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禍
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禍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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久々に読書で生理的嫌悪感を堪能した。筒井康隆の「宇宙衛生博覧会」以来、ですわ。 耳、口、鼻、目、髪・・・肉と身体のパーツそれぞれにテーマを置いた独立した・連作でない短編集。 特にイケているのが「耳もぐり」と鼻の「農場」と「髪禍」。 どこかでサブリミナル的に読んだりしているかも・・と誤解しているが、それぞれ本としては読んだことはないものばかり。 この読んだ気がする・・・というのがミソというかトラップで、それってきっと読んでたんじゃなくて、前から夜の夢の(悪い夢ね)繰り返し見てきて体験してきたからではありませんか?? 読み終わったあとで、しみじみと自分の耳を鏡で見て「ああ、なんて変な形してるんだろう・・・?」とか「うう、なんか耳の形前からこうだったっけ?なんか変わったような気がする・・」 と独り言うのがおススメの読後スタイルですわ。 表紙もそれぞれにステキで”映え””してる。 書籍版は真っ黒に焼け焦げたような色合いのドールのフィギュア人文字。コミックス版は、なんじゃこりゃ、な人の指先。 これって、この形に指を組むことができれば誰でも貴方でも耳もぐりができますよっていう、本の中のアレ、であります。 | ||||
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没入感がすごい。読んでるとおかしくなる。 | ||||
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このホラーがすごいの1位だったので買ったけど、怖くはないので求めてるのと違った。 文章がくどくて読み進めるのがつらかった。 とくに耳もぐりが話すすまないし、イマイチでした。 | ||||
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内容としてはダークファンタジーな話が続いています。主人公はどれも何らかの影を背負っていて、それに関連するような不思議な出来事に遭遇します。 淡々とした文体でオチまで続くので少し退屈に感じました。話自体はつまらなくは無いのですがオチが弱いので星3つにしました。 | ||||
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文体は好みが分かれるように思いました。 | ||||
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今までに、読んだ事が無い作家 | ||||
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まだ、途中までしか読んでいません。 想像力は凄いかもしれないけど、自分には、表現が回りくどい感じですかね。読んでいて妙に疲れました。 説明がしつこいな~とゆう感じです。 暫くしてから、続きを読もうと思います。 | ||||
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ホラーというより、純文学寄りの幻想文学とか、前衛小説といったジャンルに分類されそう。短編集だけど、文章が長く、情景描写、心理描写、比喩が細かいので、小説を読みなれていないと、読むのが大変だと思う。文章も改行の仕方も、気軽に読めるエンタメではない気がする。どの短編も変身、変化がテーマなんだな。〝禍〟とは変身せざるを得ない事態を指しているのかな? | ||||
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耳、鼻、口といった人間の「からだ」をテーマに、未だかつて誰も見たことがない景色を見せてくれる本作。 各短編の主人公と共に読者である我々も全く予期せぬ、とんでもない結末へと一直線へと進んでいく。 日常の何気ない風景がほんの些細な違和感をきっかっけにどこまでも瓦解していく様は、おぞましいと感じつつも目をそらすことができない。 強制的に読者を歪な世界へと誘う、その吸引力、没入力は圧巻。 また本作は、映画やドラマといった直接的な映像表現を前にしても一切引けを取らない。 それほどまでに本作で描かれる光景は、我々読者の脳内に対して直接的に広がっていく。 自らの想像を遥かに凌駕する世界を体験する、それこそが読書の醍醐味であることを本作は思い出させてくれるのだろう。 | ||||
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面白い。面白いのだが、怖くはない。そして「驚愕」というほど、読者を裏切るような展開が待ち受けているわけでもない。重厚感のある文体だが読み難いというわけではなく、作者の描きたい世界観にはマッチしていると思う。しかし、作品によっては文体の重厚感が冗長に感じられた。 (以下ネタバレあり) 『食書』『耳もぐり』まではなかなか楽しめたが、『喪色記』は冗長すぎてダレるし、『柔らかなところへ帰る』も引っ張った割にオチが残念。『農場』『髪禍』は中盤までは期待したが、この種の話の展開としては比較的月並みな落としどころに落ち着いてしまった。最後の『裸婦と裸夫』は、昭和のころの筒井康隆のスラップスティックSF的な印象で、しかも結末はちぐはぐな印象。 装丁の禍々しさや、帯文や書店店頭の惹句で散々煽られていただけに、読んだことを後悔するほど取り返しのつかない物語を読まされるのかと期待しただけに、少々残念だった。 | ||||
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この作家の作品が未読で、これから読む人、購入を検討してる人に「どんなジャンルの話?」と聞かれても答えるのは難しい。 SFファンタジーホラーにユーモアを練り込んだ短編集、とでも言おうか。奇想天外である。一見ナンセンスとも取れる出だしからの盛り上げ方には迫力がある。ただしほとんど「オチ」はないものと思った方がよい。起承転結ならず、起承転転である。ミステリー系のオチ好きはちょっと足を掬われるかもしれない。 (以下、ネタバレ含みます) 1話目「食書」SFホラー。これにはちょっとした「オチ」があって(多分だけど)笑いを取りに行っている。 2話目「耳もぐり」奇抜なSFホラー。これ好きな人多いはず。 3話目「喪色記」SFダークファンタジー。 4話目「柔らかなところ‥」 ちょっとエロいファンタジー+ユーモア。 5話目「農場」ホラー。不気味。ホラー好きにはおすすめ。 6話目「髪禍」SFホラーファンタジー。アニメ的世界観。 7話目「裸婦と裸夫」ファンタジーユーモア。ちょっと筒井康隆を彷彿。たぶん笑いを取りに行っている。 参考まで。読む価値あります。 | ||||
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とても面白かったですっ | ||||
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ありがとうございました! | ||||
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数多くのホラー系小説を読みましたが、最も心にもたれる一作でした。 薄く見える本ですが、行間が狭いこともあって、実はかなりのボリュームです。 食傷気味になるくらい。 1つ1つの話は切り口が違って面白く、ちょっと笑ってしまうシーンもありますが、読後感どうこうではなく、兎に角重たいんですよね。 読んでて疲れる、というか。ホラー小説としては面目躍如なんだと思います。 また、表現方法が非常に独特で、擬人的な比喩などが凄いですね。 ここまで色々な表現ができるのか、と驚きの連続でした。 個人的には、お勧めの一作です。 滅茶苦茶怖くて眠れない、みたいなことはないですが、1回くらいは悪夢もみるかもしれません。 | ||||
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場面に適した表現がなされていて唸らされました。今、なかなかエンタメではこういう文章に巡り会えない。作者の表現に対する真摯な態度が伝わってきます。ただ話の展開がどぎつくおもしろければいいという昨今の小説にはない満足度。 | ||||
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とても面白く一気読みしました。 | ||||
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途中離脱しました | ||||
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1話1話が世にも奇妙な物語っぽくて好き。だが、禍って題名なのに禍って内容じゃないような…。 | ||||
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残念ながら、私には合いませんでした。 読みにくい文章と、延々と続く一人語りがキツかったです。 大衆向けの作品というよりは、分かる人にだけ伝わればよいという作者の気概を感じました。 | ||||
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絶対にありえないことなのに、さも身近で起こっていそうに感じてしまう恐ろしさ、身の毛もよだつ怪奇を受け入れざるを得ない読者が続出しているでしょう。安部公房を想起させるような巧みな筆さばきで、読む者を逃れられない深淵へと誘い込まれます。「買い」ですー。 | ||||
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