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わたしの知る花
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わたしの知る花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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とにかく登場人物が自分の思いを喋りすぎる。ものわかりのよい人たちばかりというか、ストーリー展開上都合よすぎる。ゴリゴリの昔の考えをもった爺さんが、性の違和感にそこまで寄り添えるか?他にもとにかく登場人物がきれい事を喋りつづける。意味のない登場人物も何人か。これがそこまで絶賛される理由がわからない。 | ||||
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じゃあ書かなければいいのだけど、 とてもとても 心 動かされました。町田先生の作品に始めて触れたのですが、これからたくさん読めるのは幸せですね…… 平さんと悦子さん…素晴らしい生き様でした。 | ||||
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物語は短編小説という形になっているが、全体を通して読むと絵描きジジイと呼ばれている77歳の葛城平という老人の数奇な物語だった。 好きな人と一緒にいるだけで幸せなはずなのに、全然うまくいかず、常に回りに振り回されて生きてきた平。 そんな平の人生が、全然違う人生を生きてきた他の登場人物の話をきっかけに少しずつ明らかになっていくという展開。 一章に登場する高校生の安珠と奏斗、二章に登場する母の紫里と娘の三園、三章に登場する老人の光男、四章に登場するアパートの大家をしている風太郎と奈々枝夫婦、そして最終章は平と幼馴染の悦子。 それぞれに悩みながら自分の人生の懸命に生きてきた者たちの短編だけでも十分に読み応えがあったが、苦難の道を行く葛城平とそれを見守ってきた悦子の物語は最後まで胸が締め付けられた。 最後まで読み終わったあと、改めて一章を読み返すと、友人の奏斗との関係に悩んでいる安珠に対して、平がかけた言葉の節々から改めて後悔や苦悩が感じられて切なかった。 特に印象に残った言葉を以下に抜粋。 ・話をしろ。何度だって言葉を重ねて、相手の言葉に耳を傾けろ。いったん離れてしまった気持ちは、もしかしたら取り戻せないかもしれない。でも、きっと間に合うと信じろ ・近くにいてもらおうとして傷つけるくらいなら、離れた場所で笑っていてほしいわ。束の間でも傍にいて笑いあえた、その記憶だけで十分。大事なひとが笑っている、それだけでいいのよ ・事実だけを並べたら悪いひとなんですよね。でも、あのノートを見たら、簡単に言い捨てていいとは思えない。たくさんのひとの意見も大事だけどお、あたし本人が感じたものを信じるのも、大事だなっていまは思っています | ||||
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人生にはその時々に出会う花がある事に惹かれました。 | ||||
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一話ごと(五話からなる)に語り手が代わっていく。 物語が進むにつれ、一人の老人の来し方が浮き彫りにされていく、という趣向。そこに季節の花を寄り添わせながら。 相変わらず、読者の心の琴線に触れてくるストーリー展開と、作者ならではの筆運びは流石だ。 読了後は崇高なカタルシスを味わう事ができた。 日々の暮らしに心が渇いてしまっている人に勧めたい。 | ||||
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人物設定がリアルじゃなく、この人がこんなことするわけないっていうのを感じすぎて半分までしか読めませんでした。 | ||||
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章によって話が違うのかと思いきや同じ登場人物が出てきて、ん?これは繋がっているのかと思いながら読み進むことができあっと言う間に読み終えました。そして涙がポロポロ溢れます。笑えるところもありいろんな感情を掘り起こしてくれました。読んでよかったと思える1冊です。 | ||||
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町田さんの作品全て素敵なお話ですが、今回も相変わらず素晴らしい しかし、相変わらず切ない また新作楽しみにしてます | ||||
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やっぱりまた泣いてしまった。しかも地下鉄で。。 平さんが書いた物語の最後にエコさんに会いに行く。やっと素直な気持ちで会いに行く。時間はかかったけど、気持ちが通じて本当に良かった。 平さんとエコさんの人生の話で、二人は思い合っていたのにどうしても一緒にいられなくなる。その理由が切な過ぎて苦しくなった。取り返しがつかなくて、忘れる事は出来ないし、苦しみ続ける事を選んでしまうような。 孤独に亡くなったようだけど、平さんは一人じゃなくて良かった。杏珠さんにも平さんの本当の優しさが伝わって、それが最後はエコさんにちゃんと届く。いろんな辛い思いを抱えて、そしてたくさんの時間もかかって、単純な幸せではないけれど、平さんエコさんも最後は幸せになれたと思う。これを書きながらまた泣いてしまった。。笑 誰かに思いを伝える事は、タイミングが大切だよなーと自分の人生でも少し思い当たる事がある。自分の勇気のなさに情けなくなる。奏斗さんの成長が自分にとってはすごく嬉しくて、勇気付けられた。 少し胸が苦しくて、でもすごく幸せな気持ちになれた。読んで良かった。町田さんの作品が大好きだなー | ||||
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老人って常識、今の常識が無くて気難しくて大変。あー嫌だ、嫌だ。当然のように古い常識を振り回したって聞き分けのない年寄でしかない。そんな愛おしい老人が出てくる話。若い人とも暖かい交流ができて素敵な話。 自分が年金を受給するくらいの老人になってつくづく思う。身体は思うようにならないし、一言でいうととても寂しい。若い人はこの本を読んでどんな感想を持つのだろう。今の人は男だとか女だとか変にこだわらないし、こんな老人のことも決めつけずに受け入れてくれるのかしら。 | ||||
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様々な人の視点から伝わる謎の老人の話。不器用ながらも懸命に素直に生きてきた老人の過去にウルっときます。人間の後悔や弱い部分を改めて考えさせられる作品でした。町田先生の他の作品はこちらが初めてでしたが、過去の作品も今すぐにでも読みたい!引き込まれる最高の小説でした。 | ||||
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派手さはないけど、優しい内容でじわじわ胸に染み込む話でした。面白かったです。 | ||||
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何度も読み返して、あれは、そういうことだったのかと、何度も泣きました。老人同士の若い時からの恋愛に涙しました。是非、読んでほしい、最高の傑作です。 | ||||
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町田その子は新作が前作を超える 毎度毎度、泣く | ||||
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