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アノニム
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アノニムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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原田マハさんの作品は、やっぱり美術がらみのものがいいですね。キュレーターとかオークショニアとか、初めて聞く職業ばかりで、とても興味深いです。 | ||||
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「アノニム」は、ジャクソン・ポロックの幻の絵画「ナンバー・ゼロ」をめぐるオークションの裏で暗躍する窃盗団の活躍を描いたエンターテインメント小説です。 原田マハさんの作品としては珍しく、歴史や伝記ではなく、スリルとサスペンスに満ちたストーリーが展開されます。 アートに対する情熱や思い入れが伝わってくるとともに、登場人物たちの駆け引きやアクションも見どころです。 アートの背景やジャクソン・ポロックの作風についても分かりやすく説明されており、アートに詳しくなくても楽しめます。 アートとエンターテインメントの融合を堪能できる一冊です。 | ||||
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最初に画で登場人物が書いてあるので読み易かったです。 | ||||
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登場人物たちの熱意や香港の描写がとても素敵で引き込まれました。 | ||||
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この作者が大好きな知人へのプレゼントに購入しました。絵画 | ||||
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アートの力を信じる華麗なる大人達の物語。 舞台は学生運動真っ盛りの香港。 時代は違えど、芸術の壁をこわしたいともがき続けた芸術家「ジャクソン・ポロック」と香港の学生「英才」を重ね合わせ、そして、アートの持つ力を1番訴えたい原田マハの想いが見て取れた。 内容はさながらハリウッド映画を見ているようなスピード感で描かれており、誰もが難なく読み進められると思う。 ただアクション性がある分、若干内容が薄いかなというのが正直な感想。 しかし、それにしても著者の描く作品の多様性には驚かされる。非常に多様で読んでいて飽きない。 さて、次は何を読もうか。 | ||||
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世界が見える。この作品から感じる良さはそれで、私には原田マハさんはそこも届ける材料というか目的だったのかもとも思えました。実はまだ読んでいる途中なのですが、在野の人間とそうではない人間の両方が出て来るし、MoMAでも働いた作者だからこその他に並べる肩がないこの分野の経験則がふんだんに盛り込まれていて、さらっと書いた?渾身の作品?その両方も香って素晴らしいです。 私には一番は人物描写です。イタリア人アーチストがほぼほぼ保守的なイタリア国内では苦しむしかないので多くはアメリカなどへ出て学ぶ現代世相も作者は肌でよく知っているからの人物設定だったり。貴族というのがどういうものかもその社会をよくご存知の様。またはオックスフォードで学位を取った美術史家の設定など、100年やそこら前から脈々と続くこの種の広い文化史や評論にも長けた著者の知識、博識。南仏に漂う絵画鑑賞の幸せなども想起出来、網膜に浮かぶ絵がきっと読者それぞれを楽しませるだろうと思えます。 ジャクソン・ポロックの抽象画が出て来ますが作者の文章や記述は緻密でかつリズミカル。日本では難波田龍起さんが私にはポロックと同じ世代で抽象絵画を作った本命だと思いますが、コンテンポラリーの騎手が学んだのはコンテンポラリー以前なのだから、私にはそんな「親」みたいな存在の彼らが学んだ先も大切にしたいなと思います。 日頃や境遇のいたたたまれない気持ちをカンバスにぶつける作品はコンテンポラリー後の今だって世界言語として多くの人の心に届きます。美術でなく音楽の世界でも例えば実父を自殺で失くした子供のYOSHIKIが、その後与えられたドラムにその衝動をぶつける事で世界的な屈指のドラマーにもなってX JAPANを率いて世界の中心にいるのも同じ形。苦から生まれる良さや作品も、この小説のようにまだまだこれから世に出て来そうです。時代を縦横に、そして今を生きる人たちを描く原田マハさんのペンによる筆遣いも素晴らしいなぁと思うこの作品です。 | ||||
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私はこれまでボロックの作品に、迫力は感じても良さはなかなか実感できなかった。それが、一冊を読み終えたあと、大切な1枚、大切な一作品だと思えるようになる…ストーリーの力は偉大だなと思う。たとえフィクションだとしても物事の核心をあぶりだしてくれる。 | ||||
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アートサスペンス?すらすらと一気に読める。 | ||||
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アノニムとは匿名、仮名、といった意味でアートの解説プレートにアノニム、とある場合には作者不詳を示す (ちなみにアノニマスとすると匿名のハッカー集団になってしまうので注意) で、この原田さんの新作ではアノニムとは7人の知力、財力、才能あふれる特殊技能を持ったアート窃盗チームの 名称です 窃盗チームといっても盗難や裏ルートで奪われたアートを奪い返し、しかるべき修復(クリーニングという)を施し 鑑定書をつけて元の持ち主に届けるというキャッツアイとかルパン三世みたいな正義のヒーローなのです というわけで原田さんの今回(今シリーズ?)のコンセプトはズバリ原田版ライトノベル、 アートアクションエンターテイメント!だそうです ここまで書いて、或いは読んで、「これはムムッ?例のカドカワスリップか?嫌なニオイがする」と思った読書家の方、 あなたは鋭いですね(笑) それは確かに天才ハッカー少年とかクールな女性建築家とか遣り手のオークショニアとかのクセのある 美男美女が近代アートのJポロックの未発表作品を巡って活躍するっていうのは アート好きにとってもラノベからアートの楽しさに目覚める若い読者にとっても、まさにツボな選曲、 ナイスなコンセプト、・・・なわけですが 今ひとつ服に身体が馴染んでいない、というか出版側の戦略がミエミエの気がします 特に楽園のカンヴァスやゲルニカでアート心を萌えあがらせてしまった純正原田ファン達には、 こんなの原田さんじゃないッ!って反抗してしまうかも知れません 確かに僕もアートっていうのはもっとその存在自体がエキサイティングでスリリングなものであって、 無理にミッションインポッシブルっぽく煽らなくても映画じゃないのだから本の世界ではじっくりと 丹念にいじって欲しいと思ってしまったのですが しばらくして落ち着くと、この原田さんの試みを無為にディスるのではなく、この本の価値とか意義を 認めてあげたいと思う気になってきました そりゃあ現時点では多少年齢不相応にエンタメしたりアクションする無理感はプンプンするものの、 この方向性で原田さんがもっともっとアートとノベルをコテコテに煮詰めてダヴィンチコードっぽい 大傑作をモノにしたら、こりゃ楽しいんじゃない?読んでみたいっ!って思うでしょ? そんな意味で前向きに多少毛色の変わったマハさんを読みたいって人にはおススメできる本でございました | ||||
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現代アートの素晴らしさを分かりやすく伝えてくれた。 ポロックの絵のために、話の筋が書かれていました。 映画化を希望します。 雨傘革命について書かれていて、当時の雰囲気を感じれます。 | ||||
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今までの作風とは変わった. でも,気軽な感じで楽しめました. シリーズ化するのかもしれない. | ||||
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