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夜光虫



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜光虫
夜光虫 (角川文庫)

夜光虫の評価: 4.19/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6:
(4pt)

暗闇

「ノワール」って言葉がやっとぴんときた。読んでいる間中、ずっと真っ暗闇を歩いているような感覚だった。作者の他の作品と同じで、絶対「好き」な作品とは言えないのだが、心も体も完全に作品の世界にのめりこんでいた感じがする。大変魅力的な小説でした。
夜光虫 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜光虫 (角川文庫)より
4043442033
No.5:
(4pt)

あまりにエキサイティング!

〈馳星周の小説って、一見面白いけどさ、おおすじいつも同じじゃない?引出し少ないんだよね〉なんて思っててゴメンなさい。殺人、インセスト・タブー、アダルト・チルドレンなど骨子は過去の作品たちと似ているのだが、怒涛の物語に引き込まれ、時を忘れる。いつもながら、ただならぬ求心力だ。これは暴力と死で紡がれた、大人のための(血沸き肉踊る)御伽噺である。
夜光虫 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜光虫 (角川文庫)より
4043442033
No.4:
(4pt)

期待は裏切らない。

中国系マフィア、堕落していく主人公、意外な血縁関係、そして漢字三文字のタイトル。「不夜城」、「鎮魂歌」に続く3作目としては、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切らない内容です。この作品の登場人物を「不夜城」に当てはめると、加倉が健一で王東谷が楊偉民かな(この説明だけでもかなりのネタバレ)。しかし、読後感はまったく違います。ラストシーン、悲劇的な終わり方には違いないけれど、僅かながらも「救い」がある。少なくても虚無・無力感は残りませんでした。登場人物は相変わらず、どいつもこいつも感情移入できないような嫌な奴ばっかりだけどね。
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4043442033
No.3:
(5pt)

閉塞した世界の中で堕ちていく主人公

栄光に彩られた日本球界から一転して、八百長まみれの台湾球界に身を投じることになった主人公・加倉昭彦が堕落していく様は、大変読み応えがある。閉塞した状況の中で絶望に向かって突き進み、そして堕ちていく人間の哀しい姿を、見事なまでにリアルに書き切った暗黒小説である。
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4043442033
No.2:
(5pt)

人間の屑、The king of trash!

日本から台湾へと渡った一人の負け犬野球選手。一から出直そうと再び野球に励もうとするが、そこは、八百長だらけの汚れた世界だった。結局自分自身はまり込み、マフィアのtargetになる。絶体絶命から抜け出せるのか?
馳星周 のなかでも、この本が僕は一番お勧めです。主人公が、とてもCOOL! 昨日の友は今日の敵。自分さえよければそれでいい。そんな腐った人間たちの戦い。もしあなたがこの本が好きなら、あなたは、、、、、答えはあなたの心のなかにある。
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4043442033
No.1:
(4pt)

台湾プロ野球と八百長とマフィア

元々は日本のプロ野球で活躍を期待されていたピッチャーが故障で活躍を断念し、台湾に渡って野球を止めることができずに、しかし八百長に手を染めている加倉という男が墜ちていく話。台湾の熱気が非常に鋭い描写で描かれており、そこにいるマフィアと日本統治下時代に育った老人。少し話は複雑だが、一気に読めてしまう。ラストのシーンはまるで映画のラストシーンのようにきれいな印象。おもしろく読める。
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4043442033

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