気もしてきた。 | ||||
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この斬新な切り口は天晴れ。 スリリングで奇想天外な珠玉のミステリが開花した。 緊迫漂う医療専門用語が飛び交うなかに、クローズド・サークルもあって。 ロジックを立てて、パズルの.ピースを埋めていく。 そして、この現代社会に生命倫理を問いかけて。 | ||||
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先が気になって一気読みしてしまいました。 面白かった。 続編の予定があるみたいですが2人とも続行なのかな?映像化しやすそうな小説でした。読みながら俳優さんがすぐ思いつく感じ。 | ||||
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最初こういう話かーと思ってたところからの中盤からの盛り上がり、そしてそういう意味かと納得の結末。盛り上がりの力が本当にすごい。 | ||||
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さて、話題になっていたこちらの本、噂に違わず一気読みでした。現実を忘れて読書に没頭したい方に是非おすすめです。 自分とそっくりの溺死体が見つかって、きっと生き別れた双子なんだろうなと思うところから二転三転。結末は想像もつかなかったところで着地します。ミステリーとしての面白さもありながら、現役の医師にしか書けなかったであろう医療界のリアリティ、生殖医療への疑義の提示の仕方、どれもお見事です。純文学とミステリーと、分野は違うかもしれませんが、川上未映子の『夏物語』を読み終えたときのような重い読後感があります。 新人とは思えない筆力ではあるものの、武田の一人称とそうではない視点が地の文に混ざっているせいで読んでいて混乱してしまうのと、今どき「洋風の顔」とか、「バタ臭い」とか少し言葉遣いに気になる点はあったため星4ですが、文句なしに面白いものを読ませてもらったなという感想です。 | ||||
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最後までトリックはわからなかったです。一気読み。 K山さんのくだりはなくても良かったような気もしました。 | ||||
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禁忌の子。 強烈な印象を残すこの言葉に、 読む前の段階から まず興味を引かれてしまう。 事件が事件を呼び続け、 真相に一歩ずつ近づいていくたびに その言葉の意味が新しく浮かび上がり、 さらに物語が進むと、 新しい面を見せながら 禁忌の子が何かが見えてくる。 そして、 明かされる真実がめくられる中で 究極の選択をせまられる。 その時、人は何を選ぶのか? 禁忌とは一体、何なのか。 読み終えたあとにも、 また確認しながら読み返したくなる一冊。 | ||||
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どんでん返しが凄い小説という評判を聞いて読みました。 最初から最後まで飽きる部分が一切なく、夢中で一気読みしました。 「こういう展開になるんだろうなあ」と予想しながら読んでいましたが、 予想を見事に裏切られて、めちゃくちゃ面白かったです。 真相が明かされた場面では、予想外すぎる展開にびっくりし過ぎて思わず声が出た程です。 | ||||
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ミステリーを読むのは久しぶりでしたが、友達にオススメされて読みました。 はじめは医療の専門用語が少し難しいなと感じながら読み進めていましたが、気づいたら手に汗を握る展開に時間も忘れてどんどん引き込まれていきました。最後には命の尊さに思わず涙。 受賞作とのことですが、また次のお話が出たら読んでみたいです。 | ||||
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上品な関西弁が書かれていて、とても読みやすい文体でした。 サスペンスのような展開と相まって、さくさくと読めます。が、とても重いテーマを内在していて、それが心に刺さります。 作者は現役のお医者さんとの事で、医療現場の記述は臨場感があり、これも緩急になって一気に読み進めました。 次作も期待してます。 | ||||
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満場一致、頭ひとつ飛び抜けた作品の選評通りの作品でした。 ラストの個人感想は賛否分かれるかもしれませんが、それは感想だから否があって然りだけど本格ミステリかつ医療ミステリ作品としてミステリーが好きな人は読むべき一冊です。これミステリー好きな人で嫌いな人いないでしょ! 医療に関する情報がリアルなのはもちろん、揺れる感情と人の脆さ、倫理観などの描写が秀逸。文章のリズムと物語のスピード感が推進力になってページを捲る手が止まりませんでした。 | ||||
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この作品が新人作家によるモノだとはとても思えないです。文章力、ストーリー、専門知識のわかりやすい解説・・。そして強烈な読後感。心に楔を打ち込む小説でした。次作も期待大です。 | ||||
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わかりやすい表現ですいすい読めました。心理描写も素晴らしく、一作目とは思えない内容で大変楽しめました。 些細なことで本筋ではないのすが、線路に突き落とした犯人の動機についての説明が私にはあまりよくわからなかったです。 上記を差し引いてもめちゃくちゃ面白い作品です。カバーを外した本のデザインも好きです。 | ||||
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本屋に行ったらサイン本があったので購入。その前から気になっていた本でもある。 気になる人は巻末に青崎有吾、東川篤哉、麻耶雄嵩の選評が掲載されているので読むといい。 著者は現役の消化器内科医で、今も大阪か神戸の基幹病院に勤めながら執筆活動をしている。また有栖川有栖の創作塾出身で、「活字倶楽部」の読者かつ新本格が好きだという時点で親近感があり読まずにはいられなかった。 社会派ミステリじゃなくサスペンスでは?とあるものの、両方好きなので楽しめた。医療系は初めてだったけど専門用語の注釈は少ない割にはわかりやすく読みやすい。 倫理的な部分については青崎有吾の選評を引用して「センシティブな題材に光をあててきたのがミステリの歴史」ということで。 すごい新人作家が出て、そのデビュー作にネタバレなしで読めてよかった。次作もあるので購入したい。 | ||||
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レビューとか見ず、ネタバレしないように読み始めたら、もう止まらず一気読みしてしまいました。タイトルが強いのでどうかと思いましたが読んでよかった。 | ||||
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さくさく読み進めることができました。 | ||||
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医療現場の描写がリアルで、冒頭少し読んだだけで物語に引き込まれました。 そして、物語の流れと展開スピードが良く、一気読みしました。 現在の医療と法律の問題点も提起され良い作品と思いました。 しかし、誰のセリフか、誰が感じた事かが解りにくい部分があったり、電子カルテ・システムの説明が間違っていたりして、私の心が物語から離れてしまう部分があったので☆ひとつ減点させてください。 | ||||
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「禁忌の子」は、医療現場を舞台にした衝撃的なミステリー小説です。救急医の主人公が自分と瓜二つの溺死体と遭遇し、自身のルーツを辿る過程で予想外の真実に直面していく展開に、読者は釘付けになります。 過去と現在が絡み合う重層的な構造、著者の医療知識が光る緻密な描写、そして主人公の繊細な心理描写が本作の魅力です。予想を裏切る展開の連続に、一度読み始めたら最後まで目が離せません。 医療倫理や家族のあり方など、現代社会の問題にも切り込んでおり、単なるエンターテインメントを超えた奥深さがあります。医療用語の多用は一般読者には少し難しいかもしれませんが、ミステリー好きや医療ドラマファンにはたまらない一冊でしょう。 | ||||
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Amazonで予約注文して、発売日当日に一気読み。 救急医・武田のもとに搬送されてきたのは自分と瓜二つの溺死体。「自分は一体何者なのか?」 真相の鍵を握る人物に会おうとしたところ、その人物が死体となって発見される。しかも密室で。 謎の提起が非常に面白く、本を開く前に探究心に火がついてしまった。 しかし圧巻はこの後。 武田と旧友の消化器内科医・城崎の謎解きの展開がロジカルでテンポよし。 さらには自分のルーツに至るシーンは非常に重苦しく、バリバリの社会派の色に。 重苦しい空気のまま進むかと思いきや、解決編で披露される城崎の論理にスッキリした。 さらには、あのラスト一行、、、。 本書にネックがあるとすれば、ネタバレせずに感想を書くのが難しいというところか(笑) これほどに完成度の高い本書がデビュー作というのがすごい。 次回作への期待は自ずと高まる。 | ||||
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