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(短編集)
地雷グリコ
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地雷グリコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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読むに耐えない。 | ||||
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ちゃんと面白いエンタメ小説だった。 ただ私は、これをミステリだと思って手に取った。だって本格ミステリ大賞取ったんだもの。直木賞の候補だっていうんだもの。 風聞に流されて変な期待感を持って読み始めた私が愚かであり、この作品も、筆者も、なに一つ悪くない。 本来、あらゆる作品にはなんの偏見もなく読み進めるべきなのだ。 読み終わった私の感想は「これ、原作が漫画の小説化?」だった。 そんなことはなく、もともと作者が漫画原作と活躍されている方だった。私の見識の浅さに恥いるばかりだ。そしてきちんとこの小説は漫画化された。売れるといいな出版界の盛り上がりを願うばかりだ。 さて、誤解がないように言うが、この小説はちゃんと面白い。 もしもこれがライトノベルとして出版されて手に取ったら、舞台設定がちょっと適当だけど頭脳ゲーム戦をちゃんとやってくれている! と感心して高評価しただろう。 だけれどもこれはラノベではなく権威ある賞を受賞した一般文芸作品として売り出されていた。 これはミステリでもなければ、文芸としての人間ドラマもない。 登場人物は人間ではなくキャラクターとして描かれており、ドラマ描写は弱い。ライトノベルのキャラクターか、よくてキャラ文芸。それが悪いのではなく、それを一般文芸とするのが悪い、というのはもう老害じみてるのかもしれない。……でもこれ、どう考えても漫画化を前提としてるよね? 話は基本的に、ワトソンポジの主人公がホームズポジで活躍する女の子のゲームをハラハラしながら見る構造だ。頭脳ゲーム戦は主人公のピンチを演出しながらもルールの裏をかいて勝つという形式を繰り返す。 もちろん、頭脳ゲーム戦の出来はいい。世に溢れるラノベの頭脳戦はすべてこれの真似をしろと言いたいくらいお手本の構造をしていて、エンタメ的で、もうはっきり言って漫画のプロットじみている。最初から漫画で楽しませろ。 総じて、エンタメとしてのお手本とすらいえる完成度が高いキャラクター小説である。 読んでいて気持ちがよく、楽しく、けれども文芸作品ではない。今回は候補止まりだったが、こう言った作品が直木賞をとったら、完全な時代の変遷になるだろう。それは悪いことではなく、文芸というジャンルがよりエンタメとして洗練されていく過程なのだと思う。 なんにしても、偏見なく読みたかった一冊です。誰だこの小説をミステリだとか売り出したのは。 | ||||
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軽い気持ちであれこれ考えずにグングン読める。少年漫画とか、ライトノベルみたいな爽快さ。若い世代には特に人気が出そう。 | ||||
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まず、「本格ミステリ大賞」受賞作品だったので、自分が考える本格ミステリーの文脈で読み始めたのが良くなかったかもしれない。蓋を開ければ、カイジの限定じゃんけん的な世界観を、高校生主人公の学園物に置き換えた作品だった。 それぞれの章ごとに独自ルールのゲームが設定されているのだが、後半にいけばいくほど、内容が複雑化していくため、今一つ乗り切れないまま終わっていく印象だった。キャラクターや舞台設定も非常に漫画的なので、これが原作の漫画だったら面白いのかもしれない。小説というフィールドで読者を引き込むには少し力が足りないかなとという印象で、全体的に消化不良だった。 | ||||
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学園ものの推理ゲーム集 文章が下手なので、長時間読むのはきつい。 IQ120もあれば、論理破綻に気づく。 女子高生の描写も中途半端で、違和感が残る。 無理やりポップに描こうとして大失敗している。 もっと名作を読んで、表現方法を磨いたほうが良い。 MARCHレベル以下の人なら満足できるかも。 直木賞をとれなくて当然。 | ||||
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最初の2話までは面白く読みましたが、勝ち方がワンパターンなのと、どうしてもこのアニメキャラ的な人物たちの造形が自分には合いませんでした。小説じゃなくていいのでは?と思ってしまいました。あと、女子の赤いブラは案外白いシャツに透けません。そういう細部からして現実と乖離していて、全体的にイメージで書いている感じがしちゃいました。 | ||||
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勝つためには、イカサマは勿論、犯罪まがいをも許容することは、私にはあいませんでした。 | ||||
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まず基本的にゲームがそこまで面白くない 論理的っちゃ論理的な部分もあるが基本的に子供だましのような トンチが多いし あっと驚くような 心理の外側を付くような論理は出てこなかった 例えば表題作の地雷グリコだが 最初にルールを聞いた瞬間に連鎖爆撃は思いついた 普通誰か聞かないか?降りた先に地雷があったらそれはどうなるんですか?って 一応なぜ聞かなかったのかという心理誘導をしたという説明はあったが正直納得しがたい 説明を聞いてる外野の心理描写にすらそこに疑問をもつという部分は無かったからだ 結局ラストの落ちのためにキャラを都合よくバカにしている カイジの限定じゃんけんのような上質な頭脳バトルを期待して読むと俺みたいに肩透かしを食らうだろう そういうのにあまり触れてこなかった素人なら楽しめるかも | ||||
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