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ムーンシャイン・ウォー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ムーンシャイン・ウォー (扶桑社ミステリー)

ムーンシャイン・ウォーの評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ストレスぶっとびの爽快感

禁酒法時代、ケンタッキー州の田舎町。

サン・マーティンの隠し持つ大量の密造酒を目当てに、戦友フランク・ロイドとその仲間たちがやってきた。禁酒法取締官の身分を盾にてサンへの揺さぶりをかけるロイド。ロイドの仲間たちは、徐々に犯罪者の本性をあらわし、サンを、そして、住民たちを暴力の渦へ巻きこんでいくのだった・・・

悪党どもを描かせたら天下一品、エルモア・レナードの初期作品である。敵役のエメットとデュアルは、悪党過ぎて読み進めながら沸々を怒りが湧いてくる。

サン VS ロイド一派の諍いは戦争のごとき様相を呈するのだが、西部劇にさも似たりの悪党どもの宴が催される。

サンの家に総攻撃を繰り広げるエメットら犯罪者集団。危機一髪に陥るサン。どうなる、どうするとクライマックスへ。

ストレスぶっとびのラストは爽快感満点である。
ムーンシャイン・ウォー (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:ムーンシャイン・ウォー (扶桑社ミステリー)より
4594007864
No.1:
(4pt)

映画チック!! レナードの習作(というには立派)時代の作品

 レナードの初期の作品は、B級映画化を意識していたようで、場面、場面が浮かんでくる楽しいく、禁酒法モノのB級映画の原作にぴったりです。
 マーティンはマットデイモンかな、フランクは昔のショーンペンにやらせたいなあとかいろいろ配役まで浮かんできます。
 ムーンシャイナーとは月下で作る密造ウィスキーの隠語だと知っていましたが、この語感あふれる単語がそのまま題名になっていて大変よろしい!!
 最後は warとなって派手に終わってしまうのだが、この結末も初めは好きになれなかったけれど、今は納得できますね。
 レナードタッチの小悪党どもが皆生き生きしていて楽しいです。
ムーンシャイン・ウォー (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:ムーンシャイン・ウォー (扶桑社ミステリー)より
4594007864

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