ムーンシャイン・ウォー
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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レナードのデビューはクライムノヴェルではなく、実はウェスタン小説。本書はその頃に書いたウェスタン小説の一部だが、意外と、いやすごぶる面白い。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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禁酒法時代、ケンタッキー州の田舎町。 サン・マーティンの隠し持つ大量の密造酒を目当てに、戦友フランク・ロイドとその仲間たちがやってきた。禁酒法取締官の身分を盾にてサンへの揺さぶりをかけるロイド。ロイドの仲間たちは、徐々に犯罪者の本性をあらわし、サンを、そして、住民たちを暴力の渦へ巻きこんでいくのだった・・・ 悪党どもを描かせたら天下一品、エルモア・レナードの初期作品である。敵役のエメットとデュアルは、悪党過ぎて読み進めながら沸々を怒りが湧いてくる。 サン VS ロイド一派の諍いは戦争のごとき様相を呈するのだが、西部劇にさも似たりの悪党どもの宴が催される。 サンの家に総攻撃を繰り広げるエメットら犯罪者集団。危機一髪に陥るサン。どうなる、どうするとクライマックスへ。 ストレスぶっとびのラストは爽快感満点である。 | ||||
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レナードの初期の作品は、B級映画化を意識していたようで、場面、場面が浮かんでくる楽しいく、禁酒法モノのB級映画の原作にぴったりです。 マーティンはマットデイモンかな、フランクは昔のショーンペンにやらせたいなあとかいろいろ配役まで浮かんできます。 ムーンシャイナーとは月下で作る密造ウィスキーの隠語だと知っていましたが、この語感あふれる単語がそのまま題名になっていて大変よろしい!! 最後は warとなって派手に終わってしまうのだが、この結末も初めは好きになれなかったけれど、今は納得できますね。 レナードタッチの小悪党どもが皆生き生きしていて楽しいです。 | ||||
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